羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

ひとりで海へ

2012年06月18日 | Weblog
母は病室で静かに過ごしている。
長女が「明日はわたしが面会に行くよ」と言ってくれたので、
まるいちにちわたしはわたしの時間にした。
午前中はパタパタと雑用をすませ新宿から急行の小田急線に乗った。
昼過ぎには江の島に着いた。
わたしにしては上出来のフットワークだ。
目的は鎌倉文学館と海。ついでに紫陽花。


そのついでの紫陽花のおかげで江ノ電は平日だというのに満員ぎゅうぎゅう。
かきわけてようやく由比ガ浜で降りる。
暑くなく雨でもなく文学館への坂道は人影も少なく、
緑の小道をうれしく歩いた。
文学館の庭園は薔薇がきれいだった。



                  

文学館で地図をもらい長谷寺へと向かう。
多少歩きなれた自信も芽生えて行った先の長谷寺は予想以上の混雑だった。
行列に並んで見た紫陽花は圧巻。


そのあと御霊神社へと何となく歩く。
そこは線路脇の紫陽花と江ノ電の写真が撮れるスポットらしく(知らなかった)
わたしもそっとまぎれこんでデジカメをかまえてみた。
江ノ電がギリギリに走ってくるのでスリリング。

先ほどの混雑を考えて夜になってから帰ろうとぼんやり海を眺めて過ごしていたら、
危うく江の島発の直通電車に乗り遅れるところだった。

ひとり鎌倉散歩を終えてフリータイム充電。
また母の病院へと通う。

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