麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

おいでよ、マダン

2012年01月21日 | 制作公演関連
昨日の雪は、雨にかわり、
夜半には止んだけれど、
今朝は午前中から雨。
そして昼頃、雪が混じり始めた。

まず、久しぶりに桟敷童子の
稽古場に顔を出した。

地下鉄を使うのだけれど、
斜め前の女子高生は
バレー部らしく椅子に座り、
指にテーピングを巻いてた。
練習試合に向かうのだろう。

西新宿から東池袋に向かい、
「おいでよ、マダン」に参加したのは
14時過ぎ。会場ではテコンドーの
演武が行われていた。


ちびっこの可愛い型から
青年の迫力の板割りまで。
会場は大いに沸いた。

日韓フェスなので、日本の文化も紹介。

こちらは「新内」。
しかも珍しい「ぶんや・ありらん」
という浄瑠璃(演目)。

その他、韓国の民族衣装が
着られるコーナーや物販など。
まさに「お祭り」の一日でした。
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雪、明日はお祭り

2012年01月20日 | 制作公演関連
第二回日韓演劇フェスィバル
四日目の今日は、雪

そんな1月20日。
雪の似合う国・韓国からやってきた
劇団サンスユが千秋楽を迎えました。
日本の戯曲を韓国のキャストスタッフが
創り上げた『奇妙旅行』

抑制の効いた演出と演技が
重いテーマを、静かに深く観客の胸に
突き刺す舞台でした。

客席へ向いた独白をうまく用いて、
実在の女の子が、殺された娘であることが
後半にわかる企みが嫌味なく描かれたり、

その役を演じたキム・ウォンジンの
的確かつ瑞々しい演技をはじめ、
どの俳優も力量が高いことを
異国の台詞でありながら、
まざまざと感じさえてくれました。

殺人や死刑が前面に押し出された
物語を「後味悪い」芝居にしなかった
キャストスタッフのセンスが
際立った、素晴らしい舞台でした。

明日は「おいでよ、マダン」と題して
あうるすぽっとを「広場」と化して
日韓の文化を楽しめるお祭りデーです。

空手とテコンドーの演武、
日韓の打楽器演奏などなど豊富な企画が
盛りだくさん。しかも無料。
13時~17時。
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道の上の家族から奇妙旅行へ

2012年01月19日 | 制作公演関連
昨日、あうるすぽっとホワイエにて
リーディング『道の上の家族』が
昼夜二回、公演されました。

第二回日韓演劇フェスティバル
前夜のオープニングセレモニーの
勢いそのままに、昼夜とも
用意した席がほぼ埋まる盛況。
劇場客席への階段と
扉を利用した舞台。
出演者は、扉を開き、階段を降り、
特設舞台の椅子に向かう。
椅子には「父」「長男」など
役名のプレートが置いてあり、
9人の演者が揃ってそれを掲げ、
物語は始まった……。

作/チャン・ソンヒ、
翻訳/石川樹里、演出/須藤黄英

青年座、文学座、昴等から力のある
俳優が集まり、安定感のある朗読劇だった。

そして本日、二日間の準備を終え、
劇団サンスユ『奇妙旅行』が幕を開ける。

古城十忍の戯曲を、韓国の若手注目株
リュ・ジュヨンが演出する。
彼女はこの作品を2010年ソウルで公演、
東亜演劇賞新人賞を受賞している。

本日19時、明日14時と19時。

殺された娘の父と、殺した青年の両親が
死刑が確定した青年との面会にともに向かう
二日間の旅を描く、異色の作品です。
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ホワイエがいっぱい

2012年01月18日 | 制作公演関連


1月17日、あうるすぽっとにて
第二回日韓演劇フェスティバル開幕
     
わかりずらいけど、劇場のホワイエに
150人以上が集まり、溢れんばかり。
韓国の演劇団体の代表、
明後日初日を迎える韓国出演者たち
(スタッフは仕込み中
そして日本の実行委員をはじめ、
フェスティバル出演者、演出者協会会員、
日韓交流センター役員に批評家など。

この勢いに乗って、東京はもちろん
大阪、福岡も成功に終える、
勇気と希望が沸く盛会となりました。


明日のリーディング『道の上の家族』から
連日、さまざまな企画が今日の会場さながら
ぎゅ~っと詰め込まれております。

東池袋駅直結の劇場へ
皆様、お集まりくださいませませ。
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大阪と福岡の夜

2012年01月17日 | 身辺雑記
硬い話が続きました
一応オフィシャルな仕事だったので。
ベルトコンベア状態で
わたわたと会議と打ち合わせに
明け暮れたけれど・・・
今日はくだけた話を。

福岡の夜。
打ちあわせを兼ねて
「うどん居酒屋ウエスト」へ。

福岡を中心に、九州では有名な
チェーン。他にも焼肉に中華と
多角経営のお店なんだとか…。

もつ鍋に、つまみも5品以上、
お酒もいただいて、最後はうどん。
それで一人1000円ちょいの
安くて美味しい「ウエスト」。

調べたら関東にも出店してました。
長くなるので、今日はここまで。

大阪では交流会のあと
情宣を依頼すべく単身、難波へ。
知人は、元々巨大キャバレーだった
瀟洒なビルの一角を指定してきた。
千日前。なんば花月の近く。
往時ホステスさんが
アフターで利用することが多かった
小ぶりなカラオケスナックが、
素敵なバーに変身。

ライブや芝居も掛かる「PLACEBO」
この話も改めて、詳しく。

いよい夜が明ければ
第二回日韓演劇フェスティバル
東京が開幕です
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トンマッコル、そして福岡で情宣など。

2012年01月16日 | 制作公演関連
1月13~14日、西へ向かったのは、
第二回日韓演劇フェスティバル
『トンマッコルへようこそ』の
打ち合わせや記者会見などを目的に、
演出の東憲司さんと。

東さんは福岡の出身で、
主宰の桟敷童子の公演に加え
トムプロジェクト等、外部での
作演出でも福岡を訪れている。

やはりリアクションが良い
文末に詳しく書くけれど、
記者会見以外の単独取材も多かった。

下は会見風景。撮った角度の問題で
少なく見えますが……どっこい、
新聞四社のほか演劇ライターや
ホール演劇担当者、計八名が席を埋めた。


日韓フェスは
日本演出者協会の主催公演で(※)
東京、大阪、福岡の三都市の
各ブロックが中心に実行委員会を
立ち上げている。
その福岡ブロックは、
近年結成されたばかりで歴史もだが
メンバーの顔ぶれも「若い」。

とにかく勢いがあった。
上記会見は「青年センター」で行われたが
演劇の稽古が無料でできる施設で、
博多の若い演劇人の「広場」だという。
フェスの会場の一つでもあり、
リーディングのほか展示や物販を含む
「お祭り」を開催。

(※)
+韓国の演劇二団体。
東京のみ主催にはさらに豊島区等が
加わっています。


11:00~劇場打ち合わせ
13:00~WEBサイト取材
14:00~福岡制作サイドとの打合せ
15:30~演劇記者取材
17:00~記者会見
18:00~福岡実行委との打合せ
21:15~帰京
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トンマッコル、まずは大阪で情宣など。

2012年01月15日 | 制作公演関連
というわけで。
大阪と福岡に行ってきました。

「え?何が」という方は
1/13付ブログを読んでね。

午前の新幹線で新大阪。
JRと地下鉄を乗り継ぎ、天満橋へ。
第二回日韓演劇フェスティバル
in大阪の会場のひとつ、
ドーンセンターへ到着。

まず劇場打ち合わせと劇場下見
(13:00~)

その後、同施設内の会議室で
記者会見の準備と打ち合わせ
(14:00~)

会見には、実行委員長以下
フェスの演出者らが並び、
朝日、毎日など六社の取材
(15:00~)
活発な質疑もあって約二時間。

さらに実行委員が続々と
集結して制作会議(17:00~)
これも白熱して二時間。

なかなかタイトでしたが、
これまで電話やメールでの
やりとりだった互いの顔が
わかって距離が一気に縮まりました。
問題点も整理できたし。

大阪は2/3開幕。
同月19日まで8作品
(他シンポジウムなど有)で
展開します。
日も暮れて
実行委員との交流会では
会議からこぼれた課題にも触れ、
「大阪都構想」にまで及びつつ
大いに親交を深めて
チェックインしたのは22時過ぎ。

