まこの時間

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中用秘肝弓要集

2022-06-19 | 弓道
昔の弓道誌には、興味深いものが多く載っている。
最近は弓道界の発展という名目で、「コンプライアンス」だの、「公益法人について」という、大切なことではあるけれど、読み物としての面白い記事がない。
このことに関しては、通信で良いのではないかと思う。
長い座談会を要約したら「ひとりだけ上手になっても公益性がなかったらだめだよ。」と、言っている。
私達は、道場で仲間と弓を引き、県の仕事もみんなでやっている。
自然と、誰に言われるわけでもないのに、人の為、後輩の為、学生の為に労力を惜しんでいないと思っている。

さて、興味深い記事とは、みんなで上手になろうよ。と、いう記事である。
本当は、弓道仲間は弓道談議をしたいのだ。
『中用秘肝弓要集』(射形極意秘伝)というのが、
1998年5月から2001年3月まで連載で載っていた。
安藤源五兵衛 原作著述  宮内東光 現代語訳
わたしはビクがひどい時があって、その時に弓道誌をコピーしたものが、
第六章 弓の病・後編 「取って出る」(ビク)だった。
それが、「射形極意秘伝」と、いう連載であることを知りさかのぼって読みたくなった。
ところが、弓道誌が山積みになり、あろうことか少し処分してしまったのだ。
その欠けた分を先輩に借りて、せっせとコピーした。
ついでに、古い記事に見入ったり、範士の先生の若い頃の入賞写真をみつけたり、それはそれは楽しい時間だ。


一体どうなってしまうのか。範士の講習会を受けられなくなった今は、過去の範士の記事を探して読むというのもひとつの方法かもしれない。
こういう道を塞ぐことの方が、公益性を阻止しているようにも思えるのだが。

読みたい方はご一報を。

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