羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

ワインカラー

2016年10月01日 | Weblog
久しぶりに友人と会った。
残暑が未練がましく空気を湿らせていた。
天然カキ氷が人気らしくわたしは遠慮したけど
味見だけさせてもらった。
なるほど、美味しかった。

夏の日々、母のことはブログにもあまりアップしなかったし
友達にもほとんど言わなかった。
事後報告になり、ビックリさせてごめんね、という感じ。

気持ちの揺れを書き綴りそれで落ち着くこともある。
長女が事故にあったとき、「灰皿町」のブログに毎日書いていた。
あまりにも大きな出来事は重すぎて吐露する場所があるのは救いだったのかもしれない。

そういえばあのときも夏の終わりだった。
ずいぶんたくさんの月日が流れたものだ。

母の病院へと通いながら詩のような散文のようなものを
すこしだけ書いたりした。
会葬礼状もその後のあいさつ文もいろんなことを思い出しながら書いた。

10月になった。
ふっとマニキュアの箱を取り出してみる。
ひさしぶりに指先を秋の色、好きなワインカラーに染めてみた。

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