何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

死をおそれない生き方

2013-07-21 10:25:11 | Book Reviews
「死をおそれない生き方」 桜井章一・著、主婦の友社、2012年5月20日

p.22-3 元来、私はあまり喪失感といったものを感じない質なんです。それは“終わりは始まり”という感覚が強いからです。失ったり、手離したりすることが“新たな始まりだ”という感覚がある。だから喪失感を大きくせずに、そのまま受け流すことができたのだと思います。
 終わった時に「あ、また何かが始まっていくんだな」という感覚を持てばいい。

p.25 人間なんてやり残して死んでいくものだと私は思っています。完成されて死んでいくわけじゃない。不完全なものを置いてこの世を去っていくのですから、みんなやり残したことがあって当たり前です。“生”に執着しすぎるから、やり残したことにもしがみついてしまうことになるんです。

p.31 「法律に触れていないんだからいいでしょ」というような判断基準を持った人間は下の下です。

p.35 自分を大きく見せたり、よく見せたりすれば一時の高揚感は味わえるかもしれません。でもそんなことをするから苦しみや悩みが生まれてくるんです。“等身大”であるのが、本当は一番楽なんです。

p.53 私は選択したことによってマイナスなことが起きたら「これは自分を成長させてくれるものだ」と思ってやってきました。

p.61 素の自分で強く生きていくために一番必要なのは“素直と勇気”なんです。

p.62 「上手にできるかな?」とか「失敗したらどうしよう?」とか「人からよく見られたい」とか、そういう思いが私にはないんです。そんなのまったく気にしていない。他人からどう思われようが「知ったこっちゃねぇ」とすら思っています。

p.63 「人生はどうなるか分からない」という心構えがあれば、“不測の事態”に対処できるようになります。
 人生はどうなるか分からないのですから、マニュアルなんかつくったってその通りに行くわけがありません。だったらそんなマニュアルは必要とせず、その場、その場で臨機応変に対処した方がうまく運びますし、結果として人間としても成長できるのだと思います。

p.65 私の中にあるのは「目標という“土”から何が生えてくるんだろう?」という感覚です。
 目標を“幹”にしてしまうと、「真っ直ぐに伸びなくちゃいけない。枝もたくさん伸ばさなくちゃいけない」と思ってしまいます。

p.67 ほとんどの人は“格好つけよう”とするから格好悪くなってしまうんです。本当の格好よさとは“自然に合わせる”ところから生まれるものなんです。

p.71 陰気な人っていうのはおとなしい人が多いですが、陰気だからおとなしいのではなく、暗くて見えないから動くに動けず、それがまわりから見るとおとなしく見えるだけなんです。道場生に動きを止めてしまっている陰気な人間がいたら、まず動くことを教えます。明るくしてから動くんじゃなくて、まず“動いてみろ”と言うんです。

p.71-2 “動く”ということに気付かせるにはまず、心を開かせることです。心を閉じれば誰だって暗くなってしまいます。
 ただ、心をオープンにさせようとすると、みんな最初は恥ずかしがっちゃうんですね。本当の自分を見られたくないんです。自分の悪いところを見られるのが嫌だから心をなかなか開けない。でも、誰にでもいいところ、悪いところはあるわけですから、恥ずかしがる必要なんてまったくないんです。

p.79 人間は誰でも失敗します。成功ばかり、なんていう人はこの世にいません。であるならば「ダメで元々」と思って等身大の自分で勝負する。「死にゃーしないさ」の心意気があれば少なくとも今までの緊張からは解放されるでしょう。

p.86 トラブルから逃げていたら人間は成長しません。人生は思い通りにいかなくて当たり前です。要はトラブルがあって当たり前なんです。なのにトラブルから逃げていては、人生が先に進んでいかないじゃないですか。

p.87 自分を救うことができるのは、自分だけなんです。

p.88 とりあえず“最初の一歩”をまずは踏み出すことです。それをしないで「困った、困った」と言っている人が多いんです。やらないから不安がどんどん大きくなって、その不安に押しつぶされそうになってしまうわけでしょ。だったら一歩踏み出せばいい。一歩踏み出せば、一歩ゴールに近づいたということ。何もしないより、そっちの方がよっぽどいいじゃないですか。

p.92 ギリギリまで見守るというのは、ある意味忍耐力を要します。ギリギリを見極める能力も求められるでしょう。
 “見守る”と“守る”は違います。“守る”感覚だと子どもの周囲をガチガチに固めて何も寄せつけないようなことになってしまいます。

p.116 いつ、どんな時でも、弱い人、困った人たちの方へ気持ちがいってなければやさしくなんてなれません。

p.127 尊敬している人などいなくていいんです。
 “尊敬する”ということは、それだけでもうすでに囚われてしまっているわけです。洗脳されちゃうんですね。その人のやることなら「何でもいい」みたいになっちゃう。
 もし「いいな」と思う人物がいるのだとしたら、尊敬ではなく好き、大好きくらいに抑えておいた方がいいでしょうね。

p.137 クレームをつけて、相手から謝罪されれば「私の意見が正しかった」となります。クレーマーはその満足感を味わいたいだけ、人を従わせたいだけなんです。クレーマーは「自分が正しい」と思っていますから、間違ったことをしてもそれに気付くことはありません。

p.141 「客に対して媚だけは売るな。媚を売って銭をもらおうなんてこんな卑しいことはない。その代わり、お客さんをひとりの人間として大切にしろ」

p.141 差し障りのあることって、結局物事の本質を突いている。

p.144 私が昔からよく言っている言葉に「不調こそ我が実力」というものがあります。好調時ではなく、不調な時こそ、その人の真の実力が試されるんです。

p.161 「悪いことをしなければ善人なんだ。法律さえ犯さなければいいんだ」というような考えって多かれ少なかれ誰でも持ってるんじゃないですか。“善し悪し”で物事を見るってことは、結局自分の都合でしか物事を捉えていないということです。多くの人が持っている“善し悪し”というのは、本当の意味での“善し悪し”では決してないんです。

p.174 私の中には“美”という感覚はあまりなく、その代わりに“鮮やか”という気持ちがあります。鮮やかというのは、人間一人ひとりが持っている“色”であり“味”ですね。

p.175-6 自分の味を忘れて「長生きしたい」なんて思うから死が怖いという気持ちが増幅するんじゃないですか? 死というものは誰にでも訪れるもので、怖いものでもおそろしいものでもないと思います。

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清水克衛の「ツキ」を呼ぶ言葉

2013-07-15 14:35:59 | Book Reviews
『清水克衛の「ツキ」を呼ぶ言葉』 中嶋睦夫・著、学研パブリッシング、2010年11月2日

p.10 「ツキのスパイラルって絶対あるんですよ。プラスの方向にしか向いてないスパイラル。一回それに乗るとね、あとは上昇気流みたいにずっとツイてくるんです。それに一緒に乗っていきましょうよ」

p.26 正解を得ようとするあまり、「どうしようスパイラル」に陥ってしまったら、「正解なんてないんだ。あっかんべ~」と思ってください。

p.27 「あなたが今抱えている問題や悩みには、どんなに考えたって正解なんかないんだから、そんなもの探して悶々としてないで、とりあえず今、自分ができることを何かはじめてごらん」

p.31 あなたの中にある「ねばならない」に、ちょっとしたおもしろいアイデア、くっつけてみてください。

p.39 「正しいか、正しくないか」ではなく、「楽しいか、そうじゃないか」で決める。

p.45 安定は進化を妨げる。安定しちゃったらそこでおしまい。

p.46 (成幸とは)自分の成長、まわりの人たちの成長を感じて、心から喜べること。

p.61 「一寸先は、闇なんかじゃないよ。光なんだ。先が見えないのは、暗いからじゃなくて、まぶしいから。そう思って明日に進むから、ツイてる奇跡が起こるんだ。だって、明日が闇だと思っていたら、今を真剣に生きられるかい?」

p.67 「元気がないときほど、ひとまず自分の悩みは置いといて、まわりの人たちを笑顔で包んであげよう」 ウソでもいいから、「笑顔」。

p.69 「自分の悩みを解消するには、人の悩みの相談に乗ってあげるのが一番」

p.72 「ウソでもいいから、笑顔」「ウソでもいいから、明るく」

p.76 悩んでるときこそ、笑顔になってみる。「もうダメだ・・・・・」と思ったときこそ、笑ってみる。

p.81 「たとえ用事がなくても、つい会いたくなっちゃう。商人はそのくらい魅力的じゃないと、商売は繁盛しないんだ。本当の商人って、とっても魅力的で“人を喜ばせるスペシャリスト”なんだよ」

p.82 「目の前にいる人(お客さん)を喜ばせることを、知恵を絞って本気でやる」

p.83 「人の“良心”って、うまくできててね。人を喜ばせたら、自分もうれしい。たったこれだけのこと。この良心に従って、どんどんどんどん人を喜ばせる。家族、友達、上司、同僚、恋人・・・・・。そうすると自分もうれしいから、心がどんどん豊かになっていくでしょ。心が豊かになると、人はどんどん輝くんだ」

p.86 「自分の夢なんかどうでもいいから忘れちゃいなよ。そんなことより、人を喜ばせることを一生けんめいやってれば、目標なんかなくても道は自然に開けるんだよ」

p.90 「何か悩みやイヤなことがあってもそれは“やせがまん”。グッとこらえてウソでもいいから、ニッコリ笑って」

p.101 「自分で思っている自分と、人が見ている自分は全然違う」

p.101-2 「頼まれごとというのは、自分のこうしたい、ああしたいっている小さなこだわりの外からやってくるものです。やりもしないうちから、無理、できない、なんて、もったいないですよ。“私なんて・・・・・”という気持ちは、謙虚のようでいて、実は、自信のなさからくる“エゴ”なんです。未知の領域に踏み出すときは誰だって不安です。でも、誰かを喜ばせようと思ったら、自分の事情なんて忘れちゃいましょうよ」

