羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

雨が降っている

2009年11月01日 | Weblog
書きたいことがあったとして、書く時間もあったとしても、
やはり書けないことはある。
オープンにしているブログとはそういうものだ。

そういうときは自分だけのワードを開くか、
誰かのブログを読ませていただく。
松下育男さんの詩のブログ、残間里江子さんのブログ。
ものすごくお忙しく、しかも「お身体大丈夫?」と心配になる
このお二人が毎日欠かすことなくブログを更新されているのには、
本当に頭が下がる。

最近では、残間さんが加藤和彦さんの葬儀の参列したときの日記が
印象的だった。
加藤さんと残間さんは対談もされていて「クラブウィルビー」には
そのときの様子がとてもいい雰囲気の写真と一緒に載っている。

加藤さんの葬儀で北山修さんが言っていたというこの部分、

「おらは死んじまっただあ」ではなく「おらは生きちまっただあ」というふうに、
とにかく僕たちは生きよう。生きて、生きて、生き抜こう。

死を深く意識した者にはじ~んと伝わる言葉だと思った。

今夜も雨が降っている。

わたしは「死なない理由」という新書を新聞の読書欄に眺めている。





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