まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

高校の体育祭

2024-09-02 | 暮らし
台風10号は熱帯低気圧に変わり、雨の心配もあったが、予定通り9月1日体育祭は行われた。
孫はスプレーで金髪にして応援団長をする。
私の予定は孫の観戦を優先した。
彼の中学時代は、コロナ期で部活も中途半端、修学旅行もなくなった。
その孫の高校生最後の文化祭と体育祭もどうなることかと迷走する台風に気をもんでいた。
降水確率40%午後に雨が降るという不安はあったものの
曇り空の朝を迎え、お陰様で無事終えることが出来てよかった。
応援の衣装やダンスは今どきの若者。きれっきれのダンス。
みんなダンスがうまく、王子様とお姫様がたくさんいる感じがする。
この王子様とお姫様たちに、良い人生が迎えられますよう。





競技内容だけは昔ながらで、玉入れや綱引き。
借り物競争では、男の子が好きな女の子を引っ張ってくるシーンがあり、おまけにみんなの前でマイクで告白してしまって、グランド中どよめきが。
青春だわね~。ドラマだね~。と、父兄は感動。
親御さんはどう思われたか分からないが、わたしたちは何ともほんわかした気持ち。
残念ながら「ごめんなさい」と、言われたようだが、あっぱれな勇気だ。





リレーも力が入るけれど、一番沸いたのは部活対抗リレー。
各部は、バトンの代わりに部を象徴するバトンを用意する。
バスケットボールやバレーボールは部活のユニホームに着替えて登場。バトンは、それぞれのボール。
弓道部はバトン代わりの的を抱えて走る。テニスはラケットで球をつきながら、野球部もユニフォームでもう一人をおんぶしてバットを持って走る。
一番うけたのは、ボート部がボートを持ってやわやわと二人でトラックを歩いていたかと思うと、急に走り出して応援者たちは、おーー!!、父兄たちは笑い転げる。
テニスは黄色いボールを一杯入れたカートを押している。早く走り過ぎて、カーブで倒れボールがまき散らされて、大勢で拾いに出るという騒ぎ。
テニスボールがトラックにどっと広がると同時に、みんながどっと出てきて、回収はあっという間だった。そのスピーディーさは見事だった。
バレー部の孫も出ていて、テニスボールがこぼれた時は、各部の競技者全員で「拾おう!」って素早い決断だったらしい。
最後は、部の仲間たちがみんな寄ってくるというほほえましい光景だ。




空は曇っていて、暑すぎず観戦できたが、生徒たちは競技も応援も熱かったことだろう。
閉会式の後、心配していた雨が降った。
間一髪だった。