何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

読むだけでお金に愛される22の言葉

2012-09-29 12:50:03 | Book Reviews
読むだけでお金に愛される22の言葉 本田健・著、フォレスト出版、2012年6月15日

p.11 誰かから、「奪ってやろう」「取ってやろう」とする人のところには、お金は長く留まりません。一時的にやってくることはあっても、そのうち離れてしまいます。

p.33 もしあなたがビジネスをやっていて、手元にお金をたくさん残そうと思ったら、より経費を節減して、より売上げを上げようとするでしょう。
 そのことは、取引相手にとっては、不利になります。彼らの立場から見れば、より不幸な条件を突きつけられた状態になるわけです。そうなると、相手は、今後あなたと、ビジネスで付き合いたいとは思わなくなるでしょう。
 だから、最初に、お金のことを忘れて、「自分が何を提供できるのか」に集中して、それに一生懸命になることです。

p.52-3 普通の人がお金持ちになっていくには、最低でも5年、10年の時間がかかります。それは、自分の才能を見極めること、才能に磨きをかけていくこと、社会に出ていくプロセスに時間がかかるからです。

p.58 お金から卒業するのに、莫大な資産や収入が必要なわけではありません。人生を生きる基準を、「お金中心」から「自分中心」に戻すだけでいいのです。

p.60 お金について学び、お金を上手に使い、楽しく稼ぐ――。この一連の作業ができるようになって初めて、お金からの卒業が見えてきます。

p.63 考え方×情熱×行動
 人生はつまるところ、その人の「考え方」、それに対してどれだけ「情熱」があるのか。そして、それを「行動」に移すかの掛け算で決まってくると思います。たとえば、考え方がありきたりでも、情熱と行動で乗り切る人もいれば、情熱と行動が弱くても、いいアイディアで勝負する人もいます。考え方がすばらしく、情熱的で、行動力もある人は、必ず成功できます。

p.73 世の中には、「貧困意識で生きている人」と「豊かさ意識で生きている人」の2通りがいる。「貧困意識で生きている人」は絶えずお金の不安を感じて、相手をコントロールしたり、批判したりする。一方、「豊かさ意識で生きている人」は、分かち合ったり、与えようとするので、まわりからも信頼される。結果的に、成功しやすいというのです。「豊かさ意識」のスイッチをオンにしていると、磁石のように、人や情報、モノ、お金が引き寄せられる――。

p.75 人は、より楽しい人、幸せな人、ワクワクする人にひきつけられるという特徴があります。静かにワクワクして、自分の持っているものを分かち合いたい、より人のために尽くしたいと思っている人は、なぜか魅力的なオーラを発するようになります。そうすると、人や情報やモノが引き寄せられるようになって、自然といろいろなことがうまくいくようになるのです。

p.92 「人がそんなことできるわけがないと言うことをやれば、競争相手がいない」
 普通の人が考えないことを行動に移していると、しばらくしてから時代が追いついてくることがあります。

p.93 お金儲けには、主に2つのコツがあります。一つは、「人が嫌がることをやる」。それは、汚いことだったり、普通の人が選ばないことをやるという方法です。そして、もう一つが、「人が考えもつかないことをやる」。簡単に分類すると、この2つしかありません。

p.102-3 「お金はね、“上手に”使うことができたら、すごく人を幸せにできるんだよ。お金ほど人を幸せにできる道具はないんだよ」
 こういう話をすると、「自分の身を削ってまで、人に与えるほうがいいの?」と勘違いして聞く人がいますが、まず先に自分に与えることです。
 最初に自分の生活を成り立たせましょう。借金を抱えている人は、プラスマイナスゼロにする。ゼロの人は、とりあえず自分がある程度、目先のお金のことに心配しないくていいぐらいのお金をつくってほしいと思います。

p.104 今の時点で経済的自立ができていなくても、あたかも自分の口座に「1億円以上入っている」と思うことから始まります。「自分にはお金が十分あるので、誰かを助けてあげたいな」という気持ちで仕事に臨むと、全然違った結果が出るから不思議です。
 自分は近い将来、経済的自立を果たすから、お金に対してリラックスしていよう、そんな気分で毎日を過ごしてみてください。

p.110 信用と同じぐらい大事なのは「勇気」、個人レベルでは「やる気」だと思います。勇気というのは、損得を超えて、「本当にやりたいからやる」という意気込みです。「得だからやる」のではなく、「これは、業界のために必要だ」「困っている人のためにやってあげたい」といったように、自分が損をしtげも突き進むのが、本物の「勇気」です。決して、「儲かるからやろう」といった単純な動機からではありません。

p.131 今の経済感覚でいえば、本当にやりたいkとおで「月30蔓延」を得ることを一つの経済的な基準にしてみるといいでしょう。それが実現できれば、少なくとも仕事が“労働”ではなくなるので、楽しくやれるはずです。イヤイヤやっているkとおで100万円稼ぐより、よほど精神的なゆとりや自由な発想が生まれるはずです。
 誰かを喜ばせたり、楽しませたりすることに投資していけば、さらにお金を生み出してくれます。これが、現代の「わらしべ長者」的な生き方なのです。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

