緊急事態宣言では、営業の自粛を求めて、さらに午後八時までに閉店する様に要請している地域が多くなった。
これで、大幅な減収を強いられたり、外食離れを起こして、業界全体が悪夢にさらされている。
この中で、革新的なアイデアを駆使して、来店のお客様が、感染の不安を感じないシステムを事業化して、実施している業態がある。
中でも回転寿司の店舗では、従来から注文と配膳は、従業員が接触しない方法を採用して、成功してきた。
個別のボックス席も設置しているので、この個室型客席を充実して、換気の設備も強化すれば、来店客の他のグループと接触観戦する懸念はなくなる。
回転寿司の店だからできるので、他の業態ではできない、と否定するのは簡単だが、今は、実現可能なアイデアを駆使する時期である。
政府や自治体は、消費者の行動自粛や休業を要請するのではなく、この様な感染防止店舗を、積極的に支援するべきだ。
試行錯誤をする企業には、インセンティブとして、改造設備の導入に補助金を支給して、消費者の意見を反映する様に支援をする。
感染抑止は自助だが、これを積極的に支援する「公助を充実」すべきだ。