何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

ビジネス頭を創る7つのフレーム

2009-02-28 23:36:19 | 薬害は人災だ
「ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」勝間和代・著、ディスカヴァー、2008年6月15日
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廃用身

2009-02-27 23:59:45 | 薬害は人災だ
「廃用身」久坂部羊・著、幻冬舎文庫、2005年4月30日
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ワクワク系で10倍幸せに仕事をする

2009-02-26 22:26:16 | Book Reviews
「ワクワク系で10倍幸せに仕事をする」 小阪裕司・著、ヴォイス、2001年11月12日

p.14-5 あなたも仕事を通じて、毎日の普通の日常社会にグラウンディング(地に足をつける)しつつ、あなたにもちろん許された、「創造」というやつをやってみないか!

p.28 ビジネスとは、自分の内から湧きあがってくる何かを表現したものであることが大切なのだ。

p.102 「癒しの市場」は、「誰かに癒されたい」という、極めて受動的な性格を持つものである。
 もう、再び立ち上がる時期に来ていると。多くの人が、「誰かに癒されたい」という受動的な態度を取る時期は、もうそろそろ終わりに近づいていると感じていること。

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「感動」で売れ!「体験」で売れ

2009-02-25 22:20:59 | Book Reviews
『藤村流「感動」で売れ!「体験」で売れ! 「買う理由」を伝えれば必ず売れる! 藤村正宏・著、インデックス・コミュニケーションズ、2005年4月15日

p.27 体験を売るということは、その商品の「意味合い」を売るということ。

p.55 「値段以外の買う理由を教えていなかった」

p.82 現代の消費者は欲しいものに気づいていないのです。だから買わない。

p.88-91 「プチデザートつきランチ」
 あまりにもプチなデザートならいらない。その分、安くして欲しい・・・・・を、ランチからプチデザートを外し、デザートがついていることを知らせず、「店長からのサービスです」というセリフをつけてコーヒーとともにだす。

 「ワインサービス」
 グラスになみなみと注いであげるのではなく、普通にしか注がない。そのかわり、飲み終わったころを見計らい、「これ店長からのサービスです」と、おかわりをしてあげる。

p.139 「ターゲットのプロフィールを細かく設定すると、限定されたお客さましか来店しないのでは」と不安に感じるかもしれませんが、そんなことはない。
 そのセンスや知性に共感した人、あるいは憧れている人を、幅広く集客できる。

p.146 ダイレクトメールの目的。
 とにかく最初に、「読んだ人にどういう行動をしてもらいたいか?」ということを、中心命題にして出します。

p.223 「売上が欲しいから、お客さまを喜ばせるんじゃないんです。お客さまが喜んでくれたから、売上があがるんです。それが商売のプロでしょ」
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お客様がお客様を連れて来る

2009-02-24 22:13:39 | Book Reviews
「お客様がお客様を連れて来る 顧客満足の具体例 中谷彰宏・著、ダイヤモンド社、1998年8月6日

p.15 (言われて、あるいは指示されてやるようなものは)サービスではなく、作業です。

p.22 「プロに任せてくれ。黙ってろ」というサービスが、これまで多すぎました。

p.46 自分が売った商品に関して、その商品が今どういう状態にあるかということに対して責任を持っているかどうか、思い浮かべてみて下さい。

p.55 お客様と接していて、もしあなたがホテルマンだったら(子供に)「僕、大きくなったらホテルマンになりたい」と言わせるようなことをやっているでしょうか。

p.84-5 ほとんどのメイクサービスは、サービスと言いながら、特定の化粧品会社が販促目的でやっています。つまり、サービスを受けていながら、その化粧品を買わざるを得ないような気分に追い込まれているということです。
 あるサービスの裏には、必ずスポンサーが見え隠れしていて、そのスポンサーの商品をなんとなく押しつけられるようなプレッシャーを感じている。お店の側には売らんかなという姿勢がなくても、お客様はプレッシャーを感じてしまうのです。