事故がなくならない理由

2012-09-26 21:02:13 | Book Reviews
「事故がなくならない理由 安全対策の落とし穴 芳賀繁・著、PHP新書、2012年10月2日

p.5 安全対策がどのような成果を上げるのか、あるいは上げないのかを決めるのは、その安全対策によって人間の行動がどのように変化するのかにかかっている。これは工学の問題ではなく心理学の問題なのである。

p.33 気の低いところは高いところより安全である。だからといって、事故が起きにくい場所ではないということだ。木の高さを低くするような安全対策をとったからといって、事故が減るとは限らない。事故は、外にあるリスク(木の高さ)と人間の行動(心理的反応を含む)の相互作用によって起きるのである。

p.36 運転が下手だから事故を起こすのではない。下手は下手なりの運転をすれば事故を起こさないということなのだ。

p.37 事故を起こさないためにある程度の運転技能が必要なことは私も否定しない。しかし、このタイプの事故、すなわち、交通環境がドライバーの対処能力を超えてしまったときに起こる事故を防止するためには、ドライバー側の対処能力を高めるよりも、交通環境の負荷を低める対策のほうが効果的であると思われる。

p.52-3 事故や病気や失敗のリスクを減らすはずの対策や訓練が、結果として事故や病気や失敗のリスクを低下させられないのはなぜか。それは、肝心の人間がリスクを増やす方向に行動を変化させるからである。この現象を「リスク補償」という。
 リスク補償行動とは、低下したリスクを埋め合わせるように行動が変化し、元のリスク水準に戻してしまうことをいう。
 リスク補償という現象は、安全システムを開発している技術者にとって、悩ましい問題である。せっかく苦労して安全性を高める装置を作っても、それを使う人間が安全性を引き上げてしまうのだから。

p.58 リスクをとることは利益につながるので、人々は事故や病気のリスクをある程度受け入れている。その「程度」がリスク目標水準である。安全対策で事故が減った場合、人々はリスクが低下したと感じ、リスクを目標水準まで引き上げようとする。なぜならベネフィットが大きくなるからである。したがって、リスク目標水準を変えるような対策でない限り、いかなる安全対策も、短期的には成功するかもしれないが、長期的には事故率は元の水準に戻ってしまうと予測する。

 この程度のリスクはやむをえないと思っているうちは、その程度の高さを許容しているうちは、事故は減らないということか。これまで仕方ないと受け入れてきた事故に対し、それではダメだと理解し、取り組むようにならないと現状は変わらないという意だろう。




Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペコロスの母に会いに行く

2012-09-21 21:40:22 | Book Reviews
「ペコロスの母に会いに行く」 岡野雄一・著、西日本新聞社、2012年9月15日

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お店を必ず元気にする店長のオキテ

2012-09-20 23:43:08 | Book Reviews
お店を必ず元気にする 店長のオキテ」 鈴木理善・著、商業会、2005年6月11日

p.3 お金がなくてもサービスを良くすることはできる

p.3 サービスNo.1の会社(店)をつくるために決めたことは、販売の現場を支えるリーダー一人ひとりを自立させるということです。つまり、本部からの指示を待って仕事をするのではなく、「自分たちの頭で考え、自ら動いて課題を克服するチーム」「チーム全員が常に学習し、進化し続けていくチーム」にすることです。

p.17 悩んだり迷ったりしたときは「お客さまの幸せのために仕事をしている」という原点に帰ろう(お客さまの幸せのためなら、まだできることがあるはず)

p.20 「マネジメント上でこだわっているのは、どんなことですか?」「一つひとつの方針をメンバーに理解してもらい、納得してもらうために、かなりの時間をかけています。やらせることが目的ではなく、理解して、納得してもらうことが目的だと思っているので」

p.26 “流す”と“ビビる”に共通するのは、自身がない、そして結局は自分に甘いということです。リーダーとして、やると決めたら、流さず、ビビらず、信念を持ってやりきる!! その気持ちを強く持たない限り、サービスやマネジメントのレベルは、絶対に上がりません。

p.30 お客さまとの「目に見えない約束」は、喜んでお帰りいただけるようサービスすることです。
 「目に見えない約束」を守る、とは、自分の果たすべき役割を果たす、相手の期待を裏切らない、そのためにいつも最善を尽くす、ことです。その原動力となるのは、自分自身の生き方や価値観からくるプライドです。

p.32 リーダーとしての仕事の出発点が「お客さまや周りの人たちを幸せにすることが楽しい」だとすれば、一人ひとりのゴールは「たくさんの相談を受ける人になる」ことではないでしょうか。

p.35 感謝する心を持ち続けるとお店は必ず元気になり、サービスの質も自然に良くなると心得るべし!!

p.48 「情熱」とは、「問題や課題の克服能力」です。「人柄」とは、「周囲の情熱や協力を集める能力」です。
 自分の仕事の評価を、この「人間力(=情熱と人柄)」の観点から見つめ直してみてください。すると、おのずと「仕事がうまくいっていないのは、すべて自分自身が原因」だと分かるはずです。

p.55 リーダーシップとは「何をすべきか」を選択し、「何から始めるか」を決めること!!

p.56 作業を作業として行うのか? それとも意思を持った仕事に変えるのか? このように考え方を変え、日々の流してきた作業を見直すことによって、結果が大きく変わってくるはずです。

p.58 「・・・のつもり」は、言い訳や自己弁護にしか聞こえません。「・・・のはずだった」は自分の立場や仕事を軽視している以外の何物でもないと思います。これからは、この2つの言葉を絶対に使わないようにしましょう。

p.60 私たちの仕事は、今、まさに質が問われています。ただ、仕事をこなせばいいのではなく、その仕事や行動が相手にどのような影響を及ぼしたかが、とても重要なのです。結果を出せないチームやメンバーは、よくよく見ると、お客さまにとって逆効果の仕事をしている場合があるのです。

p.80 人は褒められたことに自信を持ち、もっと良いレベルを追求しようと努力するものです。一人ひとりが持っている一番得意だろうと思うことを褒めてあげ、それをメチャクチャ伸ばすように期待を込めて話してみてください。

p.86 お店を勝利に導くための計画を立てたり、仕組みをつくることも大切ですが、ぜひともリーダーに実行してほしいのは、「チームの一人ひとりを試合に参加させること」です。そのために大切なことは、全員が同じ気持ちで目標を共有できるように、日ごろから一人ひとりに対してリーダーが考えている価値観(こだわり)を植えつけることです。

p.88 部下は「上司が常に見てくれている」「上司に期待されている」と感じると、やりがいに燃えて一生懸命に頑張るものです。だからこそ上司に「どのように思われているか」がいつも気になっているのですが、タイムリーなフィードバックがされていないのが現実のようです。

p.100 もし、あなたが店長なら「お店は店長の人格(見識)以上にはならない」という言葉を、自分自身の心に刻んでください。そして、何かを決めたり、判断すべきときには、まず人間として、商売として正しいかどうかを考えてほしいのです。

p.115 私たちの仕事は、モノを売ることではなく、お客さまに感動を与える“仕掛け人”であると心得るべし!!

p.118 成熟した社会で大切なことは、本気なのか、本物なのか、真剣なのか、真実なのかということ。だから、表面的な人や一時しのぎ的なことは、相手から即座に見破られてしまいます。表面的なその場限りのサービスは、お客さまから見破られます。

p.128 自分の顧客を、店メンバーにも紹介し、全員でおもてなしをしましょう(自分の顧客はお店の顧客という認識を全員に植えつけることが重要です)。

p.138 売上げをつくるためにやるべきことは、皆さん一人ひとりが主役になり、一人でも数多く「あなたのファン」を増やすこと。そして、一回でも多くお店に来ていただけるように、ブランドが持っているこだわりや商品の独自性を積極的にアピールすることです。
 売上げとは、あなたのお店への、そしてあなた自身へのお客さまの支持率なのです!

p.140 「こんな・・・がほしかったんです」
 これらを実現させるために大切なことは、まずお客さまから学ぶ姿勢を持つことです。この謙虚な姿勢があれば、お客さまの持っている悩みや不満、疑問や潜在的願望などが見えてきます。それを解決することが期待を上回るサービスになるはずです。

p.150 小さな兆しには、大きなチャンスやヒントが隠されています。日々の仕事の中でのちょっとした出来事や、お客さまのわずかな変化を見逃さないようにしてください。そして、それが良い兆しであれ、悪い兆しであれ、注意深くウォッチして、近い将来起こるであろう変化や事実を予測してみてください(この予測してみることが、自分の感度をアップさせる近道になるはずです)。

p.152 「手詰まり」を打破するためには、まず「なるようにしかならない!」と決意して、知らない間に身についてしまった「ちゃちなプライド」を捨てることです。その上で自分の足元を見つめ直し「自分とチームにできることは何か」をはっきりさせることが大切です。

p.155 お客さまを感動させるには「仕込み」と「仕掛け」による事前準備が大切と心得るべし!!

