JR西日本の駅の無人化ですが、なまじフルバージョンの改札機を導入していることで都市内の「無人駅」の利便性が低下しています。「みどりの券売機プラス」もそうですが、オペレーターによるインターホン対応といいながら、要員が少なくて待たされるわけです。JRの利用だけで終わるケースばかりではなく二次交通も使うというのに、常識的な接続時間で終わらずに待たされることでバスに乗り遅れるとか利用者に深刻な被害が生じていることをどうみているのか。特に改札機が通過できない商品を利用しているケースでは乗り越しとか利用者の問題は一切ないわけで、そんな企画券を使うほうが悪いと言われたらキレますよ。JR西日本が販売している正規の商品なんですから。
改札要員の配置もおしるし程度となっているわけで、たまに利用するJR神戸線の駅もその対象となっており、閉鎖時間は6時までと8時から8時50分、10時から12時、14時10分から14時30分、17時10分から18時10分、19時50分から20時30分、22時から22時30分と、まあ早朝は始発電車の時間を考えると5時からが「営業時間」として、6時間20分に達します。「営業時間」は終電の時刻として0時40分だとすれば19時間40分、実に1/3が無人です。
こういうと駅員も休憩が必要ダー、とわめき散らす馬鹿が無数に湧いてきますが、だったらワンオペをするなという話に過ぎません。営業時間中に対応できないようなシフトを前提にするなという話です。物販や飲食と違い、輸送は「時間」もまた商品です。まあどこぞの最大手のように30分台の所要時間を1.5倍に増やす(京葉線通快と退避1回普通との比較。ダイヤ設定上特急1本退避が不可避ですから)といったサービスダウンを平然と打ち出す時代ですから。
職員の休憩は絶対に必要です。でもそれで迷惑を被る利用者のことを考えていますかという話。客が迷惑を被らないように職員の休憩時間を確保するという当たり前のことが出来ずに、自分たちだけの都合で動くという無神経というか論外な対応です。
職員には十分に休ませます、でも利用者は食事時に、また食事も摂れなくて帰り着いたのに足止め喰ってさらに遅れても知ったこっちゃない、というのはありえません。昔「私だって寝ていないんだ」と叫んでド顰蹙を買った不祥事企業のトップがいましたが、現場で対応する社員だってそんなことは言えないでしょう。でもJR西日本はそう言い放っているも同然ですからね。
ちなみにやはりクレームがついていたのか、有人通路の閉鎖が事実上なくなっています。扉はあるけど動きますから。
不正乗車ガー、というのであれば、これも当たり前の話であり、無人化を止めればいいわけです。山陽電車が駅無人化をしたら不正が増えたので社印を巡回させているという本末転倒な事態を招きましたが、この手の施策は往々にして「企画倒れ」になります。
まあ百歩譲って駅員が終日対応する駅まで乗車してもらって対応する、ということもありでしょう。ICで乗車して、有人対応駅で有効な乗車券類を確認してICの乗車記録を取り消すという感じで。ただこれも会社またぎで対応しないといけないわけで、ありがちなケースとしてJR京都線の始発快速(大阪発)の利用がありますが、これは大阪でJR神戸線普通からすぐの連絡です。小野町ky路五移動が多いパターンで改札対応が可能なのは実に米原ですからね。何らかの事情でここを通り過ぎると目的地の名古屋とかで対応になるわけで、他社に迷惑もかけています。
しかし終日有人対応駅でも覚束ないわけで、最近は他社でも有人改札の灯を落としてバックヤードに引っ込んで休んでいるケースが多いです。新京成の始発から乗り継ぐ5時過ぎの津田沼駅もこれですからね。
先日喰らった最悪のケースは大阪駅の連絡橋口改札で、それこそ始発のJR京都線快速に乗る前に日付印を入れてもらおうとしたら誰もいないわけです。最初の目的地が無人駅(簡易改札機)のため厄介なので先に日付印を入れようと15分前の始発に乗ったというのにこれでは話になりません。
