麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

『仮名手本忠臣蔵』と境内の羽子板

2013年12月19日 | 制作公演関連
遊戯空間・全段通しリーディング
『仮名手本忠臣蔵』は本日劇場入り。
昨年より遅い公演打ち日です……。


木馬亭には浅草寺を抜けるのが
一番近くてわかりやすい。
今年はその境内で羽子板の屋台が
たくさん軒を連ねて、ほかにも
焼きそばだの矢場だのの店で
賑わっていた。
そういえば去年は
その準備をしていたっけ。

で我々は小雨けぶる一日
芝居の準備に明け暮れます。

とにかくシンプルな舞台装置なので
仕込みは午前中で終わり、
午後一から場当たり(只今最終景)。
このあと五時から通し稽古が始まる。

さて本作には「南無三宝」という
言葉が幾度か登場する。
いうまでもなく仏教用語だが、
転じて、驚きやしくじりの際発する
言葉として定着している。
ま、最近はそーでもないけれど…。
ちなみに「なむさん」と同義。

で、その言葉は恐らく流行語として
日本に流布した時代があったのだ。
そうしてまた今は難しい言葉となった、
この芝居の文体は当たり前だが
当時は、ナウいエンターテインメント
として大ヒットしたわけである。

法被姿で羽子板を売る姿を
眺めながら、改めて思った。
今やお正月に遊ぶ姿が
めっきり減ったけれど……
今でいえば「モンハン」並に
日本人のハートを射止めて
・・・いや寧ろ羽子板は
国民的人気を確かに得て、
例に挙げたゲームは足元にも
及ばない周知度だろう・・・。
多様化した現代と一概には
比較できないことは棚にあげて。

と、まるでまとまりないけど
アップします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『忠臣蔵』と八百円の靴 | トップ | 粋と域と『忠臣蔵』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