羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

恋人たちのように

2009年07月07日 | Weblog
七夕。すごく懐かしい友人と電話で話した。
彼女は携帯を持たないし、互いにパートも忙しく、
なかなか逢えなくなって、もう何年?
「でもね、わたしあなたのこといつもどうしてるかな?って考えてるよ。」
「わたしもよ、なんかね、一番逢いたい人なの。」
「それって恋人同士みたいだよね。」
「うん、そうそう」と電話口で笑いあった。

そうだね、今夜は七夕。

彼女はわたしの娘の病気がわかり、一番辛かったときに、
いつもそばにいてくれた。
そばにいてくれて、いまでも気にかけてくれる優しい人たちは
何人もいるけれど、
彼女とは末っ子が同じ年の同じ12月生まれで、
「親子で遊ぼう」みたいなところで出会ったので、
本当に毎日のように子連れで会い、いろんな話をした。

彼女が千葉に引っ越してしまったときは本当に寂しかった。

七夕になるとわたしは小さかった長女が入院したときの、
小児病棟の笹飾りを思い出す。
短冊に書かれたこどもたちの願い事は、切実すぎて辛かった。

あれから歳月は流れ、
二歳だった二人のオチビさんたちはハタチになり、
長女は病をのりこえて結婚をした。

彼女と会う約束をした。楽しみ。

写真は三鷹にある日本茶専門の喫茶店「さらさら」。
いつも横目で見て入ってみたいな、と思っていた。
市内の友人と行くことができた。
♪「笹の葉、さらさら」・・・という絶妙のタイミング。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