p.168 謙虚さこそが、現状を打ち破る突破口であり、ツキを呼ぶ近道です。

p.175 人が育って、お店が育ち、お客さまが育って、売上げが育つ。売上げは、人を育てれば、必ず自然についてくると信じています。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもに薬を飲ませる前に読む本

2012-09-19 20:38:47 | Book Reviews
「子どもに薬を飲ませる前に読む本」 山田真・著、講談社、2010年12月2日

p.55 抗生物質の場合は1回飲み忘れた場合、2回分を一度に飲んでもかまいません。抗生物質は2倍の量を一度に飲んでも特に副作用が起こらず、一日に必要な分量を一日のうちに飲んでおかないと効き目が落ちるからです。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

儲かっちゃうしくみ

2012-09-18 20:50:18 | Book Reviews
「儲かっちゃうしくみ お客さま目線でサービスを見直せば100%受注・成約できる 谷田貝孝一・著、つた書房、2012年5月31日

p.17 経営革新とは「お客さまに愛し続けてもらうために変化を続ける」こと。

p.40 ただ、どんなお店(会社)なのかがわかっても、「どんな商品(サービス)」を提供しているのかがわからないと利用しないですよね?

p.48 「お客さんが来ないなら、チラシ広告を上手に書いて利用客を集めましょう!」ということは、「うまいカレーライスを作っていないから既存のお客が流出」していて「固定化」されていないということの証明ですよね。

p.51 あなたの地域にいる生活者は、あなたのお店(会社)に行かないのではなく、「選ぶ理由(同じ町の同業者との違い)」がわからないのです。

p.59 お客は、「なに」にこだわるのではなく、「なぜ」にこだわって欲しいのです。
 つまり、「作業性」にこだわる。「効率化」にこだわる。「コスト」にこだわる。「仕上がり感」にこだわっています。これがお店(会社)の人がこだわる「なに」です。

p.60 お客である生活者は、こんなふうに考えているのです。
 わたしたちが楽しむため、どんなことにこだわってくれているの?
 わたしたちが安全に使うため、どんなことにこだわってくれているの?
 わたしたちが安心して食べるため、どんなことにこだわってくれているの?
 わたしたちが健康で長生きするため、どんなことにこだわってくれているの?

p.67 営業時間通り営業するのは当たり前です。が、営業時間終了間際に来店したお客を「バッサリと切る」というのはいかがなものでしょう?
 そういう(臨機応変の)対応ができず、「営業時間通り閉める」お店(会社)はいらないです。だって、そういうお店(会社)は、「仕事をする覚悟や本気度」がないのですから。

p.81 わたしは元々がんこ職人。職人気質から売込みという行為が大嫌いです。というか、売り込みなどできないタイプです。

p.84 お店や会社を潰さず繁栄させる秘訣は集客しないことです。
 安売りしないことです。プレゼントしないことです。売込みをしないことです。集客もせず、安売りもせず、プレゼントも売り込みもしないでお店を潰さず繁栄させるたったひとつの方法は、一度買ってくれた人にまた買ってもらう。これに尽きます。

p.85 一度買ってくれた人にまた買ってもらいたいのなら、「売りっぱなし」にしないことです。

p.85 集客せず、安売りもせず、プレゼントも売り込みもしないでお店を潰さずに繁栄させるには、地域にいる人がお店に来る“きっかけ”をつくればいいわけです。

p.88 (看板やPOP等の)「きっかけのツール」に「させたい仕事」というのはこういうことです。
 1.地域にいる生活者に、お店の存在を気づかせる。
 2.地域にいる生活者にのどんなお役に立てるお店か知らせる。
 3.お店にきたお客に、商品(サービス)の存在を気づかせる。
 4.商品(サービス)の存在に気づいたお客に、購入を動機付ける。
 5.商品(サービス)を購入したお客に再来店と新規客の紹介を促す。

p.130 伝えたいことを伝えるための実際のやり方について書きますね。まずは、仕事でできることを含めたお手伝いできることとはなにか?
 1.仕事でお手伝いできること。
 2.仕事以外でお手伝いできること。
 3.自分以外の人と連携してお手伝いできること。

