Eur-Asia

西洋と東洋の融合をテーマとした美術展「ユーラシア(Eur-Asia)」の開催を夢見る、キュレーター渡辺真也によるブログ。

10月30日(土)のつぶやき

2010-10-31 02:11:31 | Weblog
10:01 from web
ええと、今日だと思っていた早朝の用事が明日だったので(笑)、今日も連続ツイートさせて頂きます。
10:02 from web
連続ツイート「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その14」
10:02 from web
(構造的限界と病N1)東京都の防災をテーマとしたアートイベント「BO菜」が進行する中、都庁より、キュレーターである渡辺さんに、何故この防災イベントはアートなのか文章を書いて下さい、と指示があった。私は大分悩んだ挙句、こう答えた。
10:02 from web
(構造的限界と病N2)私は、キュレーターの仕事は、優れた美術作品に対して、何故これがアートなのかを説明し、美術作品を守る仕事だと考えている。しかし、今回は防災とアートというテーマ設定そのものに無理があり、私は半ば、それをむりやり成立させている。
10:03 from web
(構造的限界と病N3)しかし私は、アートを守るキュレーターとして「これはアートだ」と責任を持って文章を書くことができない、そう述べた。おそらくこの瞬間、私はこの部署で、地域系アートプロジェクトの仕事に関わることができなくなったのだと思う。
10:04 from web
(構造的限界と病N4)その後、単年度会計で計上している予算が少し残ったので、東京と水辺とアートに関するシンポジウムの様子を冊子にまとめることになった。私はそこに、私がシンポジウムにて行ったスライドショー「水辺のアートヒストリー」というビジュアルページを掲載することにした。
10:05 from web
(構造的限界と病N5)しかし、十分な予算が無かった。本当は、冒頭にカヴァッジョのナルキッソスのイメージを掲載し、中にはSwimming Citiesの写真を掲載したかったのだが、写真の無償使用を、イタリアの美術館や写真家側から得ることができなかった。
10:06 from web
(構造的限界と病N6)そこで私は、作品写真のコピーライト予算は、NYやパリ、ロンドンのギャラリー、さらにボロフスキーなどのアーティストに直接連絡して事情を説明し、Courtesy Creditを掲載することを条件に、無償で使用させて頂く許可を得た。
10:08 from web
(構造的限界と病N7)「水辺のアートヒストリー」に関して、私は特に日本の水辺とアートについても考察したかったので、リストの中にTHE PLAY(池水慶一)によるパフォーマンス「現代美術の流れ」と、ユージン・スミスの「水俣」の写真を、ひっそりと掲載することにした。
10:09 from web
(構造的限界と病N8)冊子完成後、これらの冊子を、Courtesy Creditを頂いた海外のアーティストやギャラリーに送付しようとした時のことである。うちの部署は、どうやって海外に郵便物を送っているのか、担当の方に尋ねた。
10:09 from web
(構造的限界と病N9)そこで、私は思いもよらぬ返事を頂いた。「前例が無い」と言うのである。つまり、東京文化の内外発信をミッションとする東京文化発信プロジェクト室が、海外に郵便物を送ったことが無いというのである。
10:10 from web
(構造的限界と病N10)私は、せっかくなのだから、この部署のFedEXアカウントを作りましょう、そうしないと、海外への荷物の発送や、海外からの荷物の受け取りができず、結果として東京の文化発信をすることは難しくなってしまう、
10:11 from web
(構造的限界と病N11)また海外のアートに関するインスティテューションはどこもFedEXアカウントを持っており、取引先相手とFedEXアカウントの番号をやりとりするのは日常的になっています、と述べた。
10:12 from web
(構造的限界と病N12)すると、部署の方々は困惑した表情を浮かべたのだが、その中で一番優しそうな方が言ってくれたのは、「渡辺さんは、やっぱりうちの部署には向いていないと思う」というコメントであった。
10:12 from web
「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その15」へと続く・・・
10:34 from web (Re: @yuuka_tkmts
行政主導でアートをやることの難しさなのだと思います。問題はもう提起したので、ここから丁寧に、改善案を提案して行きます。 @yuuka_tkmts ううう、泣ける…。うちの部署はやっぱりアートに向いていない、と聞こえるのは私だけ…?
11:41 from web (Re: @yuuka_tkmts
高松さん、やりますか? @yuuka_tkmts 楽しみです。こういう運び方って、Twitterぽくて、いいね!本にしたらどうなるのだろう…
11:43 from web (Re: @egaonehandclapp
Nice! What did you eat with them? @egaonehandclapp Breakfast with wonderful people from Chile
11:45 from web (Re: @shingoinao
コメントありがとう。勇気づけられます。やはりアートは、あくまでもそれに携わるアート作品や作家あってのアートであって欲しいと思います。 @shingoinao 波風を立てなきゃいけない事態は必ずある筈。素晴らしい。
11:46 from web (Re: @sillypiggy3
アートに関わる全ての人が、一人一人真剣に取り組むべき課題だと思います。私はちゃんと、オルタナティブを提示して行きたいと思っています。 @sillypiggy3 なんか凄いお話ですね。どうしたらいいのかな…
12:02 from web (Re: @yuuka_tkmts
高松出版でしょ(笑)それか、電子出版でやってみようか?日本で電子書籍が普及しないことを批判するのではなくて、自分たちで作って流通させてみない? @yuuka_tkmts 笑。どこか出してくれる版元があれば、編集したい!
12:02 from web (Re: @yuuka_tkmts
ツイートやリツイートをハイパーリンク化したE-Bookを作れれば、結構面白いかも。でも、他者のコメントを編集するのは、いろんな意味で大変かもね。 @yuuka_tkmts
12:07 from web (Re: @yuuka_tkmts
一人、T-Timeなど、電子出版メディアのテクニシャン系の人の協力が必要になるね。誰か適任の人、知ってる?おーい、ツイッターフォロアーの方々、誰かお勧めいますかー?@yuuka_tkmts
23:36 from web (Re: @egaonehandclapp
It must be fun! @egaonehandclapp
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10月29日(金)のつぶやきその2

2010-10-30 02:14:17 | Weblog
19:37 from web (Re: @kingindou
ありがと~ @kingindou @edtion1 @curatorshinya氏の「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その13」 @edtion1氏がお忙しそうなので追加しました。 http://togetter.com/li/61668
23:23 from web (Re: @art_composition
明日は明治大学で知人のシンポジウムに参加する先約があり、ご一緒できません。オープニングの成功を祈っています。 @art_composition 明日 土曜日 午後3時~6時まで 舘山拓人展オープニングです 木の香り満載 お時間できたら 是非 見て下さいね お待ちしています。
23:58 from web (Re: @yuuka_tkmts
おっ、高松さんの好みだね!やったぁ? @yuuka_tkmts 今夜も口笛の君、ノリノリでわが家前を通過。その音色のあまりの見事さにほのかな恋慕の情を抱いたのは遠い昔のこと、今や私は知っている、あなたがセカンドバッグを抱えた小柄で薄毛の初老男性であることを…
by curatorshinya on Twitter

10月29日(金)のつぶやき

2010-10-30 02:14:16 | Weblog
00:15 from web (Re: @_eyando
そうですね。しばらく休憩して、また後でjoinして下さい。私はとりあえず続けますね。 @_eyando @recomemo その概念は十分共有化され続けてきたわけです、ある範囲内では。それでは拙いよっていうのがここの話ですから。ちょっと袋小路に入った感じなのでしばらく休憩。
00:15 from web (Re: @art_composition
ぜひぜひ。上原さんも喜ぶと思います。 @art_composition 渡辺君が そこまで言うなら 余計見れなかったのが残念でした。久しぶりに 上原さんとも話しをしたい気持ちです。
00:19 from web (Re: @heima
やはり、なし崩し的に行ってしまっている訳ですね。綺麗事かもしれませんが、日本語で言う同盟という法律用語がへたってしまっており、それに同意したメディアに国民が追随してしまっているのだと思います。 @heima 未検証ですが参考まで http://bit.ly/d4zdgS
00:22 from web
錦糸町の素敵なもんじゃ焼屋さん「まろん」にて、上崎千さんとお話する。お互い興味のあるスミッソンや、日本近代の話で盛り上がる。とってもエキサイティングだったので、どこかパブリックな場で、またお話したいな。
09:16 from web (Re: @gift_gt
ぜひぜひ、またご一緒しましょう。Roni Hornの感想もお聞かせ下さい。 @gift_gt 遅ればせながら、是非またあって話しましょう!そしてこの場でコミュニケートできるのは同じくとても嬉しいです!
09:17 from web (Re: @recomemo
現場を見て来た方からのコメント、説得力がありました。ぜひまたご参加下さい! @recomemo @_eyando 陰ながらまた混ぜて下さ~い(笑
09:49 from web
連続ツイート「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その13」
09:50 from web
(構造的限界と病M1)行政が主導するアートプロジェクトは、商店街にて開催する、という街おこし的なフォーマットに落とし込まれてしまう。その為、開催場所やメディウムなどが限定され、アートの自由度が奪われてしまう。
09:50 from web
(構造的限界と病M2)さらに行政主導で行うアートプロジェクトは、一般団体が行政の同意を得た上で行う、という形態上、緩やかな検閲に発展しかねない。結果、「よいこのアート」ばかりが残ってしまい、実験的性格の強いラディカルなアートは実現できない。
09:51 from web
(構造的限界と病M3)東京文化発信プロジェクト室には、東京文化の内外発信と、アートを通じた江戸文化の発掘・紹介というミッションがあった。このミッションに沿って私がやりたかったプロジェクトの一つに、世界の人気者、ニンジャをテーマとしたアート・プロジェクトがあった。
09:51 from web
(構造的限界と病M4)例えば、「半蔵門」は忍者の服部半蔵が江戸城を守っていたにも関わらず、東京都民の多くはそれを知らない。これは大変な歴史リソースの損失である。そこで私は、江戸文化の新たな創造的発掘として、都営地下鉄半蔵門線を中心に、ニンジャ・アートを仕掛けたい、と提案した。
09:52 from web
(構造的限界と病M5)半蔵門線の紫色のラインも、江戸テイストで忍者に合いそうだし、最近は地下鉄にスクリーンなども設置されている。このスクリーンを使用し、ニューヨークのCreative Timeが行っている方式を採用したビデオアートプログラムを開催する。
09:53 from web
(構造的限界と病M6)電車待ちの時間に鑑賞可能なビデオは、東京名所を疾走する忍者や、地下鉄の長い廊下やエレベーター、さらに駅員さんたちにも登場する、ユーモラスで格好良いものにする。そしてビデオの音楽は、Coldcutなどが所属する、ロンドンのNinja Tuneに作ってもらう。
09:55 from web
(構造的限界と病M7)地下のコンコースには、忍者をモチーフにした江戸テイストのグラフィカルな壁紙を張り、関連フォントを全て和風に変更、地下道の上を見上げるとトリックアートで忍者が張り付いていたり、トイレを厠と名付け、忍者屋敷風の回転ドアにしたりしても、面白い。
09:55 from web
(構造的限界と病M8)また、日本には百人町など、忍者100人隊が住んでいた街が存在する。そこに拠点を構えて、舞踏メンバーやヒップホップダンサーたちから組織された100人アート忍者隊を都内に展開すれば、歴史リソースと直結した、かなり面白いプログラムが生まれるのではないか。
09:56 from web
(構造的限界と病M9)また路上パフォーマンスのフォーマットを作成すれば、上海万博でイベントを仕掛けるなどが可能となり、東京都の強力なプロモーションとなるだろう。さらに、地下鉄半蔵門線の英語名をHanzo Ninja Lineとすれば、それだけで世界一有名な地下鉄が日本に誕生する。
09:56 from web
(構造的限界と病M10)ニューヨークに住んでいた私は、丁度その頃、アメリカでