何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

下を向いて生きよう。

2009-09-19 18:33:46 | Book Reviews
「下を向いて生きよう。」 安田佳生・著、サンマーク出版、2007年11月5日

p.30 目先の損得に固執するケチな人は、足元の小銭を拾うのに忙しく、自分が大きな落とし穴にはまっていることが見えなくなっているのだろう。

p.60 人は何のために上を目指すのか? 本当は幸せな人生を手にするためであるはずだ。それがいつの間にか「上を目指して進むこと」自体が目的となってしまい、「幸せを感じること」が二の次三の次に追いやられてしまっている。

p.74 私にとって魅力を感じる経営者が少ないのは、志の低さが原因なのだろう。なんだかんだ言っても、ほとんどの経営者が目指しているのは「お金」でしかない。社会に対してこういうことを実現させたいといった「高い志」を持った人は残念ながらとても少ない。

p.77-8 「社長」と「経営者」、これはイコールだと思っている人が多いが、実は似て非なるものである。
 経営を「している」からといって「できている」とは限らない。
 経営者であると言える第一条件は、「経営とは何か」という問いの答えを持っていることだといえる。

p.111 あまりにもできなかったせいか、そのころから徐々に、もしかしたら自分は劣っているのではなく、他の人とは違う、特別なヤツなんじゃないかと思うようになっていった。
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