羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

バスを待つ猫

2012年06月11日 | Weblog
先日夜更け、とあるバス停にそれはそれは可愛い茶白の仔猫が佇んでいた。
頼りなくあどけない仔猫がバス停にピッタリくっついてすわっていたので、
思わず悲鳴をあげそうになったほどだ。
クルマを止めてもらいそっと近づこうとしたが警戒して走り出してしまった。
それでも三度ほどこちらを振り向いた。
だいじょうぶ、おいで、と呼びかけながら、もしも手に入ったら連れて帰ろうと
決めていた。
仔猫が逃げて行った先にはダンボールハウスのような物が見えた。
そこに親や兄弟はいるのだろうか。
お腹はすいていないのだろうか。

もう猫は飼わない。
駿よりも好きになる猫には会えないと思っていた。
猫の世話はそこそこタイヘンだったし家も空けられないし、、、。
そんな決心がひゅんとどこかへ飛んだ一瞬だった。

先日の散歩道で会った猫さん。



引越しをした人たちに置いていかれたとのことだった。
ある日また同じ道を歩いていたら、
彼女は自転車カゴの中のトモダチと見つめ合っていた。



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