何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

【ジェネリック】 選択肢のあるほうが判断しやすくないか?

2009-09-22 11:32:26 | ジェネリック de リ・スタート!
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ ★ ジェネリック de リ・スタート!
┃  -治療レベルを下げずに、支払いはリーズナブルに-
┠────────────────────────────
┃  2009.8.23 通巻23号
┠────────────────────────────
┃ ■購読希望(登録、変更)・配信中止はこちら
┃    http://www.mag2.com/m/0000286496.html
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 みたキタ企画、薬剤師のsukeです。

 このメールマガジンは、ジェネリック医薬品(後発医薬品)が
適切に使用されることを目的とするものです。

──────────────────────────────

 前回、TVコマーシャルに関する話題を紹介しました。

患者「私の薬、ジェネリックにできますか?」
医者「はい、しましょうねぇ」


 今回も、このCMをネタに考えてみます。


 ジェネリックを提案する側と、台詞の順を逆にしてみるのです。

医者「今日の薬も、ジェネリックにしませんか?」
患者「そうしてもらえるとうれしいですぅ(^^)v 」

 同じアングルで、同じ俳優が登場して行ってみるのです。

 最近、このCMをTVで見なくなりましたが、
まったく不自然じゃないような気がしませんか?


 現実において、このように医師のほうからジェネリックを
提案してくることはまれでしょう。患者側からお願いされると、
やめておいたほうがいいと説得しようとする医師も多いと聞きます。

 元々のCMは、患者側が申し出る勇気を必要とします。
 勇気を振り絞って申し出てみましょう・・・、そういうCMです。

 それが逆転して、医師から促してくる・・・。
 これまでのCMの変形バージョンというか、進化型として
どうでしょうか。面白いと思いませんか。


★★★ さて今回のテーマは、
──────────────────────────────
 選択肢のあるほうが、判断しやすくないか?
──────────────────────────────

 『仕事のヒント』(神田昌典365日語録)に、
「商品は、2種類以上の価格帯を用意する。すると購買平均単価が
あがる。」というのがありました。

 これについて、2種類の価格を用意しておくと、一定の割合で
必ず高いほうを買う客がいる、と解説されています。

 「2種類(以上)の価格」、先発品とジェネリックがそうです。

 在庫する観点からすれば、どちらか片一方だけで間に合うほうが
どれだけ簡単で管理しやすいか、言うまでもありません。
 しかし、それをあえて2種類(以上)、置くのです。

 一般の物販では売上げを上げるべく、意図的に複数の価格帯の商品
を設置し、選択肢を設けることはあるでしょう。しかしそれは結果的に
複数の価格帯になっていますが、両者には価格差に相当する違いある
のです。

 一方、薬の場合、価格差に製品の違いが反映されているのか・・・。
使う薬によって、作用や治療の進行に違いがあるのなら、その価格差
は適切と言えるでしょうが、そうでなければ・・・。

 理論的には、治療効果も同等であると考えてよいとされており、
できるだけジェネリックが使用されるよう求められているわけです。

──────────────────────────────

 シャツを買うとき、胸にワンポイントの入ったブランドのシャツと、
これといった特徴もない普通のシャツとで、使用したときの気分に
違いはあっても、シャツという機能には変わりがありません。
 薬の場合は、これと状況が似ているように思われます。

 しかしなぜか薬の場合、シャツのようなイメージではないようです。
 先発品=成分も含量も同じ、治療効果も同等の“ブランド”薬剤、
サラッとそんな感じで受けとめられているといいのですが。

 であれば、「一方しかありません」というのと、「お好きなほうを
お選びいただけます」というのとでは、どちらを前提にしたほうが
話を進め、決断がされやすいか。

 使う側に特別の思いさえなければ、売る側は低コストのほうを
お勧めする。
 勧められる立場からすれば選択できるほうがうれしく思い、
また納得しやすいのではないかと思います。

 薬局では、両者の在庫を抱えることで負担にばかり思うのではなく、
少しはプラスに考えることはできませんでしょうか。


 ご意見等がございましたら、遠慮なくお知らせください。
その他の感想や、些細なことでも構いません。

 お送り先は、 tamsuke@gmail.com です。
(@は小文字の「@」に変えてお送りください)

