麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ビシバシとシステム

2018年10月23日 | 制作公演関連
昨日はM.B.Eプロジェクト
『喪服の似合うエレクトラ』が
最後の稽古休みであった

一方。
『ビシバシと 叩いて渡る イシバシ君』
の東京公演が近付く、岐阜が拠点の
劇団ジャブジャブサーキットは
稽古ともに旅支度にも余念なし

さて「ビシバシ」といえば、
我々世代にとって、ピンとくるのは
1986年、住田隆と西田康人により
結成されたお笑いコンビ
「ビシバシステム」であるずだ。
94年、西田が脱退し、布施絵里が加入。
ただ最近は活動休止状態。

それはともかく。
その命名者は、中村ゆうじ
(のち中村有志、さらに中村ゆうじ
を経て、現在は中村有志)で
「石橋を叩いて渡る」が由来だと
wikipediaに書いてあった。
その諺とコンビ名の連関性に
すぐさまついてはいけないけれど。

住田、西田(現在は緋田康人)、
布施(現在、ふせえり)に中村も
1985~89年に、若者を中心に
衝撃的なインパクトを与えた
伝説の演劇ユニット「ラジカル・
ガジベリビンバ・システム」のメンバー。
あの、シティボーイ×宮沢章夫の世界から
派生している、と判れば納得がいく。

納得といえば・・・

「ビシバシステム」は、ふせの
結婚・出産を機に活動が止まったと。
で、そのお相手が三木聡。
映画『亀は意外と速く泳ぐ』や
ドラマ『時効警察』シリーズ等を手掛け、
ちょうど今は『音量を上げろタコ!
なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ』
が公開中の監督であり、
かつてはシティボーイズの舞台の作演出。

ほいでもって、亀にも時効にも
タコにも、全部奥さまが出演している。

・・・というようなことが色々
繋がってきて、なるへそなわけである。



ジャブジャブの公演タイトルの
他にも「ビシバシ」と「石橋を叩いて渡る」を
関連させたものがあった……って話は
予定より遥かに脱線した

土砂崩れが起きた夕方から翌朝まで
待機を余儀なくされた12人の、
それぞれの事情や過去にまつわる出来事が
タイトルに絡めた謎解きを含め、
ミステリー仕立てで描かれていく舞台は
いよいよ、10月26日から28日。
世田谷区(下北沢)のザ・スズナリにて。

そうそう。
待機を余儀なくされる場所は
「廃校になった中学校の再利用施設」
なのだが『喪服の似合うエレクトラ』は
北区の廃校になった中学校を再利用した
「ココキタ」で稽古をしていて、
本日から再開! ラストスパートです!!
こちらは27日と28日、墨田区両国の
シアターΧです。






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