First Man 2018年 アメリカ作品
監督 デイミアン・チャゼル
出演 ライアン・ゴズリング クレア・フォイ ジェイソン・クラーク カイル・チャンドラー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1961年.空軍のテストパイロット、ニール・アームストロング。
彼には病気の娘がおり看病のかいもなく亡くなってしまった。彼は悲しみをこらえNASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に応募し、面接の時に、娘の死が影響するかも知れないと正直に面接官に話すのだった。
その後、合格。
そこから過酷な訓練に耐えつつ宇宙へ行ける機会を待っていたが、なかなかそれは実現しなかった。
そんなある日、仲間が着陸時に死亡してしまう。
再びの悲しみに浸るまもなく、ソ連に宇宙開発への一歩をリードされてしまったアメリカ。
そして、やっとのことで、アームストロングが宇宙へ行く事になった。
だが、妻からは息子達に自分がどうなるかを説明して欲しいと促されるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
月面を歩いた宇宙飛行士ニール・アームストロングのその月面を歩くまでの物語。
行くまでの過程がどっかで~と思ったら、デニス・クエイドが出演した「ライトスタッフ」だった。
あれは群像劇だけど、こっちは1人に注目しての物語になっているとのこと。
それでは、早いですが、注目のゴズリング君はと言いますと、主人公のニール・アームストロングでした。
無口な男で、むちゃくちゃ格好いい。
どんなに過酷でも、文句を言わず黙々と熟していく。
冷静でクールな感じだけど、内に秘めてるものは、熱かったんじゃないかなと憶測する。
というか、
全ては、亡くなった娘さんの為だったってことだと思うのだ。
感情を表に出さず、タンタンとがんばる姿は、凄いな~と思ったのでした。
自分の気持ちをコントロール出来るって事だと思うから、そこも尊敬してしまったのだ。
ご本人も本当に無口だったそうで、あんな凄いことをしても、変わらずの生活を送ったとのこと。
そんなお人柄も凄いなぁ~と尊敬してしまうのでした。
そうそう、ネタバレになってしまうが、仲間の葬式で、娘を思い出すシーンは、泣けたなあ~。
それと、「話したいとは思わない。」と言うシーンはむちゃくちゃ素敵でした。