羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

桜の森の満開

2014年11月06日 | Weblog
新潟母娘旅二日めは一日乗車券を買って市内をバスでまわった。
丘の上にある「安吾 風の館」は訪れる人も少ないのか
しーんと静か。
すこし離れていて行けなかったが新津には文学碑があり、
「桜の森の満開の下」からこういう一節が刻まれているという。

   頭上に花がありました
   その下にひっそりと
   無限の虚空が満ちていました
   ひそひそひそと花が降ります
   それだけのことです 

                                                                             (坂口安吾)

 その日は雨はやんだけれどとても風が強くて寒い日だった。
でも文化の日なので入館料が割り引きや無料になるところが多く、嬉しかった。
會津八一記念館にも寄ることができた。

最終日、弥彦神社の紅葉。