麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

軍隊解散者日報5月16日

2018年05月16日 | 制作公演関連
劇団櫂人はシニア劇団でありながら、
一般の方々のイメージするそれとは
一線を画した集団である。

趣味と健康を両輪にして
近くの公園や河川敷を走る
「市民ランナー」と、
中高年カテゴリーの大会で勝負する
「市民アスリート」がいるように、
いわゆる「シニア劇団」も、
自分達が愉しむことが第一義の処と、
「アーティスト」に分かれる。

櫂人は、後者である。
それを客観的に証明するように、
東京新聞「Shou!!劇場」※欄に
今回も掲載される。旗揚げ以来、
すべての公演が取り上げられた。

※「小劇場へ行こう!」から改題

愉しむ「シニア~」は演じやすく、
また観に来られる友人知人にも
わかりやすい有名な作品を選びがち。
対して、常に噛み応えのある戯曲に
櫂人は挑戦し続けている。

日本においては残念ながら、
マイナーな芸術といえる「演劇」。
とは言いながら、東京においては
毎日大小様々な上演があり、
その個々が宣伝にも必死である。

マスコミに公演が紹介されるのは
かなりの難度を要する。
高校球児が皆甲子園を目指しながら、
その椅子が限られているのと同じ。
その例えに乗っかれば・・・
劇団櫂人、四年連続四回目の出場!
・・・となり、その「偉業?」が
伝わりやすいのではないか……。



そんなこんなで全六ステージ中、
まだチケットを残すのは、
初日30日夜と仲日1日夜のみ。
前者は20枚ほど、後者は30枚ほど。

開幕まで二週間。
ん? てことは、こりゃ、
幕開き前に全日完売か~
(@ ̄□ ̄@;)!!

多くの方々の期待に応えるべく、
稽古に熱・・・というか、
演出は最初から高熱を放出して、
JCCCA(全国地球温暖化
防止活動推進センター)から
注意勧告されそーなほどだが
・・・を入れて、汗をかき、
汗かきながらも細かい精度に
心を砕いて……。

或いはまた。

隣の分断された国のことや、
本来「平和の町」という意味の
都市を巡る混乱にも思いを馳せ、
『女の平和』という舞台に臨む。






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