Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

岡山も遂に近代化

2021-11-18 22:04:00 | 交通
呉線の工事運休を批判したら、お隣の岡山支社で遂に新車投入のニュースが。
国鉄末期の213系があるし、117系もあるので広島ほど古くないイメージがありますが、なかなかどうして、末期色の天下でした。投入時期は2023年度、と、まだ丸1年半ちかくあるのか、という罠もありますが。

227系の投入ですが、「227系をベースにした新型車両」とあり、マイナーチェンジが入るのか。
投入は101両で2連と3連ですから、まあもともと3連や2連が少なくないとはいえ、4連がないことから減車になるのは間違いないでしょう。オールロングで2連に詰め込みます、という可能性も無きにしも非ずですからね。

ただ、運用を考えたら0番台車で広島支社組と共通運用が可能になってほしいです。足元糸崎・三原での分断になっていますが、共通化できたら再び通し運用が主流に出来ますから。せいぜい糸崎での分割併合までで、乗り換えはやはり不便です。本郷以遠から尾道に行くのですら乗り換えですからね。


誰得のタイ国鉄ファランポーン駅閉鎖情報

2021-11-18 22:02:00 | 交通
11月17日のNationTVが12月24日限りでのファランポーン駅の閉鎖などを報じました。タイ国鉄公式にはまだ出ていません。

報道によると、閉鎖関係とダイヤ改正は以下の通り。(タイ語サイトの英語自動末ネので誤訳の可能性があります。ちなみに日本語への自動末ヘ正直使い物にならない・・・)

変更は11月22日に正式に運輸相から変更案が提出される予定とのこと。
当初は1日22本の列車がファランポーン発着で残るとされていたのを改めて、全列車バンスー(新・旧)発着になります。
12月24日の22時以降はファランポーン駅にはメンテナンス関係の車両しか出入りしません。
ただ、現在バンスー新駅の国鉄在来線用のコンコースはワクチン接種会場として活用されており、保健省との調整が必要とあります。(ファランポーン閉鎖まで1ヶ月あるので、とタイらしい楽観論も・・・)

【12月23日から】
北本線、東北本線の74本はバンスー新駅発着
南本線の62本はバンスー(旧)駅発着(新型機関車が導入される2022年中盤にバンスー新駅発着に切り替え)
東本線の19本はアソークあるいはマッカサン駅発着でバス接続 貨物列車のみ22時から4時までバンスー方面に乗り入れ


これが総てのはずですが、どうも当初計画を延々と書いているようなので、以下記載します。

【当初案】
北本線、東北本線は長距離列車42本がバンスー新駅乗り入れ。14本はランシットあるいはドンムアン発着に短縮
近郊列車のうち北本線2本はバンスー新駅乗り入れ、北本線、東北本線6本はランシットからワットサミアンナーレ(バンスーの2つ手前、地上への渡り線がある)までレッドラインを走り、バンスー(旧)駅からファランポーンまで乗り入れ
ドンムアン<ランシット―バンパインーアユタヤに毎時1本合計10本のレッドライン乗り入れの近郊列車運転
南本線はスパンブリー支線直通の2本がファランポーンまで乗り入れ
2本と10往復の近郊列車(前者は現在ファランポーン<ホアヒン、スパンブリー間の普通)はトンブリーナコンパトム間で運行(後者だけLoopの表現なので「往復」でしょう)
東本線24本のうち7本が廃止、19本のうち14本がファランポーン発着で残り、5本はマッカサン発着になり、エアポートリンクに乗り換え(マッカサン駅では乗り換えできないのでアソーク駅か)
ファランポーン乗り入れは北本線、東北本線6本、南本線2本、東本線14本の合計22本


なお、手許の資料では、北本線、東北本線は1日上下合わせて66本、南本線32本(観光列車4本含む)、東本線27本の125本だが、記事ではファランポーン発着を155本としています。このほか南本線にトンブリ発着20本です。
記事では北本線、東北本線74本、南本線62本、東本線19本なので、数が合いませんね。(トンブリ発着20本は合う)

確実なのは、ファランポーン発着は残らない、北本線、東北本線はバンスー新駅発着で運行、南本線は来年中盤までバンスー(旧)駅発着で運行、東本線はアソークあるいはマッカサン折り返しで運行、でしょうか。

北本線、東北本線の74本、南本線の62本はそれぞれバンスー新駅、バンスー(旧)駅を使用するとあるので、本当なら大増発ですが、回送が混ざってそうですね。当初案にあった毎時1本のアユタヤまでの近郊列車があると便利になるんですけどね。南本線のバンスー(旧)駅発着はバンスー新駅への南側からのアプローチがない状態では貨物が旧線を通らざるを得ないので合わせて残したのでしょう。

東本線はバンスー南側のアプローチ線がない状態でどうするのか、と注視してきましたが、ファランポーン発着で残すのではなく、アソークあるいはマッカサン折り返しとは思い切った手に出ました。
アソークでエアポートリンク(ART)のマッカサン駅に出ても、2つ先のパヤータイ駅で高架鉄道(BTS)に乗り換えるしかないので、ファランポーンに出るならアソークで地下鉄(MRT)のペッチャブリー駅への乗り換えになります。ART乗り換えが前提だと、手前のラートクラバンなどでの乗り換えに拍車がかかるでしょうし、ARTの混雑が深刻化しますね。MRTも。東本線は本数が減少する前提ですし。

レッドラインやARTなどへの乗り換えとなっていますが、運賃体系が全然違うわけで、非冷房3等車とはいえレッドラインやARTの外側から10バーツ強の運賃だったのが、レッドラインやARTに乗り換えるとエアコン付き電車とはいえそこだけで30~40バーツとなるので、はいそうですか、とも言えないでしょう。MRT乗り換えも同様に、同レベルの運賃が別払いで発生しますし。

正式には22日以降に出てくるんでしょうが、29日にバンスー新駅の正式開業とあるのに情報が遅いです。