
Splice 2008年 カナダ・フランス映画
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ
出演 エイドリアン・ブロディ サラ・ポーリー デルフィーヌ・シャネアック
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ニューステッド製薬のバックアップの元、新薬を開発するという名目で、遺伝子の掛け合いを実験していた、科学者のクライブと妻エルサ。本日も新しい生命を取り出す事が出来た。
次の段階、新薬の開発を急ぐようにと指示された二人だったが、また新たな生命を作り出す事に熱中してしまう。今度は、人間の卵子と結合させた。見事に成功し、可愛らしい生物が誕生する。急激に成長するその生物はだんだんと人間の女の子らしくなっていく。
二人は同僚でクライブの弟にも内緒でその生物H-50をドレンと名付け場所を移し観察を続けた。だが、急激に成長するドレンに異変が起こり始める。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
どんな遺伝子を組み込んで卵子を受精させたんだろう?と映画が終わるまでず~と考えていた、ich。
その事が分かっているならば、今後の展開も分かっていたんじゃないのか?と少し怒りを覚えたからだ。
神の領域に踏み込んでみたい気持ちは分かる。
だが、普通に人間同士でも遺伝子の突然変異が起こるのに、いろんな遺伝子を組み込んだら突然変異が起こる確率の方が高いんじゃないのか?と率直に思えるのだが。科学者はそう思えなかったのかな?
いきなり産まれてきた、奇妙な生物。
足は鶏の足っぽいので分かるが、他はなんの遺伝子だ?
卵子という段階で、誰のかは分かったのだけどね。
そうでなければとっくに、実験を止めていただろうエルサ。
まるわかり過ぎるぜ。(^O^)v
それにしても、
熱を出すと本当にアメリカというかの人達は水風呂にいれるんだね。
日本人にしてみるとすっごく過激でびっくりするんだけど。
それって医学的にいいのかな?(科学者がやってたから根拠はあるのか?)
それでは、
目的のブロディはといいますと。主人公夫婦の夫クライブだった。
一風変わった感じの科学者を好演していた、彼。
ロックテイストっぽい服装も似合ってたもんねえ。
実験の生物にそんなに心を許してしまって大丈夫なのか?と思っていた矢先。
『こら~!(-_-)』とあのシーンを先読み出来たichだったけど、避けても欲しかったりした。
どういう気分でなんだろうかねえ。
タダ単に男性に宿る子孫を残すための行為だったんか?
でもねえ・・・。(--;)
知的で格好良く、戸惑いながらも続けていく感じは、好感が持てて、分かる気がしたんだけどさ。
それにしても、あのドレンの撮影。
大変だったのでは?と思ったのだった。
途中からCGではなく特殊メイクになってたからだ。
演じた女優さんはすっごく演技力が必要だったんじゃないかな?
しかし、凄いよね、ドレン。
陸海空を制覇してしまうんだもの。
そんな人間が出来たら、まじでそら恐ろしいわさ。
実験発表の段階で失敗に終わるのがあるのだが、その話を聞いて「ジュラシック・パーク」かよ~と思ったのは自分だけ?
(そういえば、あれも遺伝子関係だったなあ~)
個人的にはエイリアンとか地球外生物は許せるのだが、自分達で作り出した生物とかは、どうも許せないのだ。
受け入れにくいというか、許しがたいというか。
人間のエゴぽくって嫌いなのだ。
だから、神の領域に入るっていうのはどうかと思う。
そして、最近では、長生きが本当にいいことなのか?とも疑問を抱き始めてしまった。
そう思うのは、自分だけかな?
もしかして、神経病んでる?(爆)