ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

冠水ドライブ

2008-08-29 18:26:52 | 生活
昨夜、名古屋周辺の雨はほんとうに凄かった。
激しいだけではなく、怖いくらいの雨量であった。

昨夜は奥さんの実家の留守番を頼まれ、そちらに
泊まることになっていたのだが、深夜12時頃、突然
家中の電気が消えた。停電かと思い、近所を見渡すと
この家だけである。どうも何かの事情でブレーカーが
落ちたらしい。よりによってこんな時に落ちなくても
と思いながら、ブレーカーのある出入り口を見ると
なんと水が入ってきているでないか…

控えめな、床下浸水である…

ついでに家の前の道路を見ると、もはやそれは道ではなく
川であった。いろんな物が浮いていて、深さはすでに膝下
くらいある。急いで玄関の靴などを高い位置へ移動し、
電気機器のコンセントを抜いた。

その後、自身のアパートのパソコンなどのコンセントも
気になり(1階に住んでいるので)3kmほど離れた自宅
アパートへ、車で向かった。この時はまだ、名古屋市内
の多くの道路が冠水していることも知らずに…

走り出してすぐに車のタイヤの半分は水に浸かった。
最短の道はすでに冠水して完全に通れない。迂回しても
迂回してもなかなか自宅にたどり着かない。すでに深夜1時
過ぎだというのに、多くの車がハザードを出して立ち往生
している。完全に出てきたことを後悔するが、すでに遅しである。

水の中のドライブは初めてで何とも言えない恐怖感が漂い、
数日前に栃木県内であった車内での水没事故が頭をよぎる。
ふだんなら5分程度の距離なのに45分もかかってやっと
自宅に辿り着いた。

自宅はなんとか浸水せずに無事だったものの、万が一のために、
電気機器などを高い位置へ移動して、再び奥さんの自宅へ帰る
ことに…

再び車を走らせると、来た時の道はすでに完全に冠水して通れず
また迂回に迂回を繰り返す。名古屋駅周辺も少しでも低いところ
は完全に川状態であった。すでに時刻は深夜2時を過ぎている
というのに、多くの人々が雨の状態を眺めるために外に出ている。
Uターンしては引き返しを繰り返し、1時間以上かかってやっと
奥さんの実家に帰りついた。

道が冠水して川になる。その時の街の表情は、この世の
終わりが近づいているような感じですらあった。

元々、ドライブは嫌いなほうであるが、今回の出来事で
ますますドライブが嫌いになったような気がしている。



















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