p.139 このPOP、「文字の大小」、「文字の形」、「文字の色」を変えるだけでも反応が違います。また、POPを書く「素材の形」、「素材の材質」、「素材の大きさ」に工夫することで、買い物客の気づきが変わります。

p.143 1.ゲンさんのお店のように既存客に訊きましょう。
 2.既存客の声を料理に反映しましょう。

p.150-1 お客は、その商品(サービス)の定価に対するもっともな理由。つまり、価値がわかれば、等価のお金を支払うのです。だから、商品(サービス)を提供するお店(会社)は、高いには高い理由があり、安いには安い理由があることを、わかりやすく教えることが大事なのです。 #GE

p.166 ある一定のこだわりがある人は、「面倒くさいこと」を自分のためにしてくれる人に対して価値を感じてくれるのです。そうすると、頼みもしないのに勝手に友達を紹介してくれます。ブログやフェイスブックなどのソーシャルネットワークサービス等で口コミをしてくれるのです。

p.173 お客は、「お店につく」「人に付く」。
 これって、お店の掲げているコンセプト(「基本理念」や「主張」や「こだわり」)に共鳴共感していたり、店長や社長の「社長をする覚悟」に惚れていたりするわけです。だから、お客から共鳴共感が得られるよう、お店や会社のコンセプトを掲げてください。

p.188-9 まずは、(店長が)実際の接客をする。(スタッフは店長が)「なぜそうする必要があるのか」、そうした接客をする「目的と狙いはなにか」という接客の本質を探すことです。
 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツイッターで小さなお店の売上を200%アップさせる方法

2012-09-17 21:13:27 | Book Reviews
「ツイッターで小さなお店の売上を200%アップさせる方法」 野口洋一・齋藤靖之・監修、ごま書房新社、2010年8月4日



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小児のくすりQ&A

2012-09-16 06:57:58 | Book Reviews
今これだけは知っておきたい! 小児のくすりQ&A ―安全・適正な小児の薬物治療に向けて― 佐川賢一・櫛田賢次・編、じほう、2006年10月15日


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

データはウソをつく

2012-09-15 10:45:52 | Book Reviews
「データはウソをつく 科学的な社会調査の方法 谷岡一郎・著、ちくまプリマー新書、2007年5月10日

p.46 著しくバランスを欠く一方の声の報道は、事実のねじ曲げと五十歩百歩なのです。

p.49 マスコミが事実をねじ曲げる方法の中に、「わざと(もしくは知らんぷりして)特定のニュースの報道をしない」ということがあります。言わばニュースの意図的な抜け落ちです。

p.161 あなたは部長で満足する人生を送るのか、それとも(ひょっとしたらヒラで終わるかもしれないけど)社長を目指す人生を送るのかと。もしあなたの決断が後者だとしたら、あなたに必要なのは、正しいと思ったことを、皆が反対する中でも主張するほんの少しの勇気なのです。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せになる考え方

2012-09-14 20:51:55 | Book Reviews
「幸せになる考え方」 本多時生・著、アルファポリス文庫、2007年6月1日

p.30、31-2 先の事を考えて「××するの、イヤだなぁ」と思ってしまうことがあると思います。まだ先のイヤな事は、あれこれ心配し過ぎないように、「つらいのは、一時の事」と覚悟する。その場では「一時の事だから」となんとかやり過ごす。過ぎたイヤな出来事は「一時の事だった」と早く忘れる。

p.62 「こういうこともある」「こんな人もいる」「こんな気もちになることもある」「こんなふうに思ってしまうこともある」のような考え方は、「現実は現実」と物事を受け止める考え方です。

p.85 「失敗はしたらその時はその時」「ベストを尽くせばいい」「いい経験をすると思えばいい」「なるようになる」などと考えることができれば、マイナスの面は除いて、それを選ぶことで得られるプラスやうまくいった時のプラスなどを優先して、決断することができます。

p.105 一つの決断によって、人生の幸不幸が決まってしまうわけではありません。むしろその選択よりも、その後の生き方のほうが大きいのではないでしょうか。

p.113 「小さいこと」だと気づくための一つの考え方が、「一年たったら忘れてしまうことではないか?」です。一年たったら忘れてしまうようなことなら、「小さいこと」と考えていいのではないでしょうか。

p.139 「部下をうまく使うのは上司の仕事」「部下を育てるのも上司の仕事」と考えれば、より真剣に取り組めるでしょう。
 さらに、自分のために「人を動かす技能を身につけよう」「人を育てる能力を向上させよう」のように考えられるといいでしょう。

