麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

殿中瓦版したまち綴~馥郁

2017年12月27日 | 制作公演関連
ふくよか (形容動詞)
・柔らかそうにふっくらとした。
[同]ふくやか。ふくらか。
・豊かな香りを漂わすさま。

漢字であらわすなら馥郁
(ふくいく)が相応しいだろう。



遊戯空間『仮名手本忠臣蔵』は
六年で六度目の上演になる。
一つの作品を繰り返し拵える事で
芝居が馥郁となる様が稽古場で
ひしひしと伝わってくる。

正確に記するならば。
2012年師走(忠臣蔵といえば、
やはり十二月なのである)に初演。
以来、2015年まで浅草・木馬亭で。
2016年度は年をまたいだ二月
(つまり年で言えば2017)
ついでに隅田川もまたいで、
両国のシアターΧにて。

リーディング形式からドラマへ。
簡単に言えば、通常の演劇の形で
初めて御披露目し、好評を得た。

一つの到達点に至り、暫く封印、
の予定だったのだが……
「したまち演劇祭」からの
有り難いお声掛けもいただき、
鬨の声を挙げることに!

こうして今年度も『仮名手本』で
皆様とお会いできることになった。

ただ。前段書いたように、
ある山の頂上には立ったので、
更なる高嶺を目指しての出陣だ。

その隊列に加わるは義士は・・・

佐々木梅治(民藝)、里村孝雄、
側見民雄(演劇集団・阿吽)、
をはり万造、堀光太郎、渡辺聡
(俳優座)、永野和宏(新人会)、
望野哲也(演劇倶楽部・座)、
草野峻平、川邊史也(銅鑼)、
観世葉子、金子あい、渕野陽子
(青年座)、神保麻奈、山崎沙織

そして。
構成・演出・美術に、出演の
遊戯空間主宰の篠本賢一。

*括弧なしは所属フリー



2018年1月18日(木)~22日(月)
木馬亭(浅草・奥山おまいりまち)

18(木)18時【天】
19(金)13時【河】、同18時【天】
20(土)14時【河】
21(日)14時【天】
22(月)14時【河】

【天】
里村孝雄(高師直)
金子あい(顔世御前)
渕野陽子(おかる)

【河】
側見民雄(高師直)
渕野陽子(顔世御前)
金子あい(おかる)
 
というわけで。
六演目の『仮名手本~』は、
前回のブログタイトルを踏襲しつつ
年明けから本格スタートします。

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2017年、師走、雑感、ふたたび。 | トップ | 道一本 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