毎年、6月に集団健康診断が始まる。その時期は段々蒸し暑くなり、さらに血圧が下がって朝起きあがるとき、頭がふらつく感じがしてまたベットに横たわる。もともとスカッと早起きできるタイプではない。夜更かしが原因かもしれないと思い、居間の電気をLEDに替えたときにタイマーをセットした。さあさあ寝ますよ・・という感じで、10時半に消灯するようにした。
しかし、微妙な時間のため再度点けなおして、またパソコンに向かっていたりする。
それでも自分の意志で消えるのではないので、誰かがいる気がする。
誰かがいるといえば、トイレの便器の蓋がコトンと勝手に動く音がする。センサーで自動で開くようにセットしてはいるが、ドアを開けないのにである。夜中に廊下からカタンと音がするので何だろうと思っていた。カタン、カタンと何回も音がすることがある。見に行くと蓋は開くし確認しにくい。
誰もいないので、ついに殿が出てきたのかもれないと思って娘にラインをした。
「トイレにか?」「なんでトイレなん」「入るの恥ずかしいぜ」そっか・・。スリッパの位置もおかしい・・と、話を膨らませたが、結局センサーの誤動作で、感知するところをちゃんと拭かなくてはいけないことに気付いた。そして、閉まるタイミングがすごく遅くて忘れたころに音がするのではないかと思ったのだが、娘たちと幽霊でも出てきてほしいねと話したりする。
さて、そんな殿も私も、集団で行うがん検診では見つからないがんだったなあと思った。それでも、そのがんにかかっていないという安心感のためにも検診は必要だ。早期にみつかった友達もいる。
どちらも、早期発見ではなかった。わたしは手術をしたので完治したと思っているけれど、蒸し暑くてだるい時、夕方に疲れて声がかすれる時、もしや・・と再発という言葉を思ったりする。
元気で飛び回っていると、そんなことはなかったことのように思うのだけど。
そういう時は、食べたいものを食べる。食べたい!!と思うことは元気な証拠と思う。
美味しそう・・・あ、体重が・・。増えている間は健康なのだ。
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