適当な理由を付けてモバイルへ強制移行させようとしていたSuicaやPASMO本券の発売停止がようやく終了します。
記名式に限定とはなっていますが、定期券がないベーシックタイプの本券が入手可能になります。
この間クレカがICチップ付きカードをどんどん発行していたわけで、交通系でもJR西日本などはICOCAを発売しています。JR東日本とPASMO協議会各社だけです。インバウンド需要で半導体不足ガーという説もあるようですが、Welcome Suicaはこの間発売を継続しているわけで、デポジットも取らずにスーベニアにもなるという大盤振る舞いをして、日常利用者に不便を強いてきたわけです。まるでどこぞの政府みたいですよね。外国へのバラマキは熱心で、国民のことなんか知ったこっちゃないという感じで。
交通系全体ではSuicaとPASMOだけということで他の8種類を使えばいいじゃん、と事業者無謬が言って来そうですが、首都圏特有のサービスであるSuicaグリーン券に対応しているのはSuica、PASMOのほかはTOICAとKitakaだけです。従来グリーン車は事前料金と車内料金という区分だったのが、ICか紙か、という区分になっており、まさに強制モバイル状態でした。
何度も言っていますが、ICカード本券は裏面の13桁番号が読み取れなくなるとチャージなどの機能が出来なくなるわけで、経年劣化による交換が不可避です。
しかし買い替えが出来ないとなると実に阿漕なモバイル強制で、今回ようやく復活となって一息というところです。
いやいや、モバイルにすればいいだけ、というかもしれませんが、ICカードを使った企画券、とりわけいったん「定価」で支払ってあとからポイント還元という商品がJR東日本、西日本で増えている中、モバイルの場合は一つのスマホで使うカードを切り替えないといけません。何らかのはずみでデフォルト設定側に切り替わるリスクもあるわけで、切り替わってしまい企画券でない側のICカードとしてタッチしても通れてしまうし、引き落とし金額はいったん「定価」なので識別できる機会がありません。でポイント還元が無くて大惨事、ということになるリスクがあるわけで、これがICカード本券、要は物理カードですよね、これで登録していれば、当初の紐付けミス以外に間違いは起きないだけに、リスク商品への誘導は抵抗があります。
またモバイルをEX予約の乗車用カードとして登録すればモバイルのみで通過できますが、会員資格確認のためEX-ICやEX予約のハウスカードの携帯を要求されています。EX-ICはモバイルとの併用が出来ないので、連絡改札での2枚重ねタッチが出来ませんが、山陽新幹線に多い新幹線ホーム→連絡改札→構外への改札という駅では、2枚重ねタッチで連絡改札を出て、交通系で最終の改札を出れば0円引き落としで通過できますが、モバイルとEX-ICの併用の場合は有人改札経由になります。連絡改札と新幹線改札、在来線改札がある駅で、連絡改札が無人になっているケースもありますが、この場合は詰みますね。(EX予約だけでなく、青春18の新幹線ワープでも乗車駅記録がないと扉が閉まる駅だと詰む)
といったモバイル固有の問題があり、その解消が想定できない状態でのモバイル誘導がやっと終わるわけです。
他社やクレカ各社がICチップ付きカードをどんどん発行しながら、SuicaとPASMOだけ発売停止という、どう見ても他に理由があるやろ状態がようやく解消しますが、ここまであきらかに適当過ぎる理由で発売を停止してたことの合理的な説明が欲しいですね。みどりの窓口廃止問題と根は一緒です。誘導するなら解消していないといけない事象を放置して誘導してきたわけですから。
記名式に限定とはなっていますが、定期券がないベーシックタイプの本券が入手可能になります。
この間クレカがICチップ付きカードをどんどん発行していたわけで、交通系でもJR西日本などはICOCAを発売しています。JR東日本とPASMO協議会各社だけです。インバウンド需要で半導体不足ガーという説もあるようですが、Welcome Suicaはこの間発売を継続しているわけで、デポジットも取らずにスーベニアにもなるという大盤振る舞いをして、日常利用者に不便を強いてきたわけです。まるでどこぞの政府みたいですよね。外国へのバラマキは熱心で、国民のことなんか知ったこっちゃないという感じで。
交通系全体ではSuicaとPASMOだけということで他の8種類を使えばいいじゃん、と事業者無謬が言って来そうですが、首都圏特有のサービスであるSuicaグリーン券に対応しているのはSuica、PASMOのほかはTOICAとKitakaだけです。従来グリーン車は事前料金と車内料金という区分だったのが、ICか紙か、という区分になっており、まさに強制モバイル状態でした。
何度も言っていますが、ICカード本券は裏面の13桁番号が読み取れなくなるとチャージなどの機能が出来なくなるわけで、経年劣化による交換が不可避です。
しかし買い替えが出来ないとなると実に阿漕なモバイル強制で、今回ようやく復活となって一息というところです。
いやいや、モバイルにすればいいだけ、というかもしれませんが、ICカードを使った企画券、とりわけいったん「定価」で支払ってあとからポイント還元という商品がJR東日本、西日本で増えている中、モバイルの場合は一つのスマホで使うカードを切り替えないといけません。何らかのはずみでデフォルト設定側に切り替わるリスクもあるわけで、切り替わってしまい企画券でない側のICカードとしてタッチしても通れてしまうし、引き落とし金額はいったん「定価」なので識別できる機会がありません。でポイント還元が無くて大惨事、ということになるリスクがあるわけで、これがICカード本券、要は物理カードですよね、これで登録していれば、当初の紐付けミス以外に間違いは起きないだけに、リスク商品への誘導は抵抗があります。
またモバイルをEX予約の乗車用カードとして登録すればモバイルのみで通過できますが、会員資格確認のためEX-ICやEX予約のハウスカードの携帯を要求されています。EX-ICはモバイルとの併用が出来ないので、連絡改札での2枚重ねタッチが出来ませんが、山陽新幹線に多い新幹線ホーム→連絡改札→構外への改札という駅では、2枚重ねタッチで連絡改札を出て、交通系で最終の改札を出れば0円引き落としで通過できますが、モバイルとEX-ICの併用の場合は有人改札経由になります。連絡改札と新幹線改札、在来線改札がある駅で、連絡改札が無人になっているケースもありますが、この場合は詰みますね。(EX予約だけでなく、青春18の新幹線ワープでも乗車駅記録がないと扉が閉まる駅だと詰む)
といったモバイル固有の問題があり、その解消が想定できない状態でのモバイル誘導がやっと終わるわけです。
他社やクレカ各社がICチップ付きカードをどんどん発行しながら、SuicaとPASMOだけ発売停止という、どう見ても他に理由があるやろ状態がようやく解消しますが、ここまであきらかに適当過ぎる理由で発売を停止してたことの合理的な説明が欲しいですね。みどりの窓口廃止問題と根は一緒です。誘導するなら解消していないといけない事象を放置して誘導してきたわけですから。