まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

鎌倉散歩

2021-11-21 | 旅行
約束の日、朝の電車が濃霧で5分遅れていた。
少しずつ霧が晴れてくるかと思ったが、わたしの乗るダイナスターはさらに遅れて、加賀温泉7時11分発が7分遅れで出発。
金沢で新幹線の乗り換え時間が4分しかない。
先日、このブログで「あろうことか三隣亡」の時のようになるのが怖くて、早く駅に着いて、車も余裕をもって駐車したのに、あの忌まわしい一日が蘇るようで緊張する。
ついに金沢到着まで1分も縮まらなかった。
到着前からデッキに急ぐ人たちで列が出来、旅慣れない私も1秒でも早く乗り換えに間に合うように走る体勢になっていた。
ドアが開いた瞬間に、だぁーっと人々が走る。
一緒に走ったが、様子がおかしい。
5~6人の人たちに着いていくと、中央口の階段を下っていく。
おっとっと・・新幹線乗り換え口は中二階だ。
あの人たちは金沢駅でバスに乗り換えるのかもしれない。
ついて行ってはいけないのである。
新幹線改札を抜け一番手前のエスカレーターを上ると、東京行き22番線のホームである。
「かがやきですか?」と、50歳くらいの作業服の方が声をかけてくれて、少しほっとした。
ホームに停まっている新幹線の前で「間に合ってよかったですね」と言いわれ「はい。ほんとに」と、答えそれぞれの号車へ。
わたしがよほど焦って見えたのかもしれない。
座席に着くと、2分しか経っていなかったことに気づいた。
乗り換え小走り2分。

東京駅では横須賀線に乗り換え「いざ鎌倉」。やれやれ。

午後の約束なので、御成通りのイタリアンレストランで軽く昼食。


天気が良くて、汗がでるくらいだ。
由比ガ浜大通りを歩いていると六地蔵がある。
ここはかつては刑場だったそうだ。刑死者の霊を慰めるために6体の地蔵をまつったという。


鎌倉駅から由比ガ浜駅まで電車に乗れば、鎌倉文学館迄10分くらいで着くのだが、午後に伺うという約束なので、時間調整を兼ね昼ご飯を豪勢に食べた後、大通りを歩くこと30分。

文学館の入り口にさしかかる。
鎌倉文学館の本館と、広い庭の敷地は、加賀百万石藩主前田利家の系譜である旧前田侯爵家の鎌倉別邸だった。
石川県ゆかりの場所だったのである。
広い敷地に、4月~6月は見事なバラを見ることが出来る。


門から建物まで少し歩く。森を散策する感じだ。


なぜかトンネルがある。
源頼朝が鶴を放ったという故事にちなむ「招鶴洞」という。


トンネルの石には細かな模様があった。
これは何だろう。


館長室が3階にあり、そこで館長と少しお話をした後、窓の外の景観を楽しみながら、建物の案内をして頂いた。
何回か建て替えられ、昭和11年、今の洋館が完成したそうだ。
第二次世界大戦後、佐藤栄作元首相も借り受けて別荘として使用していたこともあったということ。
昭和58年に、前田利建氏より鎌倉別邸の建物が鎌倉市に寄贈され、補修と増改築を施し鎌倉文学館となった。
高台にあり格別の景色の所に建っている。
さすが百万石の力かな・
由比ガ浜の方向に相模湾が見える。



こちらから撮ると2階建てのようにみえるが、3階建てである。
今回の特別展は「芥川龍之介」
常設展のど真ん中に、「深田久弥」「大佛次郎」があって嬉しかった。



帰りがけに館長と文学館をバックに記念撮影。
バラは殆ど咲いていなかったが、館長おすすめの大輪の『鎌倉』と名付けられたバラがすごくいい香りで咲いていた。
大月さんという方が品種改良して見事に咲かせたそうだ。


後ろ髪を引かれる思いで文学館を後にして、江ノ電の通過を見て、またまたひたすら歩く。さて、次は深田久弥氏の住んでいた二階堂へGO!





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