羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

護りたいもの

2005年08月19日 | Weblog
家族と八ヶ岳の見える山荘に行って来ました。
帰宅した夜、不思議な夢を見ました。
兄からの紹介で弁護士さんと会っているのです。
『大丈夫、もう何も心配いらない、あなたは自由です。
お金の心配もありません。』

なんと都合の良い夢!!、、、と思うところですが、
夢の中でわたしは、ふと戸惑っているのです。
何時の間にか決まっている《離婚》に・・・。
戸惑いつつも恋人を想い『自由に逢えるんだ』と考えている。

さて、、、、。
予告通りに続きを書きましょう。
今年の連休、わたしたちは旅行に出かけ夫はいつにも増して
優しく接してくれました。
穿った見方をすれば、それはまるで『演出』のように・・・。
旅行から帰り、夫は結論を話し始めました。

調査をしてすべて(写真も報告書も)手元にあること。
愛しているから自分さえ我慢すれば良いのかと思ったが
やはりそれは出来ない。
子ども達には洗いざらいすべてを話し、
勿論、相手の家族にも話をして双方に慰謝料を請求し、
離婚をする。

わたしは夫が探偵を雇った、と言ったことに衝撃を受けながらも
せめて次女が高校卒業するまで待ってほしい、と言いました。
でもそれは無理。お前が家族を棄てた結果なのだ、と言われました。

その頃は毎晩、夫婦の話し合いが続き、
わたしはひどく消耗しながらもバイトと家事をして
これからどうすればいいのか考えようとしていました。

思索のないありふれた汚れた言葉は、
何よりも言葉を大切にしたいわたしを傷付け、
夫は脅し文句のような台詞を口にしながらも、
引き出しにはちゃんと離婚届が用意されていました。

さあ、、それは夫が流行の本からヒントを得た『作戦』なのか、
真実わたしを愛し失いたくないための強攻策なのか、、。

わかりません。

もっとも最初に強くわたしが思ったこと、それは、
『恋人と、その家族を護らなければ、、。』ということでした。

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