Keinohrhase 2007年 ドイツ作品 (ドイツ映画祭2008にて上映のみ)
監督 ティル・シュヴァイガー
出演 ティル・シュヴァイガー ノラ・チルナー マティアス・シュヴァイフへーファー アルヴァラ・へーフェルス ユーゲン・フォーゲル
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
タブロイド紙の芸能記者ルドは、カメラマンのモーリッツと共に、あの大スター、ユーゲン・フォーゲルにインタビューしていた。シリコンをお尻に入れたという彼に苦笑いの二人。
数日後。今度は有名スポーツ選手が極秘に婚約パーティーをしていると聞きつけ、コネでそのホテルへ侵入したルド達。パーティー会場の天井は幸いにもガラス張り。びびるモーリッツを安心させようとした行為で、天井が割れご本人の目の前へ突然出現したルド。
その失態が裁判沙汰になり、彼は有罪。刑務所へ行く代わりに、300時間の勤労奉仕を命じられた。
ルドは、その為に保育施設で働く事に。そこには、幼い時にイジメぬいた少女、アンナがいた。
復讐の最大のチャンス!と思ったアンナはルドをイジメ始めるが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
来た~!ティル監督のラブコメ。
ついでに彼の作品が大好きな自分には嬉しい朗報だったので、早速見に行ったのだ。
ベタと言えば、ベタ話。
先読みは出来るが、それでも個人的には好きになった。
珍しく、ティル君ではなく、相手のアンナに感情移入してしまったich。
あのシーンは思わず涙がウルウル。(じ~ん・・・)
では、さっそくティル君から。彼は主人公のルド。
定番の役柄でプレイボーイ。(笑)
お姉さんに落ち着け~と言われていたが、納得だった。(爆)
タブロイド紙の意地悪記者。
有名人にしてみれば嫌な奴なのだ。だけど、ティル君お気に入りで見ている為かそんなに意地悪にも思えなかった。
いつも追われているティル君にとってやりたかった役?
ユーゲンに騙されるというシーンを入れたのは彼らへの当て付けか?(笑)
さて、今回は、ティル君の愛する子供4人も出演している。
出演料の削減か?とも思ったが、
もしかして、あまり会えない子供達との思い出を作ろりをしようとしたのかも?とも思ったのだった。
ティル君もそこらへん、親バカだなあなんて可愛く思えたりして。
何しろルドにくっついているブルー(ティル君の一番下の子)が彼に慣れ過ぎていて、独身プレイボーイという役としては、ダメだぞ!と思ったのだった。
さり気なく手を繋いでいるし、子供を逆さまに連れてくる行為は、子供も相手を信用してないと出来ない事なので、あれ?もしかして自分の子?なんて自分は見抜いてしまったからだ。
子供好きという設定にしないと本当は不自然だよ、ティル君。(爆)
そして、アンナ役のノラさん。
いじめられっ子で真面目という感じが個人的に好感触だった。
なので、あのぬいぐるみを使ったシーンはついホロリとなってしまった。(その前の待ちぼうけシーンからだけど)
個人的にぬいぐるみの存在に弱い自分。
(幼い時からぬいぐるみに悩みを打ち明けていたので、ぬいぐるみは自分にとって特別な存在なのだ。)
あの、おとぼけ耳なしウサギ君が「どうしたの~」と
画面に出てきただけでもう胸がきゅ~んと締め付けられてしまったのだ。(爆)
その前にアンナがベッドに寝かせていたのも好きだったなあ。
忘れそうでしたが、ラストにティル君の言うあのセリフは決めゼリフ?(爆)
来月のティル君のお誕生日頃にはまた新作がドイツで公開される。
前から言っているが今回は、マーク・ケラーも出演するのだ。
そっちも見たいので、是非、ドイツ映画祭関係者様。
来年はその作品の上映を。
その前に、来年も開催してくれる事を願っております!!