待っている間に青春18の日付印を求める客やインバウンドとかほんの3分くらいの間に5人以上現れたというのに誰も来ません。結局2階層下りて中央北改札に行きましたが、さすがにこれは酷くて連絡橋口改札に人がいないとクレームしたら、ヘラヘラ笑って「そうっすか」という対応ですから論外です。田舎駅ではなくJR西日本の本社おひざ元、総本山の大阪駅でこの対応はここまで腐っているかという思いしか湧きませんでした。大阪駅は大改装後構造上連絡橋を誘導する格好になっているのに、秋葉原駅よろしくES裏にひそむ階段を下りてさらに北側の改札へ、という初見殺しの対応を強いるのか。
もちろん不在にならざるを得ないときもあるでしょうが、それなら「お客様対応で席を外しています、お急ぎの場合は中央北改札へ」と言った案内ボードを多言語で出せばいいのです。阪神電車なんかはたいていの駅でワンオペですから「お客様対応」時にはシャッターを下げてその手のボードを出しており、じゃあ仕方がないな、とみんな理解していますから。(阪神電車の場合は企画券購入くらいしか駅員対応が必要なケースはない。近鉄線を介した連絡対象外区間からの乗り越しくらい)
「18乞食ガー」と鬼の首と取ったように真っ赤になって騒ぐ向きが目に浮かびますが、この時間帯、青春18の遠征だけじゃないですからね。新大阪から始発をはじめ6時台の新幹線に乗る時間帯ですから。インバウンドもそうでしょう。快速の車内でも「新大阪行きますか」と尋ねた大荷物のインバウンドの集団に乗り合わせましたし。上記の「利用者の食事時」もそうですが、この時間帯に無人だと影響が大きい、という発想が全く抜け落ちている無神経はある意味危機的でしょう。
そうそう、その日は湖北の有名な観光地に行きましたが、最寄りの小駅では、毎時1回上下の新快速が行きかう時間があるのですが、その10分前に昼前の休憩に入ったのには驚きました。いやそれはちょっと違うだろ、としか言いようがないわけで、列車のタイミングに合わせて窓口が開く駅はよく目にしますが、その逆は初めてです。駅に時刻表を掲出しなくて恥じない会社だけに、「時間」という価値や意味がもはや理解できていないんでしょう。
改札要員の配置もおしるし程度となっているわけで、たまに利用するJR神戸線の駅もその対象となっており、閉鎖時間は6時までと8時から8時50分、10時から12時、14時10分から14時30分、17時10分から18時10分、19時50分から20時30分、22時から22時30分と、まあ早朝は始発電車の時間を考えると5時からが「営業時間」として、6時間20分に達します。「営業時間」は終電の時刻として0時40分だとすれば19時間40分、実に1/3が無人です。
こういうと駅員も休憩が必要ダー、とわめき散らす馬鹿が無数に湧いてきますが、だったらワンオペをするなという話に過ぎません。営業時間中に対応できないようなシフトを前提にするなという話です。物販や飲食と違い、輸送は「時間」もまた商品です。まあどこぞの最大手のように30分台の所要時間を1.5倍に増やす(京葉線通快と退避1回普通との比較。ダイヤ設定上特急1本退避が不可避ですから)といったサービスダウンを平然と打ち出す時代ですから。
職員の休憩は絶対に必要です。でもそれで迷惑を被る利用者のことを考えていますかという話。客が迷惑を被らないように職員の休憩時間を確保するという当たり前のことが出来ずに、自分たちだけの都合で動くという無神経というか論外な対応です。
職員には十分に休ませます、でも利用者は食事時に、また食事も摂れなくて帰り着いたのに足止め喰ってさらに遅れても知ったこっちゃない、というのはありえません。昔「私だって寝ていないんだ」と叫んでド顰蹙を買った不祥事企業のトップがいましたが、現場で対応する社員だってそんなことは言えないでしょう。でもJR西日本はそう言い放っているも同然ですからね。