p.92-3 初めてのお客様は、常連のお客様から紹介されてきた方だと思えばいいのです。初めてのお客様は、常連のお客様の家族だと思えばいいのです。

p.99 「お客様にリピーターになっていただきたい」という言い方をする人がいます。リピーターになってもらおうと思ってするサービスは傲慢です。お客様をただのデータとして扱っています。
 お客様にはリピーターよりメンバーになっていただく。メンバーよりもチームになっていただく。店員と客という関係を越えた仲間です。

p.114-6 お客様にとって何が一番つらいか。「どうもありがとうございました」とニコニコ笑っていたあなたが、急に真顔に戻った瞬間です。その時、今までサービスされてきたのは「なんだ、営業用だったのか」と感じてしまいます。
 「また、来ます」と言いながら、振り返って店員さんをちらっと見ると、その時に笑っているかどうか。

p.123 サービスというのは、塾の授業のようなものではありません。どんな時でも個人授業です。

p.129-130 サービスをすることが、習慣化するのはいいのです。でも、サービスして喜ばれることが、習慣化してはいけないのです。
 人に初めてサービスをして、そのサービスを喜んでもらえた。その喜びを思い出してみて下さい。いいサービスができるのは、ベテランになっても新人の気分でいるからなのです。

p.132 サービスに運はありません。
 サービスほど正直に、運に左右されることなくお客様に評価されることはありません。一生懸命やっていたら、必ずお客様の気持ちを動かすことができるのです。

p.135 「こんなサービスをしても、お客様全員にわかってもらえない」と言うかもしれませんが、そういうサービスほど高級なのです。全員がわからなくていいのです。わかる人がわかってくれたらいいのです。

p.143 あなたはサービスを売る仕事、知識を売る仕事、知恵を売る仕事、情報を売る仕事をしています。別の言い方をすると、安心を売る仕事をしているのです。

p.149 サービスの選択に、正解はないのです。唯一正解があるとしたら、お客様が選んだ選択が、常に正解なのです。
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調剤の意味を理解させよう

2009-02-23 14:25:43 | 心に残ること
(薬事日報 2009.2.23 より)
 実務実習受け入れ側を代表して、堀内龍也日本病院薬剤師会会長は「処方せんが患者にとって妥当か否かを評価するのが調剤で、薬剤を間違いなく揃えることは後からでもできる。調剤の意味を理解させることが大事」とし、大学側事情と現場側で温度差があることが露呈された。
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 薬局におけるリスクマネジメントとは、患者の安全を確保することであり、そのためには患者データ、情報を考慮したうえでの服薬管理が必要であると、研修の場で言い続けてきた。安全管理とは、その患者に照らし合わせて処方せんで計画された薬物療法を進めてもよいかどうか、薬の専門家として評価することだと。

 薬が棚にある状態では、まだその薬が患者にとって安全なものかどうかわからない状態である。それが薬剤師の手を経て交付されるということは、暗黙のうちに薬剤師があなたにとってこの薬を使って薬物療法を進めることについて妥当であると認めたことなのだとも説明している。

 処方せんの妥当性とは、有効性と安全性の両面から検討されるものだが、薬剤師が主に係わるのは後者だ。前者に言及するのも、後者の観点から検討された結果であることが少なくない。

 自分たちは薬剤師だ、薬の専門家だと言われながら、患者とのかかわりが希薄なまま、薬を正確に取り揃えることを調剤の主眼にしてきたのではないか、“名ばかり専門家”ではなかったか、という反省に基づくものだ。
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運に選ばれる人選ばれない人

2009-02-22 23:10:36 | Book Reviews
「運に選ばれる人選ばれない人」 桜井章一・著、講談社+α文庫、2007年2月20日

p.80 「俺はちゃんと努力をしているんだから問題はないはずだ」と思ってしまってはダメです。
 もし悪い運が続くなと思ったら、周りに責任転嫁したりせず自分がしていることや考え方を冷静に見つめ修正していく勇気を持つことです。それが出来れば悪い運気はそこで終わります。

p.89 「終わり」はすなわち「始まり」と思えば、いつも新鮮な気持ちでいられるのです。
 何事にも必ず終わりはあります。でも、終わったからといって落胆や失望をするのではなく、その瞬間から別のことが始まると思えば救われます。

p.91 あげまんの人は計算して、そうなろうと思っているわけではありません。どちらかと言うと自分だけよければよいという発想がありません。
 おせっかいからではなく純粋に人のために何かしてあげられるのです。

p.104 私は人を不愉快な気分にさせれば、自分の負けだと思っています。
 自分自身が気持ちのいい人になるよう心がけることが大事なのです。

p.123 5のミスがあったら10もなくてよかったと考える。そうすると全部のミスがたいしたことでないように思えます。命までは取られることがなくてよかったと考えれば、何が起ころうとたいしたことはないと思えるようになって修正力が効いてきます。それが土壇場で運を取り戻すコツです。

p.128 悪いものはよけろと言いますが、それをあえて実感することも大事なのです。受けてもそれを抜いてしまえばいいのです。受けた後、自分の中に置いておくとカッカしてきますが、「面白いじゃないか」と思って受けると残らないで抜けていきます。

p.142 失敗をごまかしていると成長しません。失敗は失敗と受け止めて、自分に対してウソをつかないことです。ごまかすと同じ失敗が繰り返されます。

p.150 「不調な時こそ実力」と思っていれば、調子がよくても浮かれることがなく、反対に調子が悪ければそうと認めて素早い対応が出来るわけです。

p.151 スランプを「変化」だと思えばそこから抜け出すのが早くなります。調子は変化していくものなので、好調な時もあれば不調な時もあるのが当たり前だと思えるのです。不調とかスランプは一種の疲れです。

p.160 「運」は変わるものと思っていれば、「運」の波に影響されない。

p.192-3 人は好きなことをするためには、けっこう我慢できるものです。しかし時にはほんとうに仕方なく我慢や忍耐を強いられることもあります。そんな時は試練だと思えればいいのです。苦労と思うのではなくて、厳しい状況が自分をいい方向に鍛えてくれると思うのです。けっして悪いことではないんだと思うことです。

p.199 違和感を放つ人は、かわいそうと思えばいい。

p.204 「好きだからいい、嫌いだから悪い」と思うのでなく、「好きでもよくないこと」「嫌いだけどよいこと」もあることを忘れてはいけないのです。

p.210 誰しも根っこがあり、葉があり、実があって、その上で花を咲かせるのです。根と葉を無視して花ばかり求めると肝心なものが見えなくなります。

p.220 大事なのは、腹を立てた後にそれをいかに戻すかです。腹を立てても修正すればいいのです。「俺はこんなに腹が立っているんだぞ」と言って立腹している状態に固執していてはダメです。腹を立てるだけで終わってしまったら負けです。

p.226 多くのサラリーマンは違和感を感じながら会社に行っているはずです。この違和感の多くは、絶対的な効率主義からくるものです。効率主義のもとで進められる仕事も人間関係も避けることの出来ない違和感を人に与えるのです。
 ひたすら効率、効率ではなく、「人にエネルギーを与えよう、人の気持ちをよくしよう」といった姿勢で仕事をしていかない限り、本質的な違和感は解消されないと思います。

p.232 強い人は、どんなことに対しても真正面から向き合います。苦しさも不安もすべて受け入れれば、「今は大変だが、やるべきことをやろう」と覚悟を決められます。そうすることで、不安や焦るでわからなかったことが見えてきて、突破口が開けてくるのです。

p.237 モノに動じないのと、感情を殺して表に出さないのはまったく違います。
 肝心なのは、感情を揺らした後、すぐによいほうへ修正ができるかどうかです。それが出来て、「揺れない心」になるわけです。
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会社を辞めずに億万長者

2009-02-21 22:15:35 | 薬害は人災だ
「会社を辞めずに億万長者」牧野真・著、オーエス出版社、2004年2月28日
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その判断は正しいか