p.103 「できると思ってるから頼むんだからさ。ぜったい大丈夫だよ」

p.108 外面がいい、ていうのは下心があるからで、本当に「良心」からであればできるはず。

p.118 「あなたは、そこにいるだけで周囲に影響を与える力を持っているんです。すでに歴史に参加しているんです。それに気がついてください」

p.143 「自分を過小評価したり、責めたりして、弱気にならないこと」

p.155-6 「なんで私ばっかり、喜ばせなきゃいけないの?」 それは、与えられることに慣れきってしまい、いつも誰かから与えられることを求めてしまっているから。それでもその与えられたのが不満で、不平不満ばかりが募る。
 あなたにも、あなたがした行為や、かけた言葉で相手がすごく喜んでくれて、自分もうれしかったっていう経験があれば、もうひと工夫すれば、きっと、「考えすぎ体質」から、「喜ばせ体質」に変わるはずです。

p.165 自分の気持ちを超えて、相手の心を開く。


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なぜあの会社は安売りせずに利益を上げ続けているのか

2013-07-02 07:57:02 | Book Reviews
「なぜあの会社は安売りせずに利益を上げ続けているのか」 松野恵介・著、実業之日本社、2013年4月2日

p.20 お客さまに役立つ情報、喜んでもらえる行為こそ、今、会社やお店が伝えるべき大切な中身なのだと実感しています。

p.20 今の時代、商品やサービスがいいのは当たり前の話。その上で、コンテンツの力(コンテンツ力)を身につけて、それを発信すること(発信力)が、お客さまの心をつかみ、信頼関係につながり、結果的に継続した売上アップになっていく。

p.32 誰に、どんな付加価値をつけて、何を、いくらで買ってもらうのか

p.36 お客さまのことを考えず、知らず知らずのうちに売り込みを続けてしまう。そうなると、お役立ち情報の発信で信頼を築くという大切なことを忘れて、結果的にお客さまの買う気をなくさせてしまう。売れないからますます強く売り込んでしまう。悪循環です。

p.42 会社で実践していたのは、ライバル(競合他社)を見て対策を考えるというもの。でも、これっておかしいと思いませんか? どこを向いて商売しているんだろう?

p.43-4 「売る立場」から離れてみるということです。その立ち位置(販売員・営業マン)から離れて、自分の仕事をお客さま側に立った「○○アドバイザー」という肩書に変換してみるのです。

p.45 モノを売るのではなく、どんな素晴らしい体験のお手伝いができるのか? を明確にしつつ、自社の「売りたい」という視点ではなく、お客さまの「何をしてくれるの?」という視点に応えるようになる。

p.53 お客さまの興味のある情報、お客さまの「不」(不便や不満、不安など)を解消する情報、プロとしてのノウハウ

p.55 お客さまとの体験を経て、興味のある情報が何なのか? 「不」を解消できる情報とはdんなものか? を明確にし、体験から得たプロのノウハウ-コンテンツを発信していくことが大切です。それこそが、今お客さまの求めているものであり、買う気を起こさせるアクションなのです。

p.63 だから、もうライバルとは争わない。お客さまも奪い合わない。
 そのために、まずは今あるもの(あなたの会社やお店が持つコンテンツ)をお客さまの目で見直しつつ、お客さまにどんなお役立ちができるかを考えていくことが大切です。

p.146-7 販促とは売り込むことではなく、役立つコンテンツを発信することです。発信することで、会社やお店のファンづくりにつながり、売り込まなくても売れていくのです。

p.148 「何を伝えるかを明確にする」ことがポイントなのに、「自社の商品のいいところ」「自社のサービスの優れているところ」というように、モノやサービス、そして自分のいいたいことを中心に考えてしまう。
 結果的に、「ウチの商品はスゴイから買ってください!」というような内容になって「売り込み販促物」ができ上がってしまうのです。

p.152 あなたの商品を使うと、どんなメリットがあるのか? どんなに役立つのか? どんな「不」(不安や不満、不便など)を解消してくれるのか? を考えて発信することです。
 それが、お客さまが求めている、売上につながる情報です。

p.164 安さで訴求すると、確かに一時的には売上が上がるかもしれません。ただ、「安さ」が目的であって、お店に何度も通ってくれて、ファンになってくれるお客さまはほとんどいない。だって、お店のファンなのではなく安さのファンなんですから。

p.170 コンテンツを発信するというのは「結果的に売るための行為」であり、決して「売り込み」ではありません。
 「販促=コンテンツを発信して信用を得ること」です。


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