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まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

あちゃ~、また買ってしまった。

2022-10-19 | 読書
殿の本を整理しながら、自分の読んだ本も捨てようとポイポイとはじきだしていて、おや?同じ本があるではないか。
先日、湊かなえの映画化になる「母性」という本を購入したことを思い出した。
すっかり忘れていた。
殿の本は大量にあるが、彼は片っ端から読み上げているので、ダブっているのは殆どない。

この本は店でカバーをかけてもらったままで本棚に入ってしまった。
何故読まなかったのだろう。
宮部みゆきや湊かなえは、買ってくるとすぐに読んでしまうのに。
「母性」は、平成27年初版で、今年令和4年のものは29刷だった。
あぁ、平成27年は殿が亡くなった年だ。
そうか、それどころではなくなってカバーをつけたまま放置したのだな。

湊かなえは登山もするので「山女日記」のようなものも書くが、どちらかというとミステリー作家であるが、イヤミスのほうだ。
今回、映画化になる「母性」を、カバーに永野芽衣が出ていたので新刊と思って買ってしまった。
カバーには「100万部突破!」とある。
凄いな。即、読み始めよう。





もう秋ですか?

2022-10-19 | 暮らし
なかなか本の整理がつかない。
捨てがたい殿の本も、だいぶ処分したが。

2002年の俳句の本があり、ぱらぱらとめくってみる。
「ラジオ歳時記 俳句は季語から」
プレバトを観ていると、夏井さんの添削で劇的に変わることに感動する。
しかし、文章をだらだら書くタイプのわたしにとって、俳句を作る人は凄いと思う。
十月の季語のところを開いた。

天国はもう秋ですかお父さん

(昭和60年全国小中学生俳句大会特選句 塚原アヤさん)

これは、秋だからいいのだ。
もう夏でも、もう春でもダメなのである・・と。
それより、いきなり開いた十月のところ。
中学生のお嬢さんは、お父さんを亡くしたのだと思った瞬間泣けてきた。
殿を想いだしてしまった。
秋風が吹けば空の上も寒かろうなと。
私に俳句のセンスがあれば、ここで一句となるだろうに。

そして舅93歳と父94歳のことは、殿の次に思い出した親不孝者である。

天国にもうふたりいましたお父さん

ごめんあそばせ。