p.140-1 また、「仕事はできないけど、ここはいい」のように、部下のいい所を認めることができるといいでしょう。さらには、「(努力すれば)人は成長する」と信じて、相手に期待することが部下を育てることにつながるのではないでしょうか。
 温かい心で相手の現在の気持ちを思いやり、相手の将来を考えてあげられるようになれるといいでしょう。それは、自分が人間として成長することにもなるのではないでしょうか。

p.156 人のことが気になってしかたがないのは自尊心が足りないのかもしれません。「自信がない」「自分がない」「自分はこれでいいと思えない」「自分を大切に思えない」などと、不幸になる考え方をしているのかもしれません。

p.212 どう対応するか、その心構えを決めることが大事です。たとえば、悪口を言われた時には「まともに相手をするのはよそう」、陰口を言われた時には「陰口は黙殺すればいい」など。また、意地悪をされた時には「傷つくのは相手の思うツボ」のような考え方でもいいのではないでしょうか。

p.213-4 相手のことを「許せない」などと思っているうちは、悪感情はなかなかおさまらないでしょう。「許さなくてもいい」のです。でも「こういう人もいる」「こういう所もある」「こういうことをしてしまうこともある」などと、現実は現実として受け入れたほうがいいのです。そう考えることで、悪感情が少しは鎮まるでしょう。
 「感情は、考え方を変えることで、ある程度はコントロールできる」のです。感情がコントロールできるようになれば、それだけ人間関係のトラブルを小さく済ませることができるようになるでしょう。

p.225 慢性的な問題を抱えてしまっても、それで終わりと考えてはいけないのです。
 自分の身体や心に慢性的な問題があっても、ちゃんと生きることや生活を愉しむことをあきらめてしまうのは、自分のためによくないでしょう。自分の問題とうまくつきあい、問題を抱えている自分とうまくつきあっていくことが大切だと思います。

p.232 自分のやりたいことがある人は、ついイヤな事やイヤな人の考えてしまった時には、「こんな(人の)ことを考えるより、やりたいことについて考えよう(やりたいことをやろう)」と考えることができます。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鴨か虎か

2012-09-13 21:30:41 | Book Reviews
「鴨か虎か」 丸太たぼ吉・著、プレジデント社、2012年7月2日

p.99 現実は厳しい。分かっています。そうそう簡単に非を認められる社会じゃない。でもせめて人として、誰かに迷惑をかけたときは、会社の看板を一枚脱ぎ捨てて、一人の人間として心を込めて詫びること。それくらいできなければ、組織をつくるものが人間ではなくなってしまう!

p.104 たとえ契約を打ち切られても、倒産寸前に追い込まれても、ワカサ映像はワカサ映像でありつづけること。最後の弦が切れるまであきらめずに進むこと。そうすればいつかきっと、誰かを感動させる、世界に認められる仕事ができる。

p.280-1 生きることの辛さなんて、生きることしかできない辛さに比べたら、大したことじゃないのかもしれない。それでも辛いものは辛いから、たまにはこうして、誰かと酒を飲むんだ。

p.283-4 ライブビューティーをクビになる前日に読んだ自己啓発本『ポジティブ思考でハッピーライフ』である。
 ・あらゆることに感謝しよう
 ・笑顔を絶やさない人間になろう
 ・常に前向きに生きよう
 ・嫌なことはチャンス、良くなることだけを考えよう

 最初にこの本を読んだときの感想は、すべて自分が中心だった。これで自分は幸せになれる。ここに書いてある通りに生きることができれば、ダメな自分を克服できる。夢が何でも叶い、誰からも愛される、慕われる自分になれるのだと、前途洋々とした気分だった。
 だが違うのだ。ここに書かれているのは、自分の周りで、自分を支えてくれている人への感謝の方法だったのだ。
 自分が幸せになるために生きるのではない。まず誰かに自分が支えられていることに気づき、人を幸せにし、それから自分の心を豊かにしていくということが大切なのだ。

p.331-2 幸福に勝つためにはどうすればいいのか。幸福と対峙したときにいつもしてしまうことがある。それは自分を責めてしまうことだった。

p.350-1 本当に偉い人というのはですね。どこにいても、どんな立場であっても、誰からも尊敬される人のことなんですよ。

p.352 私、人生っていうのは自分が生きた足跡を、残さなくちゃいけないと思うんです。どうせ尽きる命なら、自分が歩いて来た道にその証を残しておくことが、生きる務めだと思うんです。

p.363 夢を追うっていうのは、一流を目指すことなんです。でも、一流にはそう簡単になれない。ほんの一握りの人間だけです。でもそれでいいんです。一流を目指した二流、三流の人たちが大多数を占めて、この世界を支えている。
 夢が叶う人間はごくわずか。しかし、夢が叶わなかった人間も、誰かの夢を叶えているってことなんです。すべての働いている人に感謝・・・・・なんてね。

p.364 虎太郎さん、私はねぇ・・・・・もう人の笑った顔しか、見たくないんですよ。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怒らない技術2

