麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

二つの勝利~倉敷と海老名とその他モロモロの話3

2005年11月17日 | 東演
昨夜は、女子バレーが韓国に快勝!
いやあ、相変わらず菅山が頑張っています。大友、杉山のセンターラインも安定していたし、なんつっても木村の急成長と、大山の復活が大きい! 大砲らしい大砲が育たない日本にとって、カナのどっしりとしたオーラは全体のバランスに安定を与える。木村をライトに回すことで攻撃の幅が広がるとともに、ブロックにかかったボールをセッター竹下がフォローした際に、木村がトスを上げられるのが強みで、昨日の試合もそういう場面が多々あった!! さて、カナの盟友にしてバレーセンスでは上を行くメグの復活はあるのか? グラチャンでは高橋かおりも欠いている…女子バレー本当に層が厚くなったよな!

アンゴラに辛勝(?)したサッカー日本代表・・・
こちらは相変わらずの得点力不足。高原のポストに嫌われた2発、決めて欲しいが、まだ入る可能性を感じる…。柳沢よ、とにかく打ちましょう。一方、松井は完全にレギュラーの力を証明した。が、サントス大好きのジーコだから先発はないのかな? 大黒とともにジョーカーとして使うのか? とにかく久保の復帰を待ちましょう!!

なんやかや言っても、昨夜は美味しくお酒を呑めました。

で。倉敷の話。
※偶然このブログに来ちゃった人、久しぶりに開いた人、11/14から話は始まってます。

駅からのアーケード(センター街~えびす通り)を抜けると左が小高い丘で(そこには観龍寺や阿智神社、鶴形山公園などあるらしい)、そのあたりは、もう白壁の、いわゆる僕たちの連想する「倉敷」だ。中国銀行も倉敷公会堂も本町郵便局も、そういう佇まい。その倉敷公会堂に、11月12日午後、400名近い人々が集まり、全体会。夕方から分散会となった。

地蔵院、芸文館、アイビースクエアと公会堂。
僕は倉敷紡績の広大な跡地に出来たアイビースクエアの・・・と一口に言うが、記念館だの博物館だの結婚式場だの工房だのレストランだの、どえりゃー規模だぞ、うん。
で、フローラルコートと呼ばれる150坪の多目的ホールを2分割した部屋で熱く語り合い(つまり分散会は4つの建物、5会場ということ)、その数時間後には敷居を取って、立食パーティ!

そして三々五々夜の倉敷に散って、翌朝、分散会は再開され、昼まで続くのだが、一体何を話したかと言えば、これがまた一言で語るのはなかなか大変である。ただ、ここに「日本の演劇」を通して生きることを高めあう人々が、創るもの・観るものの垣根を超えて、理想から具体的な悩みまで、ひっくるめてケンケンガクガクしたってことです。

北は北海道から南は鹿児島まで、皆、それぞれの生活する場を基本にしているので、地に足のついた議論になるわけです。どこぞのテレビの、ほぼバラエティーなトークショーとはレベルがちゃうのである。

その意味で、海老名のモノオペラも、地域に伝わる…それも、多くの人が教科書で習っている国分寺・国分尼寺建立(蛇足ながら「建立」はコンリュウと読み、ケンリツではありません)の頃からの伝説をベースにした、地元に根ざした「芸術発進」で、その点が多くのマスコミに取り上げられた要因でもあったわけです。
もちろん、主催の甘利さんを始めとする海老名芸術プロジェクトの皆様方のアグレッシヴな行動あってのことですが・・・。

この南保大樹客演の『尼の泣き水』が上演されたのが13日(日)。
僕は、倉敷公会堂にちょうど24時間ぶりに戻って、まとめの全体会に出席していました。…残念ながら体はひとつしかないので・・・。

地域に根ざした演劇との関わり・・・倉敷(活動交流集会)と海老名(モノオペラ)も、冒頭のスポーツに負けない、劇的な勝利だったのだ。
さあ、今週末から「下北沢演劇祭」の稽古に、久しぶりに顔を出します。
コメント (2)
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