麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

クォン・サンウ『恋する神父』

2005年07月27日 | 鑑賞
台風直撃か?!ってことで、
皆、早めの帰宅をして人もまばらな新宿へ出て、
クォン・サンウ『恋する神父』を観る。
予想通り映画館は空いていて、40人弱
(うち男性は4人)

アトリエ自主公演『子宝善哉』の公演を終えて
疲れた体にはモッテコイのアイドル映画でした
(苦笑)

『天国への階段』『悲しい恋歌』で
四天王を脅かす存在のクォン・サンウ…
憂い系で、どう悪くみせても、
その奥に純真さが透けて見える彼のキャラ的には、
今回の神父さん…もとい神父を目指す
神学生は合っていたのだけれど・・・
でも彼にはコメディは似合わないよナ。
「笑い」のセンスがな・・・。
いやきっと、彼の責任じゃなく、
冬ソナのホンを書いたユン・ウンギョンの
脚本がダメダメだったのが全てなのだ
とにかくいくらアイドル映画といっても、
話がつまらないので、溜息が出まくりでした


演劇界でも、売れっ子のシナリオライターに
台本を頼んでオオコケすることを多く見掛けますが、
映像と舞台の「ホン」は、似て非なるもの。
同様にテレビドラマ(連続)と映画では
尺の長さ含めて起伏の使い方とか違うからなあ…。

二人が恋に落ちていくエピソードの
積み重ねが、まるで積み上がらないってのは、
どんなに役者が頑張ってもイカントモシガタイよ。

予告でみた『ヒトラー~最期の12日間~』の方が
印象に残ったのだった
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