8月2日に無料でソフトオープンしたタイ国鉄レッドラインですが、11月29日から正式開業ということで有料になります。
国鉄在来線が一部レッドラインに乗り継ぎになり、さらにバンスー新駅(旧駅)以南はバスやMRT(地下鉄)で、ということで、本来非冷房3等車で20バーツもしなかった区間で80バーツ程度になるとか、利用者の不満も出ています。
今回発表された運賃は、区間制ではなく距離制で14バーツから42バーツ。なお構内入場(同一駅乗降)も12バーツかかります。距離が長いダークレッドラインの最大区間になる42バーツが上限となるため、ランシットからだと終点一つ手前のチャトチャックからバンスー新駅、そしてライトレッドラインに乗り換えて終点のタリンチャンまで総て42バーツです。タリンチャンからだとダークレッドラインに入りバンケーンから42バーツです。
バンスー新駅からタリンチャンまでは35バーツ、これ、ランシットまでのダークレッドライン全線が22㎞強で42バーツ、タリンチャンまでのライトレッドライン全線が14㎞強で35バーツですから、中間域がやや高めの印象です。
まあ国鉄在来線の非冷房3等車での通勤をしている客層はそもそも、という話にもなるんですが、普通に通勤で使うようなランシットからのエアコンバスでも都心部まで最大運賃の25バーツですから、MRT乗り換えで80バーツ程度というのは毎日の話になると厳しいです。
もっともバス利用でも途中でBTS(高架鉄道)に乗り換えていれば60~70バーツですから、片道100バーツくらいは考えている人にとってはそれほど差は無いかもしれません。
日本のような定期券と通勤交通費の支給というのがないわけで、特に通勤交通費としては、恵まれた企業だと実費精算にしてくれるところもあるようですが、たいていは月額定額支給で、ゆえにそれで通える範囲で会社を選びますし、通えない場合は引っ越しますね。
国鉄在来線の非冷房3等車(ファランメ[ン<宴塔Vットで6バーツ)、都バスの非冷房車(交通局直営は8バーツ均一、委託は10バーツ均一)をベースにすると恐ろしく高いですが、初乗り15バーツ程度から最大25バーツのエアコンバスと、周縁部から都心だと40バーツ前後するBTSやMRTを乗り継ぐような客層から見ると、片道10バーツ程度の値上げに過ぎないともいえますが、BTSの値上げ案が利用者の反発で当面お蔵入りになったように、中産階級でもこの辺には敏感です。
※BTSは都心部で初乗り16バーツ、上限44バーツで、周縁部は整備主体がことなることもあり15バーツ均一の単純加算で最高59バーツ。ここ数年延伸を繰り返して周縁部の距離が大幅に伸び、また一部では「新規開業区間」だった区間も含めて無料のお試し期間を延々と続けることで、都心から境界駅を越えるとどこまで乗っても59バーツや44バーツという歪んだ運賃体系になっており、見直し案が出ていたが、値上げ幅が大きくなる周縁部の利用者を中心に猛反発となり延期。
国鉄在来線が一部レッドラインに乗り継ぎになり、さらにバンスー新駅(旧駅)以南はバスやMRT(地下鉄)で、ということで、本来非冷房3等車で20バーツもしなかった区間で80バーツ程度になるとか、利用者の不満も出ています。
今回発表された運賃は、区間制ではなく距離制で14バーツから42バーツ。なお構内入場(同一駅乗降)も12バーツかかります。距離が長いダークレッドラインの最大区間になる42バーツが上限となるため、ランシットからだと終点一つ手前のチャトチャックからバンスー新駅、そしてライトレッドラインに乗り換えて終点のタリンチャンまで総て42バーツです。タリンチャンからだとダークレッドラインに入りバンケーンから42バーツです。
バンスー新駅からタリンチャンまでは35バーツ、これ、ランシットまでのダークレッドライン全線が22㎞強で42バーツ、タリンチャンまでのライトレッドライン全線が14㎞強で35バーツですから、中間域がやや高めの印象です。
まあ国鉄在来線の非冷房3等車での通勤をしている客層はそもそも、という話にもなるんですが、普通に通勤で使うようなランシットからのエアコンバスでも都心部まで最大運賃の25バーツですから、MRT乗り換えで80バーツ程度というのは毎日の話になると厳しいです。
もっともバス利用でも途中でBTS(高架鉄道)に乗り換えていれば60~70バーツですから、片道100バーツくらいは考えている人にとってはそれほど差は無いかもしれません。
日本のような定期券と通勤交通費の支給というのがないわけで、特に通勤交通費としては、恵まれた企業だと実費精算にしてくれるところもあるようですが、たいていは月額定額支給で、ゆえにそれで通える範囲で会社を選びますし、通えない場合は引っ越しますね。
国鉄在来線の非冷房3等車(ファランメ[ン<宴塔Vットで6バーツ)、都バスの非冷房車(交通局直営は8バーツ均一、委託は10バーツ均一)をベースにすると恐ろしく高いですが、初乗り15バーツ程度から最大25バーツのエアコンバスと、周縁部から都心だと40バーツ前後するBTSやMRTを乗り継ぐような客層から見ると、片道10バーツ程度の値上げに過ぎないともいえますが、BTSの値上げ案が利用者の反発で当面お蔵入りになったように、中産階級でもこの辺には敏感です。
※BTSは都心部で初乗り16バーツ、上限44バーツで、周縁部は整備主体がことなることもあり15バーツ均一の単純加算で最高59バーツ。ここ数年延伸を繰り返して周縁部の距離が大幅に伸び、また一部では「新規開業区間」だった区間も含めて無料のお試し期間を延々と続けることで、都心から境界駅を越えるとどこまで乗っても59バーツや44バーツという歪んだ運賃体系になっており、見直し案が出ていたが、値上げ幅が大きくなる周縁部の利用者を中心に猛反発となり延期。