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まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

つばめの悲劇

2011-06-21 | 暮らし

今年もやってきた。ツバメ。

いつも、撮影するときに、もっと良いカメラがほしくなる。近づくと、親鳥が寄ってこないし、遠いと、ピンボケになる。隠れているが、6羽いることを確認できた。

先日、TVで小学生のビデオ発表というので、ツバメの餌は、親鳥より平等にもらえるのかというのをやっていた。正の字で、回数をきっちり数えると、なんとけんかもなく、えこひいきもなく、雛に平等に与えられていることを知り、安堵した。

毎年来るツバメは、昨年の巣を利用して子育てしている。巣は3つ目だが、中でも大きいほうの巣から顔を出している。人間は、世話もせず、餌もやらずに場所だけ提供して楽しんでいる。但し、糞害は、避けられない。

しかし、今年は彼らに悲劇が。

昨日、帰宅したわたしに、婆さんが「チョムが、ツバメを食べたみたいなんや!!」と、小屋に散らばった無残な羽毛を指して言う。

3羽の残骸が確認された。原因は猫が巣を襲ったのではなく、巣が壊れて、ツバメが落ちた様子。瞬時に飛び上がれば良かったのだろうが。ツバメはまだ満足に飛べない。

猫にしたら、棚からぼた餅ならぬ、天井からツバメ。本能で襲い掛かる。

残りのツバメは、なんとか飛んで、非難したように見える。何年も同じ巣を利用していては危ないのだ。あの愛くるしい顔が目に浮かぶと、可哀相でならない。来年は、傘をぶら下げられるように、ツバメが来る前に、釘を打とうと家族で話し合ったが、果たして、どの巣を利用するのか、あるいは、新しく作るのかは分からないので問題だ。

過去にも、巣から落ちて死んだのものや、額縁の裏に挟まって、三角になってひからびていた時もあった。彼らが、すべて無事に生き延びるのは、難しいのだろうか。