ローカル線の「放置」といえばJR西日本の木次線における「冬眠」が有名ですが、JR東日本もやるんですね。
只見線の大白川-只見間で雪崩等の危険性があるからと期限を定めない運休に入りましたが、これ、木次線よりも悪質です。
というのも、木次線は並行する国道(おろちループ)が当然開通しているので代行輸送がありますが、只見線の場合は六十里越にあたるこの区間、並行する国道は11月中旬からGWまで半年近く通行止が続くわけで、そもそも並行道路が冬季間長期通行止になるから廃止対象から外れているのに、鉄道が止まっては存続理由がなくなります。
会津川口-只見間が長年豪雨の影響で不通だったのを奇貨に廃止しようというJR東日本の企みを福島県などがコストを負担するからと存続に持ち込んだ経緯があるだけに、その意趣返しか、としか思えませんね。廃止対象から外れた経緯とその後の並行道路の状況を踏まえたら、只見線が「唯一の交通機関」という状況に変わりがなく、さらに豪雪や雪崩というのは毎年の話なのになぜ「冬眠」を始めるのか。交通の維持はやれば出来るけどコストがかさんでやりたくないから、という身勝手運休です。ちなみに運営コストを負担する福島県などに対してJR東日本は「冬眠」を条件に挙げていたのか。そうでなければとんでもない「やらずぼったくり」でしょう。
只見線の大白川-只見間で雪崩等の危険性があるからと期限を定めない運休に入りましたが、これ、木次線よりも悪質です。
というのも、木次線は並行する国道(おろちループ)が当然開通しているので代行輸送がありますが、只見線の場合は六十里越にあたるこの区間、並行する国道は11月中旬からGWまで半年近く通行止が続くわけで、そもそも並行道路が冬季間長期通行止になるから廃止対象から外れているのに、鉄道が止まっては存続理由がなくなります。
会津川口-只見間が長年豪雨の影響で不通だったのを奇貨に廃止しようというJR東日本の企みを福島県などがコストを負担するからと存続に持ち込んだ経緯があるだけに、その意趣返しか、としか思えませんね。廃止対象から外れた経緯とその後の並行道路の状況を踏まえたら、只見線が「唯一の交通機関」という状況に変わりがなく、さらに豪雪や雪崩というのは毎年の話なのになぜ「冬眠」を始めるのか。交通の維持はやれば出来るけどコストがかさんでやりたくないから、という身勝手運休です。ちなみに運営コストを負担する福島県などに対してJR東日本は「冬眠」を条件に挙げていたのか。そうでなければとんでもない「やらずぼったくり」でしょう。