まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

夏休みフェア

2022-07-20 | 読書
本当はいけないのかもしれないけれど、ひとりでいるとつらいニュースは観たくなくなる。
朝起きて、TVをつけると、いきなり戦争とコロナ感染のニュースと、安部さんの銃撃のニュースや災害のニュースが繰り返される。
それで、ついついBSの、何でもない自然相手の番組や、朝ドラを観ている。
ニュースは一日一回観たらいいと思っている。

一生懸命考えて投票した選挙結果は、当然と言えば当然な結果となり、何の役にも立たない一票に消えた。
日々穏やかに過ごせることに感謝し、家族や身近な人の役に立てたらそれでいいかなと思っている。
身近にコロナ感染者が出て、孫の中学校も、弓道教室に来ている子たちの学校も一足早く夏休みに入った。
そんな毎日に、変わらない風景があるとほっとする。

毎年、夏休みになると本屋には特設コーナーができる。
実はこれがすごくわくわくする。



そして、ご自由にお持ち帰りください。の、小冊子。
どれを読もうかな・・と、見るのがまた楽しい。
若い頃読んだ本が、綺麗な装丁で並んでいたりすると、間違って買ってしまいそうになる。
昔の文庫本は、字が小さく紙が茶色に変色していて読みにくいので、もう一度読み返すには、買ってもいいのだが、殿の本を処分していないうえに、また買い足すのは気が引ける。
しかし、この先まだ平均寿命を考えると、ささやかな楽しみをしても良いのではと思う。
いや、人の命はどうなるか分からないのだ。思いつくままに楽しもう!!
若い頃から「美人薄命」という言葉を怖がっていたが、40歳ころ殿に「薄命」というのは、10代から20代前半だろうと言われ恐れなくなった。
また「いい人ほど早く逝く」というが、わがまま勝手な自分なので、そんなにいい人の分類には入らないので恐れるに足らない。
どこかへ旅行に行ったり、食事をしたりすることが少なくなったので、ほんの少しの本が増えたところでどうだというのだ。

かくしてわたしは、ご満悦で本を買い重大なことに気づいた。
家に何冊も読んでいない本があるのだ。
どうも、本を読むというより、本に囲まれていると幸せになるというタイプなのではないか。


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