朝の出勤時間に、会社の駐車場に集合。会社の車を借りて出発。
石川県代表として2チームに選ばれたわたしたちは、もうひとチームの中村留精密工業と選手控えで昼頃一緒になった。
留さんは前年度も出場しているので、16年ぶりの出場のわたしたちは、あれこれとアドバイスをもらい、過日の小松の大会では、互いに石川県から激励費を頂いた後、綿密な打ち合わせに入った。もちろん、夜の宴会の打ち合わせだ。
結果、夜の宴会は、私たちの泊まる料理旅館で行うことになった。
開会式が5時頃終わったので、その後、彼らは自分のホテルから、私たちの旅館まで歩いてやってきた。
信濃屋料理旅館は木造3階建て、老舗旅館である。明治の終わりから営業しているらしい。
新渡戸稲造さんが、泊まられて、書を残したとの事。
「山深く 何可 いおりを結ぶべき 心の中に 身をかくれけり」と、読むらしい。
まずは、この中で一番の長老の乾杯ということになった。
と、留さんの西〇さんが、わたしより半年長老ということで、乾杯の挨拶。その後、若い人から順番に自己紹介。岩魚の焼き物、鯉の甘煮と、次々に運ばれる料理は、まさしく料理旅館らしい、そして、北陸とは違う食材で、堪能した。ちなみに、3600円の料理。
弓道談議は果てしなく続き、尽きることはない。初めて話をする人とも、弓を引く仲間はすぐに意気投合する。わたしたちのチームは、4名中3名が女子。監督の〇希ちゃんも、選手の亜〇ちゃんも独身で、留さんは楽しかったと思う。それに、年増だが吉永さんはいるし。