Le toubib 1980年 フランス作品
監督 ピエール・グラニエ=ドフェール
出演 アラン・ドロン ヴェロニク・ジャノー ベルナール・ジロドー フランシーヌ・ベルジェ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
家から車が遠ざかっていく。窓からその様子を見つめる失意のジャン。
シャンパーニュ地方、1983年5月。明日から彼は戦場へ行くことになっていた。
1ヶ月後。
ジャンから手紙を貰った姉のマルシア。TVのニュースを見ながら愛犬と読んでいた。
ジャンは、新人の看護師アルモニーと出会う。彼女はジャンに好意を見せるが、ジャンはそれを拒んでいた。
何故なら、まだ彼は、去って行った妻を想っていたからだった。
次々と傷ついた兵士が運び込まれ、忙しい日々を過ごす、ジャンやアルモニー達。彼女に辛く当るジャンに対して、彼と同僚のフランソワは、優しく、他の皆からも好かれる人物だった。
ある日、手術中にあくびをしてしまったアルモニーに出て行くようキツく告げたジャン。
しかし、疲れて眠っている彼女に、自分の妻の事を告白するの彼だった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
医療ドラマというか、またちょっと違った感じの戦争もの。架空の戦争の架空の野戦病院が舞台。
実は、最初は分からなかったのだ。どの時代の戦争かな?なんて思って見始めたから。しばらく経って、もし、その時代(80年代)に戦争があったら~ってことだな~と。
病院の規模もそうだけど、運び込まれて来る兵士の姿や戦地の様子で・・・。( ̄。 ̄;)
最近のは慣れてるっていうか免疫は少し出来ているのだけど、この時代のこういう描写はどうしても苦手で、気持ち悪かった~。
目を覆いたいぐらいに。
叫び声も。
特に、ラスト。
あの様子はもう・・・。
今ほどリアルじゃないからさ。
それでは、医師のジャンを演じたドロンはと言いますと。
愛情表現が、子供というか。(~_~;) よく、小学校ぐらいの時に、好きな女の子に、つい意地悪しちゃうみたいな~。
素直な彼女に、ひねくれ君がねぇ~って感じでした。
オープニングのジャンの眼差しは、ちょっとキュンとなるほど、格好良かったんだけど。(^_^)v
それにしても、あの手術着ってどうなってるんだ?ちょっと現代風(80年代)にしたのかな?
なんか面白い服装でした。