黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

マサイ族の戦士とアンテナ

2010-06-29 20:42:21 | 自然

(写真の説明)ケニア南部ののマサイ族の戦士がアンテナ
を掲げる。発信器を装着されたライオンを探すためだ。
(ナショナルジオグラフィックより転記)

今月号のナショナルジオグラフィックが届いた。
ペラペラとページをめくっていくと 何とも
アンバランスというか、しっくりこないというか、
そんな写真が一枚載った記事。

「ライオンを守る”戦士”」という見出し。
その内容を抜粋すると・・・

 ケニアのマサイ族の男性はかつて、ライオンを槍で
 殺すことで一人前の戦士として認められた。しかし
 最近、殺すのではなく、保護に携わる若者が増えている。
 野生のライオンの生息数は現在、わずか2万頭で、
 種の存続が危ぶまれている。そこで保護団体「リビング
 ・ウィズ・ライオン」が、保護活動に従事させる目的で、
 マサイの戦士を雇ったのだ。彼らはライオンを追跡し、
 家畜のいる家ではライオン除けの柵を作り、マサイ社会
 にライオンの重要性を説いて回る。ある研究によると、
 1頭のライオンは年鑑290ドル分の家畜を殺す一方、
 観光収入として1万7000ドルをもたらすという。
 それでもなお、現状のままでは25年以内にライオンは
 絶滅するという意見もあり、国連の協力を呼びかける
 研究者もいる。

マサイ族とテレメトリー、どうもしっくりこないのは
私だけ?

「マサイ族の伝統」と「自然保護」

人間が自然をコントロールしすぎている気もするが??

マサイ族では「一人前の戦士」として認められるのは
どんな行動なんだろう?