羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

採用通知

2010年12月22日 | Weblog
とうとう待っていた採用通知が速達で届いた。
次女と手を取り合ってなみだ目で喜んだ。

先日の新聞に今年は優秀な人材が残っているため人事課でふるいに
かけられず重役面接に任せるため三次まで残る学生が多いと書いてあった。
就職試験、一次面接、二次、そして最終の三次まできて、
そこで落とされる学生数が多いと言うことだ。
三次で落とされる学生の憔悴は親から見ているのもとてもきつい。

推薦で都立高に入り、さらに指定校推薦で大学に進んだ娘。
おっとりほわほわしていた彼女のもとに今日届いた採用通知には、
「厳しい環境の中を闘ってきたあなたのバイタリティ」という文があり
ほんとうにたくましく頑張ってきた彼女の成長を感じた。

ここは春に採用決定をしているのだが、
まだくじけずに就職活動をしている学生たちの中にたゆまぬ努力をする
きっと素晴らしい人材を見つけられるに違いないと、
追加枠を1~2名、設けたところ、百人を超える学生が応募してきて
驚いた、と説明会で言っていたそうだ。

最近は就活から帰宅しても、「どうだった?」なんて迂闊に聞けない雰囲気だった。
何十社も受けて三次までいったところも9社はあると思うとのこと。
ここも、最終面接に7人が残っていたという。


採用通知の日付はなんと12月20日、娘の誕生日。
春から彼女は医大の事務職員として、新しい一歩を踏み出す。