天皇のお気持ちを聞きながら思ったのは、私たちの次の世代に、現在の象徴天皇の様な、人権を持たない人を国家の内部に生んではならないということ。それは象徴というものをいかに変化させるのかということになるだろうけれど、それはまた元首とも違うものになると私は考える。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年8月9日 - 09:42
天皇のお気持ちの中で殯(もがり)の話が出てきたけれど、殯はおそらくゾロアスター教起源のものだろう。しかし道教にルーツを持つ天皇制の中に何故殯の儀式が取り入れられたのかを考えると、道教がゾロアスター教から影響を受けているからという可能性は否定できないだろう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年8月9日 - 09:43
泰山の頂上に祭壇をしつらえて天を祭り、天に謝恩の気持ちを示し、泰山のふもとで地を祭り、地に謝恩の気持ちを示す「禅」、いわゆる封禅の儀は、農耕から生まれた地母神とその対としての天空神がゾロアスター教に取り入れられ、それが道教的に解釈されて生まれたものだとは考えられないか?
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年8月9日 - 09:46
仏教の禅はインドの仏教が中国の道教と交わることで生まれたものだけれど、すると「禅」とは、この封禅の儀式における、泰山のふもとで地に感謝の気持ちを示す「禅」の思想から生まれたものだと考えられる。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年8月9日 - 09:47
昨日、赤瀬川原平さんのお墓参りをしに東慶寺を訪ねた。前衛芸術家らしいユニークなお墓だったけれど、そこの石碑から、東慶寺の向かいにある円覚寺では、鈴木大拙の参禅中、夏目漱石も参禅に訪れ、その様子を書いたのが『門』だと知った。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年8月9日 - 09:50
鎌倉の円覚寺は、蒙古襲来で戦没した多くの霊を敵味方なく弔うために建てられた。アーリントン墓地が南北戦争の両方の戦没者を弔うことでアメリカ南北を統一できた様に、奇兵隊の招魂社から始まった靖国神社も、国家や神社という枠組みを完全に揚棄した新しい施設にした方が良いと私は考える。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年8月9日 - 09:51
赤瀬川原平さんのお墓を訪ねた東慶寺で、鈴木大拙、西田幾多郎、小林秀雄に続いて、和辻哲郎の墓があった。その前日偶然にも、人間(じんかん)という言葉がサンスクリット語からの漢訳だという話をしていたら、水沢勉さんから和辻哲郎が人間を「じんかん」と読ませようとしていたという話を伺った。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年8月9日 - 09:53
私たちが呉音で発音する人間(にんげん)を、それより古い漢音の人間(じんかん)と呼ぶと、現象学的な意味合いが含まれ、ウパニシャッドの影響が強く感じられる。この呉音の影響は中国三国時代以降、呉の難民が百済へと逃れ、百済滅亡後に現在の皇室と一緒に日本に入ったものではないか。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年8月9日 - 09:57
ナムジュン・パイク展
— 伍碌 (@123goroku) 2016年8月6日 - 20:32
アレン・ギンズバーグと親交があったっていう基礎知識すらかしでも刺激的だった。
「父親を尊敬したことない」とかってあたりで、ああなるほどってなった
ハイレッドセンターの本面白かった。数年前にやってた展覧会行けばよかったなぁ。とりあえずナムジュン・パイク展行かねば
— るてのら (@rutenora) 2016年8月7日 - 16:09
ワタリウム美術館「ナムジュン・パイク展」ではパイクとジョン・ケージがふたたび再会。インターネットを予感させる地球規模のコミュニケーション・プロジェクト「バイバイ」を手がけ、受け容れがたい価値観の交流を促すなど、偉大なメディア・アーティストでした。
— krsm (@karasuma) 2016年8月7日 - 17:55
ナムジュン・パイク展でギラギラした頃の坂本教授にうっとり。 pic.twitter.com/P9JGUaQQDg
— たあ坊 (@janjanrock) 2016年8月7日 - 23:10
ナムジュン・パイク展の映像で、30年くらい前のボウイと坂本龍一の絡みを見られるとは思わなかった..! 司会は浅田彰だし。
— たあ坊 (@janjanrock) 2016年8月7日 - 23:14
凄い文言だ☞「1960年代後半には、テレビやビデオに関心が移ってきた。カメラとビデオテープは非言語にもってこいなのだ。この時期、世界はサミュエル・ベケットとナムジュン・パイクにおいて語られるべき日々だったのである」by 松岡正剛 twitter.com/suteki_jam/sta…
— 実験ちゃん (@suteki_jam) 2016年8月8日 - 22:19
ナムジュンパイク回顧展イイね。ブラウン管もどんどん劣化して今後メンテが追いつかなくなるだろうし、実は今観る価値のある芸術だと思う。
— simizy(独歩) (@simizy) 2016年8月7日 - 08:03
watarium.co.jp/exhibition/160…
ワタリウムのナムジュンパイク展は懐かしいのがいっぱい。けど、液晶で見るとなんか違いすぎる感じ。絶対に見るべきは2Fのバイバイキップリング。バブル+西武+ポストモダンのダメなスノッブ感で、メセナって無駄な贅沢でいいよって。 pic.twitter.com/DnBYXMBEqe
— Pon (@Pon2600) 2016年8月7日 - 12:35
昨日のナムジュンパイク展で見た
— くね (@qunechang) 2016年8月8日 - 18:26
風呂敷天下「ラップ・アラウンド・ワールド」って番組のメロメロ感(笑)
これリアルタイムで見たかったと。
ナムジュンパイクですごいところは、未だ最新であると共に、最古のメディア=月、の質があること
— 長谷川億名/Yokna Patofa (@yoknapatofa) 2016年8月8日 - 22:38
それらに影響されたのか?私もリュミエール兄弟、グリフィス、〜フラハティまで(ムルナウ、ドライヤーは後世すぎる)の”しゃべることを覚える前"の映画から、直接受け継ぎたい感じが今している。
8月14日(日)7-9PMワタリウム美術館のナムジュン・パイク展にて、渡辺真也によるトーク「K-456からガダルカナル鎮魂歌まで - 輪廻するパイクのサイバネティック・アート 」を開催します。予約をご希望の方、以下をご参照下さい。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年8月9日 - 18:48
watarium.co.jp/exhibition/160…