2012-09-12 20:47:20 | Book Reviews
「怒らない技術2 それでも怒ってしまうアナタへ 嶋津良智・著、フォレスト出版、2012年5月14日

p.63 「怒らない技術」の本質は、解決方法に焦点を当てることです。コントロールできないところに集中するのではなく、あくまでもコントロールできることに集中することです。

p.70-1 イライラしたり、怒ったりしたときに、尊敬する人を思い出し、「あの人ならどうするだろうか」と自問します。たとえば、松下幸之助さんならどう対処するだろうか。本田宗一郎さんならここでどう言うだろうか。
 つまり、直面しているイライラや怒りは、自分とはまったく違うレベルの考え方をすることで解決できるということです。

p.135-6 「それをしなかったら、何が起こるかを想定する。(短期および長期で)何も起こらなければ、結論は、ただちにやめることである」

p.218 「自分の喜びを追求する行為が、他人の幸福への奉仕につながるものでありたい」


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LESS IS MORE

2012-09-11 21:15:52 | Book Reviews
「LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。 本田直之・著、ダイヤモンド社、2012年6月14日

p.55 収入や資産が多いかどうか、実際に欲しいものがたくさん買えるかどうかが重要なのではありません。収入と支出のコントロールができていればいい。欲しいものが買えるし、やりたいことがあったらできると「思っていることが重要」なのです。

p.70 (日本はストレスが溜まっていて余裕がない)理由のひとつには、北欧諸国の人たちの「シンプルな暮らし」があげられますが、それだけではありません。そのポイントは「自分で選んでいるかどうか」というところにあると思います。

p.74 「商品そのものを買っていたわけではなく、その商品を買うことによって、それがもたらすであろう幸福を買っていたのです」

p.83 (仕事仲間と)上下の関係になって、下の立場に入ってしまうと、そこからなかなか上がれずにストレスが溜まります。
 フラットな関係になるには、高いレベルの成果を上げなければなりません。それプラス。知ってもらう努力をする。具体的にはどうしたらよいのでしょうか。それは、相談されるような相手になればいいのです。

p.97 目の前のものを追うのではなく、その後ろについてくるものを大事にすることです。継続性のない時代に、唯一継続を保証してくれるのは、スキルアップや自分のブランドをつくることなのです。

p.103 そうした、誰にでも通じる「共通言語」を持っていることが大切です。それはずばり、ライフスタイルと言ってもいいでしょう。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神様のカルテ3

2012-09-10 22:06:22 | Book Reviews
「神様のカルテ3」 夏川草介・著、小学館、2012年8月13日

p.6 現実という非情な化け物に立ち向かうのに、意志と情熱ほど余計なものはない。ただ必要なのは、事実から目をそらし続ける勇気と、何も考えない無我の境地だけなのである。

p.11 あせってはいけません。ただ、牛のように、図々しく進んでいくのが大事です。
 牛は超然として押していくのです。人間を押すのです。

p.247 正解はない。それが医療というものの難しさであろう。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな時代に会社を伸ばすたった一つの法則

2012-09-09 18:03:44 | Book Reviews
「こんな時代に会社を伸ばすたった一つの法則」 小宮一慶・著、海竜社、2012年7月30日

p.6 経営の定義は、次の三つだと思っています。
 1 企業の方向付け
 2 資源の最適配分
 3 人を動かす

p.12-3 あなたの会社の「目的」は何ですか? 「目的」は最終的に行き着くところ、あるいは存在意義でしたよね。
 会社の存在意義は、たいていはビジョンや理念に掲げられていることです。
 一方、「利益を上げること」は、ビジョンや理念が達成できているかどうかの尺度です。つまり、「目標」です。

p.33 お客さまは、会社や経営者の金儲けには何の興味もありません。「お客さま第一」とは、会社は、いかなるときも、お客さま志向を徹底しなければならないということです。

p.36 では、どうすれば、「働きがい」を高めることができるのでしょうか。私は、その答えは、1人ひとりの社員がお客さまのために、良い仕事をし続けることにあると思っています。
 社員は、お客さまに喜ばれているんだと実感できれば、ますます良い仕事に邁進するようになり、それは、「自尊心」や「自負心」を芽生えさせることにつながります。