実は担当する『トンマッコル~』。
大阪が、三都市の中で一番
集客に苦戦している……
関西に顔の効く知人に連絡して
なんばのバーで応援を依頼。

2月8日(水)19:00~
ドーンセンター7階ホール

まだ三週間ある。頑張らねば
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トンマッコル、時程を添えて

2012年01月13日 | 制作公演関連
第二回日韓演劇フェスティバル
『トンマッコルへようこそ』
作/チャン・ジン、訳/洪明花、
演出/東憲司[劇団桟敷童子]

1月27日(金)19:30~
1月28日(土)13:00と18:00
1月29日(日)13:00~
1月30日(月)13:00~

於/あうるすぽっと(東池袋)
一般3500円(前売当日とも)

上記作品は、大阪と福岡でも上演。
その記者発表のため、
本日、大阪へ・・・
そして明日は博多へ飛びます。

【大阪】2月8日(水)19:00~
於/ドーンセンター(天満橋)
前売3000円、当日3500円

【福岡】2月11日(土)19:00~
於/大博多ホール(祇園)
前売3000円、当日3500円

このブログを首都圏以外で
お読みになって「東京は遠い」と
思っておいでの方にお薦め。

また三会場とも
学割などの割引もありますので、
お気軽にお問い合わせ下さい。

日本演出者協会
03-5909-3074 またはhttp://jda.jp/

ありゃりゃ本日は
公演情報に埋め尽くされた。
大阪と福岡の話は
帰ったらゆっくりと書きます。


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トンマッコル、写真を添えて

2012年01月12日 | 制作公演関連


第二回日韓演劇フェスティバル
『トンマッコルへようこそ』の
出演者(一部)の写真です。

同フェスのリーディングの
一番手『道の上の家族』の
稽古の・・・(わっ、
やたら〈の〉が続いたよ)
お尻にちょいと顔を出してから
『トンマッコル~』の稽古場へ。

前者は芸能花伝舎、後者は
劇団桟敷童子アトリエ。
歩いて五分ほどの距離で嬉しい。

      

嬉しいといえば……
いや嬉しいとは違うな。
これまで観客として、
その圧倒的な劇世界に
何度も驚かされてきた
桟敷童子の舞台。

ある時は、受付のお手伝いで、
少し近くから接したことも
あったけれども。
稽古を見られるというのは、
飛込台の3メートルから
10メートルに登るほどの
違いがある。
(余り良い例えじゃないな…)

以上、昨日のおはなし。
公演はいよいよ
1月27日(金)~30日(月)
是非ぜひお越しください。

詳しくは
http://jda.jp/
(日本演出者協会Hp)
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奈緒子みたいな激走

2012年01月10日 | 身辺雑記
最近、スポーツネタが多い。
まぁオリンピックイヤーだしね。
さて。今日はスポーツというか
漫画ネタというか・・・

箱根駅伝。
もう一週間ほど経ちますが。
花の二区のことを書きたい

制したのは区間賞候補の村澤(東海)
ではなく、出岐(青学)だった。

僕は二人の競り合いを見て、
陸上漫画の傑作『奈緒子』を思い出した。

原作=坂田信弘、作画=中原裕による
『奈緒子』(小学館刊)は、
天才ランナー壱岐雄介の成長を、
彼と深い関わりを持つ
篠宮奈緒子の目を通して描く
青春大河浪漫だ。

名場面目白押しで、手に汗握る&
号泣号泣また号泣の漫画なのだが、
その中の一つ、全国中学駅伝大会。

名門校のエース黒田晋と激突し、
壱岐は勝利するのだが、
黒田と村澤はともに長身で、筋肉質の
いかにもエリートランナーである。

かたや壱岐は小柄で、生来の資質に頼った
無手勝流(この頃はまだ)。
出岐のフェームは利にかなっていたが
そのデッドヒートぶりや身長差から、
二次元の激闘と三次元の激走を
重ねさせた。

壱岐は長崎の波切島で生まれ育つが、
出岐も長崎出身で、かつ名前が

壱岐雄介と出岐雄大

どうです、この偶然

余談ですが。僕は神奈川出身。
神奈川大学に高橋俊光選手がいた。
一文字違いでした。

コメント (2)
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