ちなみにやはりクレームがついていたのか、有人通路の閉鎖が事実上なくなっています。扉はあるけど動きますから。
不正乗車ガー、というのであれば、これも当たり前の話であり、無人化を止めればいいわけです。山陽電車が駅無人化をしたら不正が増えたので社印を巡回させているという本末転倒な事態を招きましたが、この手の施策は往々にして「企画倒れ」になります。
まあ百歩譲って駅員が終日対応する駅まで乗車してもらって対応する、ということもありでしょう。ICで乗車して、有人対応駅で有効な乗車券類を確認してICの乗車記録を取り消すという感じで。ただこれも会社またぎで対応しないといけないわけで、ありがちなケースとしてJR京都線の始発快速(大阪発)の利用がありますが、これは大阪でJR神戸線普通からすぐの連絡です。小野町ky路五移動が多いパターンで改札対応が可能なのは実に米原ですからね。何らかの事情でここを通り過ぎると目的地の名古屋とかで対応になるわけで、他社に迷惑もかけています。
しかし終日有人対応駅でも覚束ないわけで、最近は他社でも有人改札の灯を落としてバックヤードに引っ込んで休んでいるケースが多いです。新京成の始発から乗り継ぐ5時過ぎの津田沼駅もこれですからね。
先日喰らった最悪のケースは大阪駅の連絡橋口改札で、それこそ始発のJR京都線快速に乗る前に日付印を入れてもらおうとしたら誰もいないわけです。最初の目的地が無人駅(簡易改札機)のため厄介なので先に日付印を入れようと15分前の始発に乗ったというのにこれでは話になりません。
待っている間に青春18の日付印を求める客やインバウンドとかほんの3分くらいの間に5人以上現れたというのに誰も来ません。結局2階層下りて中央北改札に行きましたが、さすがにこれは酷くて連絡橋口改札に人がいないとクレームしたら、ヘラヘラ笑って「そうっすか」という対応ですから論外です。田舎駅ではなくJR西日本の本社おひざ元、総本山の大阪駅でこの対応はここまで腐っているかという思いしか湧きませんでした。大阪駅は大改装後構造上連絡橋を誘導する格好になっているのに、秋葉原駅よろしくES裏にひそむ階段を下りてさらに北側の改札へ、という初見殺しの対応を強いるのか。
もちろん不在にならざるを得ないときもあるでしょうが、それなら「お客様対応で席を外しています、お急ぎの場合は中央北改札へ」と言った案内ボードを多言語で出せばいいのです。阪神電車なんかはたいていの駅でワンオペですから「お客様対応」時にはシャッターを下げてその手のボードを出しており、じゃあ仕方がないな、とみんな理解していますから。(阪神電車の場合は企画券購入くらいしか駅員対応が必要なケースはない。近鉄線を介した連絡対象外区間からの乗り越しくらい)
「18乞食ガー」と鬼の首と取ったように真っ赤になって騒ぐ向きが目に浮かびますが、この時間帯、青春18の遠征だけじゃないですからね。新大阪から始発をはじめ6時台の新幹線に乗る時間帯ですから。インバウンドもそうでしょう。快速の車内でも「新大阪行きますか」と尋ねた大荷物のインバウンドの集団に乗り合わせましたし。上記の「利用者の食事時」もそうですが、この時間帯に無人だと影響が大きい、という発想が全く抜け落ちている無神経はある意味危機的でしょう。
そうそう、その日は湖北の有名な観光地に行きましたが、最寄りの小駅では、毎時1回上下の新快速が行きかう時間があるのですが、その10分前に昼前の休憩に入ったのには驚きました。いやそれはちょっと違うだろ、としか言いようがないわけで、列車のタイミングに合わせて窓口が開く駅はよく目にしますが、その逆は初めてです。駅に時刻表を掲出しなくて恥じない会社だけに、「時間」という価値や意味がもはや理解できていないんでしょう。