p.38 単にモチベーションを高めたいと考えるのは、「同じ給料で、倍働いてくれないか」と言っているのと同じこと。こんな経営者都合の発想に社員がついていくはずがありません。そうではなく、まずやるべきことは「働きがい」を高めることです。

p.52-3 「金儲け」のために働くのではなく、「良い仕事」のために働くほうが、結果として儲かる。言われてみれば当たり前のことですよね。あなたの会社で働く従業員さんだって、「売上を上げてくれ」と言われるよりも、「良い仕事をしてくれ」と言われるほうがヤル気も出るし、働いていて楽しいと感じるはずです。もちろん、お客さまも会社の売上や利益のためでなく、自分たちのために一生懸命やってくれる会社のほうを好むことは言うまでもありません。

p.54-5 従業員は、通常のときには給料についてくる。しかし、しんどいときにはビジョンや理念についてくる。
 従業員は、平常時は、どんなにイヤな社長がいる会社でも給料や雇用のために我慢して働きます。けれども、会社が本当にしんどくなったら、それでは無理です。お金についていくことはできませんし、そのお金も十分に払えません。
 会社の志だとか存在意義、つまり、ビジョンや理念だけが社員を支えるのです。

p.62-3 伸びる会社になるために大切にすべきことは、一つだけです。それは、「良い仕事」をする、ということです。
 良い仕事というものを考えたとき、私は、二つの意味がそこにはあると思っています。一つは、他社よりもQPSの組み合わせを提供しお客さまに喜んでいただくことです。もう一つ、良い仕事とは「工夫しているか」ということです。

p.67 お客さま志向を邪魔する最大のもの、それは「お金」や「地位」などの私利私欲です。「お金は魔物」とはよく言ったもので、それまでお客さまに喜ばれるような仕事をしようと頑張っていた人も、お金や地位などの“にんじん”がぶら下がると、途端にブレ始めてしまうものです。

p.76-7 時間を自分でコントロールして、働きがいを感じながら仕事ができると、どんなにタイトでも時間に追われることはありません。

p.86 経営状態が良くないなら、経営者はまず、自分の給与から下げるのは当然のことです。それもせずに働く人の給与から下げようとすれば、経営者の人望を失います。
 それだけではありません。給与が下がったら働く人の意欲は低下しますから、商品やサービスの質は落ち、余計に売れなくなり、結果、会社はますます業績不振にあえぐことにもなりかねません。

p.116 原理原則というのは、普遍的なものです。普遍的なものは、ある程度、単純化することができますから、誰にとっても、理解しやすいものだと思います。
 ここで単純な経営者は、また間違えます。「お客さま第一を念頭に置いていればそれだけでうまくいく」などと割り切ってしまうのです。
 もちろん、ビジネスは、「お客さま第一」という原理原則にのっとるのは当然なのですが、そのうえで、複雑な社会を読み解き、緻密な戦略を立てていかなければならないのです。

p.122 他社の動向、環境や経済情勢の変化、法律の変更など、これらは、いずれも企業側ではコントロールできないものです。
 どんな会社でも社会の動きを無視しては、競争に勝つことはできません。ですから、日頃から外部環境をきちんと分析しておくことが大切です。それが、環境の変化に対応できる企業体質や文化を培う大前提です。いざ、外部環境に大きな変化が生じたときに、それを知らなければ素早く、柔軟に対応できないのです。

p.178 平たく言えば(弁証法とは)、ある事象があって(正)、それと反対のものが出てくると(反)、反発はするものの、最後にはそこから新しいものが生まれる(合)という考え方です。このことをドイツ語では、アウフヘーベン(止揚)と言います。テーゼ(正)とアンチテーゼ(反)があって、アウフヘーベン(合)するのです。そして新たな「正」が生まれる。

p.185 ビジネスも人生も、弱肉強食ではなく、より優れた者が生き残る「優勝劣敗」なのです。適者生存です。
 ビジネスは、市場における他社との競争です。それは間違いありません。でも、ライバル会社を蹴落としてやろうなどと思わず、ライバル会社よりも良い商品やサービスを提供して、お客さまや社会から選ばれる会社になろうと思えばいいだけの話なんです。より優れた者が生き残る。だから、優勝劣敗なのです。

p.187 質を高めれば、相対的に質の低いところの売上や利益が減りますから、結果として量が増えるのです。量を増やすこと、規模を大きくすることありきで仕事をするのではなく、質を高めることを目的に置くことが、宇宙の原理に合っていることになります。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする