薬局が医療提供施設に規定されたのはいいが、そこには誰もが共通する目指すイメージがあるのではなく、なんとなく個々に思い描いているものがあるにすぎないのではないか。つまり、お手本になるようなものがあるのではなく、どこも横一線に未開拓地を切り開いていくようなイメージだ。
薬局そのものに理想像というか、お手本があるのではなく、医療機関として先輩の病院や診療所に習うものがあるような気がしている。公的医療機関でなく、民間であっても、系列病院であってもだ。それぞれに学ぶべきでない部分もあろうが、「医療機関」であることは外してはならないことだと考える。
逆に医療系列の民間組織である、某介護チェーンであるとか、医療機器販売メーカー、そんなものは同じ民間組織であっても、そのあり方は「医療提供施設」として見習うべきあり方ではないように思う。医療の世界に住んでいても、経済が優先する組織だとおもうからだ。販売や利益確保が中心の運営は、医療そのものではなく、医療を取り巻く住人であればいいのだと思う。
薬局はどちらの世界に位置付けられるべきか。残念ながら、これまでは後者のほうが多かったと思うが、しかし決して少数派ではなく、前者を基本姿勢とする薬局もある。チェーン薬局は大半が後者であって、猛省が求められるだろう。180度の方向転換を余儀なくされるのではないだろうか。
チェーン薬局は、ときに「薬局」を事業に位置付けたりもする。事業形態を尋ねられれば「薬局」というのだろうか。やはり広い意味で「医療」だとしたい。歯科だって、事業形態は「歯科」でなく、「医療」だと言うのではないか。
薬局そのものに理想像というか、お手本があるのではなく、医療機関として先輩の病院や診療所に習うものがあるような気がしている。公的医療機関でなく、民間であっても、系列病院であってもだ。それぞれに学ぶべきでない部分もあろうが、「医療機関」であることは外してはならないことだと考える。
逆に医療系列の民間組織である、某介護チェーンであるとか、医療機器販売メーカー、そんなものは同じ民間組織であっても、そのあり方は「医療提供施設」として見習うべきあり方ではないように思う。医療の世界に住んでいても、経済が優先する組織だとおもうからだ。販売や利益確保が中心の運営は、医療そのものではなく、医療を取り巻く住人であればいいのだと思う。
薬局はどちらの世界に位置付けられるべきか。残念ながら、これまでは後者のほうが多かったと思うが、しかし決して少数派ではなく、前者を基本姿勢とする薬局もある。チェーン薬局は大半が後者であって、猛省が求められるだろう。180度の方向転換を余儀なくされるのではないだろうか。
チェーン薬局は、ときに「薬局」を事業に位置付けたりもする。事業形態を尋ねられれば「薬局」というのだろうか。やはり広い意味で「医療」だとしたい。歯科だって、事業形態は「歯科」でなく、「医療」だと言うのではないか。