2009-02-21 14:34:40 | 薬局経営
 医薬分業でも草分け的なある薬局の経営者の記事が、年明けの業界紙に掲載された。その中で現在の経営者は、

「(薬局も)企業である以上、財務を認識しないと意味がない。実績を重ね、社員の中にも売上向上のため、どうするかという意識が増えてきたことが、最近の成果だと思う」

 と述べている。

 この薬局、けっして薬剤師業務のレベルは低くない。いや世間一般より進んでいるといってもよい。しかし、この経営判断はいかがなものか。

 薬局は企業で、そこに勤務する者は社員か。確かに公立ではないし、公務員ではない。しかし仕事の性質は公共性のあるもので、有国家資格者によって行われる。財務はどうでもよいとは言わない。どの組織であってもだ。しかし売上向上が医療機関や医療従事者の活動目的か。

 薬局の質やサービスの向上と財務とのバランスのとれた薬局運営を行うという。バランスをとること自体、両者はそれぞれ別であって、相反する性質のもので、偏ると相手が低下するという考え方である。

 運営を継続するために、それなりの売上は必要だ。しかし、それはサービスや質の向上によって損なわれるものなのか。売上が計画を下回るとしたら、それは提供するサービスや質が、その価値が顧客から評価されていないからではないだろうか。サービスや質の向上は、業績に連動するのではないか(もちろん、そのための過度な投資はバランスを欠くが、家計と同じで全体を考えないことなどするはずもない)。さらには、薬局の活動目的は売上向上か。薬剤師はそれを意識して業務を行うことは、薬剤師のあるべき姿勢か。

 薬局の存在を企業と位置付け、サービスや質と財務を「バランスをとる」性質のものと考える・・・・・。こういう薬局には勤務したくない。
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パーソナルブランド

2009-02-20 22:44:46 | Book Reviews
ビジネスで成功する決め手は、パーソナルブランド」 越石一彦・著、ゴマブックス、2005年11月10日

p.17 変革の時代といわれ、社会のシステムが激変しつつある中で、人間だけは、いつの世も不変です。そして、人をだいじにする会社は伸び、逆に、人を単なるコストとして考える会社は衰退するという厳粛な事実があります。

p.108-9 一般に、「人材」にも四種類あるといわれています。会社の財産となる「人財」、会社のために尽くす「人材」、単にそこにいるだけの「人在」、それに役立たずでリストラされる「人済」。社員はコストにすぎないと考える経営者なら、社員の能力や実績を近視眼的な見方で判断し、不要な人間はどんどん捨てていくでしょう。しかし、社員の実績が上がらないのは、俗悪な職場環境が、せっかくの才能ややる気をしぼませているからです。

p.111-2 自分が売り込む商品をだいじに思う気持ちがあれば、セールストークにもおのずと熱がはいり、売りこみの言葉一つひとつに力強さが出てきます。上司に言われたからとか、ノルマを達成しなければならないからとかいう場合と、この商品を売りたいから売るという場合では、言葉の説得力に天と地ほどの開きがあります。

p.164 また、「利益より理念」という点でも考え方が一致しています。もし、会社の利益と自分の経営理念が相反するような事態に直面した際、どちらを優先するかといえば、躊躇なく経営理念を選ぶというのです。早い話が、金のために自分の魂は売らないということです。
 金儲けに執着する経営者には、人をだいじにするという、経営の本質が見えていません。
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起業のネタ

2009-02-19 22:23:07 | 薬害は人災だ
「起業のネタ」森英樹・著、アスカ出版社、2005年4月30日
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西郷南洲翁遺訓

2009-02-18 22:39:05 | Book Reviews
話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」』 長尾剛・著、PHP文庫、2005年12月19日

 幕末から明治初期に、国を思って行動する人物の見識に触れ、今にもあてはまるものが多々あるように思われた。“話し言葉”で書かれているのもいい。

 西郷隆盛という人物に魅せられた。またいつか鹿児島に行くことがあったら、銅像でいいから会ってみたくなった。

p.23 自分の身内もアカの他人も、好きな相手も嫌いな相手も、価値観や人生観の違う者も、全部ひっくるめて万民の暮らしを支えてやらねばならぬ。世の中全体を包んでやらねばならぬ。
 だから、そこに「私心」が入ってはいかんのです。ほんのちょっとでも、自分の好き嫌いや拘りが入っては、いけないのです。

p.30 リーダーとはその前に、まず自らの責任において「おのれのビジョンと決意」が用意されておらねばならぬ。

p.123 怨みの心からは何も生み出されないのです。そもそも、こう考えるのが良いのです。すなわち、「人を相手にせず、天を相手にせよ」と。

p.124 他人のせいで道をどれほど阻まれても、それがあたかも「雨風のせいだ」と思えるのなら、前向きの意思が失われることはないのです。怨みや憎しみに、我が心が占められることはない。
 「天を相手にする」とは、たとえ怨みのある他人がいたとしても、そんなヤツは無視する、ということでもある。

p.137 何か事が起こっても、そこでいちいち歩みを止めてはいけない。事の成否、いや、自分の生死にさえも、不安を抱いてはいけない。
 「そうなったらなったで、仕方なし。道を曲げて卑屈な人生を歩むよりは、人の道に倒れたほうが幸福である」と思うべきでありましょう。

p.139 だから困難に遭った時、これを切り抜けるためには、ますます道を行うことです。自分の正義が踏みにじられたならば、ますます正義を貫くことです。
 正義を貫く自分を、楽しむことです。


p.140-1 命も要らぬ、名も要らぬ、官位も金も要らぬという人は、始末に困るものです。しかし、この「始末に困る人」でなければ、艱難辛苦をともにして国家の大事業を成し遂げられないものです。

p.142 “謙虚さを持たぬ俗人”だと、「私利私欲を捨てられぬ自分」を「人間の標準」だと決めつけて、その尺度で自分を測る。だから、高貴な心を持つ「始末に困る人」を、ただの偏屈や馬鹿者だとしか評価できないのです。
 まこと、謙虚を知らぬ俗人ほど、質の悪いものはない。

p.146 (道を行う者は)あちらこちらから誉められ担ぎ上げられ、チヤホヤされたりしても、それに満足したり得意になったりせぬものです。

p.152 道を志す者が尊ぶのは、結果ではない、心掛けです。
 正義の心が根底にあるかないか、その点をのみ見定め、評価するのです。
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マーケティング実践術

2009-02-16 22:45:03 | 薬局経営
ワクワク系の店づくり 毎日お客が来たくなる マーケティング実践術」 小阪裕司・著、かんき出版、2000年1月18日

p.100 「売れる商品」とは、あなたの店の顧客が「『買いたい』ということに気づいた商品」のこと。

p.120 「すべての人を満足させなさい」というのが従来の商売セオリーではなかったか。だが、最初からすべての人を対象にしようとすると今日ではそうした取り組みのほとんどが結局誰もワクワクさせられなかったという結果に終わってしまうのだ。

p.136 あなたのビジネスが真のワクワク系になったとき、それはもうただ単に顧客をワクワクさせるビジネスではない。顧客と共にワクワクするビジネスになるのだ。


ジェネリックに変更するにあたり、「楽しみながら変更する」やり方なんてあるか。お試し調剤(分割調剤)なんて、ダメなら使わなきゃいいのだから気が楽?かもしれないが、自分の身体で実験してみることになる。「ジェネリックの楽しみ方」、何かないか。

ジェネリックだから、とにかく(あるいは、とりあえず)安いから、使われるのか。薬局が良さを説明し、不安の解消に努めたから使われるのではないか。安いだけでジェネリックは浸透しない。国民に使ってみようと思わせたジェネリックが使用される。

p.99 「売れる商品」は最初からこの世にはない。そこにあったのは、ボン・マルシェがパリ市民に「『買いたい』ことに気づかせた商品」なのだ。

国民が使いたいジェネリックとは何か。どのような条件を満たしたジェネリックなら、使ってみようと思うのか(思わせることができるのか)。

安いだけでは買わない。そこそこの安さだけでは、十分な価値を感じているとは言えないからではないか。その価値があると思わせれば、安いこと自体は悪いことではないから、使用されるのではないだろうか。



