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どうするべきか資産の運用(この5年間を振り返る)②

2012-08-27 00:00:05 | 金(ゴールド)

(前回からの続き)


 上のグラフは、金(ゴールド)、外貨(ドル、ユーロ、豪ドル)、株式(日経平均、ダウ平均株価[円換算])の2007年7月時点の円換算の価格をそれぞれ100としたときの、その後の各月平均価格の百分率をプロットしたものです。金価格(円建て)については消費税抜き価格、日経平均株価は日経225種平均株価、ダウ平均株価は米NY市場ダウ工業株30種平均に当該月の平均円ドルレートを乗じて算出しています。

 結論から先に記せば、直近(2012年6月時点)における2007年7月価格に対する各資産の価格は次のようになります。

 プラス  1位:金(ゴールド):156.4
       2位:日本円の預貯金:ほぼ100(たんす預金の場合)
 -----------------------------------------------------------
 マイナス 3位:豪ドル:74.9
       4位:米ドル:65.2
       5位:ダウ平均(円換算):63.5
       6位:ユーロ:59.6
       7位:日経平均:52.2

 というわけで、この期間がいかに運用難の時期だったかを窺い知れる結果となっています。何せ2007年夏から5年後の現在、元本の100を上回ったのは(ゴールド)と円の預貯金だけなのですから。その一方、本来ならば金融のプロが運用の腕を競うべき投資対象である外貨外債株式といったリスク資産の価値が軒並みマイナス(元本割れ)となっています。

 次回以降、上記の各資産について、①金(ゴールド)、②預貯金(円)、③外貨(ドル、ユーロ等)、④株式(日経平均・ダウ平均)として、それぞれの価格の推移を概観してみたいと思います。

(続く)

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