(写真の説明)ケニア南部ののマサイ族の戦士がアンテナ
を掲げる。発信器を装着されたライオンを探すためだ。
(ナショナルジオグラフィックより転記)
今月号のナショナルジオグラフィックが届いた。
ペラペラとページをめくっていくと 何とも
アンバランスというか、しっくりこないというか、
そんな写真が一枚載った記事。
「ライオンを守る”戦士”」という見出し。
その内容を抜粋すると・・・
ケニアのマサイ族の男性はかつて、ライオンを槍で
殺すことで一人前の戦士として認められた。しかし
最近、殺すのではなく、保護に携わる若者が増えている。
野生のライオンの生息数は現在、わずか2万頭で、
種の存続が危ぶまれている。そこで保護団体「リビング
・ウィズ・ライオン」が、保護活動に従事させる目的で、
マサイの戦士を雇ったのだ。彼らはライオンを追跡し、
家畜のいる家ではライオン除けの柵を作り、マサイ社会
にライオンの重要性を説いて回る。ある研究によると、
1頭のライオンは年鑑290ドル分の家畜を殺す一方、
観光収入として1万7000ドルをもたらすという。
それでもなお、現状のままでは25年以内にライオンは
絶滅するという意見もあり、国連の協力を呼びかける
研究者もいる。
マサイ族とテレメトリー、どうもしっくりこないのは
私だけ?
「マサイ族の伝統」と「自然保護」
人間が自然をコントロールしすぎている気もするが??
マサイ族では「一人前の戦士」として認められるのは
どんな行動なんだろう?