薬局サービスの「メニュー」を書いて、提示してみてはどうか。今年度から、調剤報酬点数表を掲示しているが、技術料の存在を明確にし、いろいろな状況の際に所定の点数がかかることを示し、“お金がかかりますよ、承知しておいてくださいね”と言っているようだ。

そうではなくて、まるで喫茶店かレストランにでも入ってスキなモノをオーダーするかのように、これを注文してみようかな、といった感覚になれるよう、あたかもMENUのように出しておくのだ。

こういう呼び名のフィーがあり、その内容はこうであり、それは必要とする人にはとても意義のあるものであると思わせるようにする(おいしそうに見せる)。“今日はそのサービスを買ってみようかしら”と思わせるように書く(紹介する)。そういうものを待合室に置いてはどうだろうか。

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めざせ!週末社長

2009-02-15 22:31:05 | 薬害は人災だ
「賢く稼ぐビジネスマンならめざせ!週末社長」丸山学・著、同文館出版、2004年4月26日
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70倍自動化営業法

2009-02-13 22:06:25 | Book Reviews
「70倍自動化営業法」 田原祐子・著、中経出版、2008年11月11日

p.20 これからの営業マンは、「お客さまが求めている情報」を知らせるスキルを、ホームページに見習わないといけない。

p.26 営業活動とは、「お客さまの価値観にジャストフィットした商品を提案する活動」であり、いってみればお客さまとの「キャッチボール」のようなもの。

p.57 「70倍・自動化営業法」の核にあるのは、「営業マンが感じた『ワクワク感』をお客さまに伝え、お客さまにも『ワクワク』していただく(=ワクワクを伝播させる)」こと。

p.58 「70倍・自動化営業法」は、「人の気配」や「気持ち」、「感情」がともなっていなければなりません。そのためには、営業マン自身が「自分の商品を好きになること」が大前提。

p.59 USP(Unique Selling Proposition)=「独自の販売提案」
 営業マン(売り手)から見た「商品の強み」のこと。「他社商品との違いや優位性」を示す言葉。

p.68-9 お客さまに「USP」を確実に伝えていくためには、営業マン自身が、「自分の商品を大好きになる」必要があります。商品の魅力を「知識」として覚えているだけではまだ不十分。「ほんとうに」、「自分の経験として」理解していないと、どうしたって「口先だけ」の商品説明になってしまい、「目の肥えたお客さま」には見抜かれてしまうでしょう。
 「自分の商品に思い入れがない人」に、売上げを伸ばすことなどできないでしょう。

 いくらジェネリックを勧めても、ジェネリックについてよく知っていなければ、理解していなければ、口先だけの説明になってしまう。自らが飲んでみて勧めるわけにはいかないので、なおさらジェネリックに対する理解は必要である。

p.70 商品に対する「思い入れ」があれば、お客さまからの質問にも「実際に商品を使用したものとして、自信を持って答えられる」ようになり、「セールストークも本気になってくる」のです。

p.75 セールストークをするにも、思い入れが強いからといって、「営業マンの主観を押し付けすぎないこと」なんです。

p.121 営業マンから教えられた商品の「USP」が、「お客さまの価値観にジャストフィット」すると、お客さまは商品の購入を決めたり、購入に至らない場合でも、「勉強を教えられた生徒がほかの生徒にも教えはじめるように」、その商品がいかに魅力的かを「自分のまわりの人々に教えたくなる」のです。

p.123-4 「完璧ボックス」とは、「クチコミのもとになる言葉」であり、「完璧に口コミを仕かけることができるキーワードを集め、ひと言フレーズ集にしたもの」です。
 「『USP』を凝縮したような完璧なフレーズをつくり、お客さまから他のお客さまへと伝言ゲームをしていくよう」というのが「完璧ボックス」の考え方です。

p.142 「お客さまの問題を解決するためには、こちらのプライスバリエーションのほうが得策である」、「そちらの商品よりも、こちらのプライスバリエーションのほうがワクワクする」ことを教えるようにすれば、「アップセル」を仕かけることができる。
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