マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
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「ウォーター・ホース」

2008-11-28 09:28:25 | 2000~2010年代 映画

The Water Horse (ウォーター・ホース) 2007年 アメリカ・イギリス作品

 

監督 ジェイ・ラッセル
出演 アレックス・エテル エミリー・ワトソン ベン・チャップリン ブライアン・コックス デヴィッド・モリッシー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
スコットランドにあるバーで、観光客のカップルが飾ってある新聞記事を見て、「これは嘘の記事だ」と言い出した。偶然側にいた地元の老人が「その写真は嘘だ。しかし・・・」と客に語り出すのだった。
第二次世界大戦下のスコットランド、ネス湖。
アンガス・マクロウは、この湖で大きな卵を発見し、家に持ち帰った。彼は、かつて父親の部屋だった、はなれにこもって、その卵を育てる事に。数日後、卵から産まれたその生物は、いままで見たことのない形をしていた。その生物に「クルーソー」と名付け可愛がるマクロウ。そこへ、新しく来た下働きのルイスにクルーソーが発見されてしまう。彼は驚きながらも「ウォーター・ホース」という伝説の生物だとマクロウに教え、秘密を守ってくれた。
だが、クルーソーは急激に大きくなり、とても家では飼えなくなってしまい、そして・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今年の2月に公開された映画。
主人公の少年が映画「ミリオンズ」の少年だったのですっごく見たかったのだ。
さらに、舞台がスコットランドだったし。

久しぶりのスコティッシュ。
響きが久しぶりで、嬉しかった。
意味は分からんが、スコティッシュとドイツ語の響きは、聞いているだけで好きなのだ。

こういうハートフルな物語は大好き。
ましてや、伝説の~と夢を持たせてくれるのがすっごくいいではないか!
さらに、CG技術の凄さ!
クルーソーはどうやって撮影したのだろう?
後半、
「ガメラ」的な感じになったが、それは少しだけだったので、ホッと胸をなで下ろした。(映画の作品路線が脱線しなくてよかったよ~)

実は、
この作品で、ベン・チャップリンに注目したのだ。
彼の役は、この新しい下働きのルイス。
実は勲章をもらっているくらいの偉い軍人さんなのに、それをおくびに出さず、逆に恥だと思っているという複雑な役柄だったからだ。
それをさらっと演じていた彼がすっごくぴったり合っていたからなのだ。
子供の好奇心に寛大でいる姿。そして、助けてくれる頼もしさ。
自分の理想的な人物だったのだ。
役柄的に「能ある鷹は~」というのが好きな自分なので、さりげなく凄い人物というのは好みなのだ。世間でも、自慢する人物よりも、「実るほど頭を垂れる~」という人物の方が、数倍偉い人物だと思っているからだけど。
自分も出来ればそういう人物になりたい!と常日頃心がけてはいるけどねえ。
無理?(^_^;)

ラストもそうだろうなあ~と分かっていながらも好きな終わり方だった。
久しぶりに大好きな、良い映画が見れて嬉しかった。
出来れば、劇場でクルーソーは見たかったなあ。(笑) 

コメント (4)
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