麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

さぎそうの種を手に入れる。

2008年10月11日 | 区民上演グループ
 今日から、第19回下北沢演劇祭「世田谷区民上演グループA」の稽古が始まりました。
今回はオーディションを経てキャスト12名、スタッフ5名で2月の本番に臨みます。
(ちなみに2/21と22の2回公演)

 毎年毎年、個性的な面々が集まる「区民グループ」。これまでも年齢や職種もさまざまに一期一会の奇跡的な舞台を創って来たましたが・・・。

 少し前から年齢の上昇が際だってきています。もともと女性が多かったけれど、それも年々右肩上がり。
 その流れを持ちながらも、今年面白いなと思ったのは「演劇周辺の経験値がバラエティに富んでいる」ところ。

 朗読経験者は毎年いて、もっとやりたくなって参加しましたと自己紹介する人は少なくありません。
 それに加えて今年は、狂言、講談、チャンバラ、ミニFM局のレポーターと・・・是非その「ワザ」を本編に生かしたいと思わせる面々が揃いました。
 それから、大変マイペースな方が多いことが初日から判明
 まあ、それも一つの“集団としての個性”か。。。

 さて。
 おこがましいし、一人よがりとは思いますが、僕が担当し始めておよそ10年経って、昨年一つの到達点に達したかな、と。
 松下グループではないけれど、次のステージに進むために「名前」を捨てることにしました。

 今回「グループさぎそう」として新たな一歩を踏み出します。
 その初陣を飾るに相応しいメンバーだと、稽古初日に確信を持ちました。

 下北沢演劇祭“お初”のフレッシュな顔が結果的に多くなり、その分、リピーターが5人もスタッフ専任で芝居を支えてくれることになりました。

 演出は、Aグループで最多の5度目となる鷲田照幸氏。
 この12+5の種をどんな風に育んで、どんな花を咲かせてくれるか。。。
 楽しみであります。

 

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