 お待ちしています!
 それではまた次回! (^^)/

============================================================
◇本メールマガジンをお読みになられて、ご感想やご質問等があれば
 お知らせください(下記参照)。
  本メールマガジンを通じて、応えていきたいと思います。

 また、プライベートな質問であったり、複雑な背景であったり、
メルマガで取り上げられるのではなく、直接相談したいという場合
でも構いません。お答えできる範囲でお答えいたします。

◇ジェネリックをメインにしているメルマガですが、機会を見て
「くすり」全般についても触れることにします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 メールマガジン 【ジェネリック de リ・スタート!】

■発行 : みたキタ企画
■発行人: suke
■ご感想やご質問等の宛先 --> tamsuke@gmail.com
 (@は小文字の「@」に変えてお送りください)
------------------------------------------------------------
■発行システム:『まぐまぐ!』  http://www.mag2.com/
■購読希望(メールアドレス登録・変更)・配信停止はこちら
     http://www.mag2.com/m/0000286496.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アツイコトバ

2009-09-22 11:31:10 | Book Reviews
「アツイコトバ」 杉村太郎・著、中経出版、2004年11月25日

p.13 みんながビビって選ばないからこそ、可能性は実はみんなが思っているよりずっと高い。
 自分をどんなに信じていようろ、甘い発想では突破できない。これでもかと考え抜くのだ。

p.15 真の感動も快感も、自分への勝利も、危険のその先にしかない。

p.21 手近な喜びでいちいち喜んでたまるか。落ち込んでたまるか。望むものをその手につかむまで、感情なんて捨てちまえ。

p.23 捨てる覚悟を持って集中したとき、実は、捨てたはずのものもゲットできている。

p.29 負けたとき、学ぶものは技術ではない。
 肝心なのは、考え方が変われるよう、壊れたとき、しっかり心を痛めることができるかどうか。

p.31 生まれる前から、誰とも違う生き方をしてきた自分に誇りを持って、今の自分の本気を信じて、堂々と間抜けな姿を晒すのみ。

p.37 毎日納得できるまで頑張り、ガッツポーズをして眠ること。
 絶対を信じられるか、信じられないか。

p.43 「誰もがオンリーワン!」
 「今のきみのままでいいんだよ」という意味ではない。「きみだってそのままでも特別なんだよ」という意味ではない。

p.45 「ネバーギブアップ」
 その言葉を大切にしている人ほど、実は全力でやってないんじゃないか。大切な言葉を、尊きスピリットを、都合のいい逃げ道に使うな。

p.47 あえて感情の起伏を押さえろ。休憩を入れるな。そこで手を抜かず、淡々と継させろ。駆け抜けろ。

p.55 目の前のことに全力になりながらも、未来を先取りしてイメージする。

p.57 エネルギーの高いものには引力が生じる。
 自分のエネルギーを高めることで、人は引力を持つ。人も仕事も引き寄せられてくる。

p.65 全力でなければ、目標は1ミリも近づかないことを。全力でなければ、近づいていけないことを。
 必ずできると信じてやろう。いや、もうこうなったら、結果なんかどうでもいい。自分の納得度だけは絶対に満点を取れ。

p.69 妥協したくないことに、妥協するな。まだまだやれるのに、疲れたふりをするな。

p.79 一番を目指していない自分など、信じるな。
 一番を目指すもののみが、本当の自己ベストを出せる奴なのだ。

p.81 疑問を持ち続けること、容赦なく自分に疑問を持ち続ける自分の姿勢、すなわち、現在進行形の今現在の本気にこそ、自信は宿るのである。疑い続けなければ、信じることはできないのである。

p.85 自分の人生なのに。きみしか舵を握っていないのに。

 コツコツとやっていれば、いつか向こうからご褒美が来るなどといった保証はない。自らへの慰め、変化への怖れ、現状追認の逃げ、そんな今のままでいいのか。
 悩むこと、考えることは、その状態が安楽の地ではない。アウトプットの発生母体なのだ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする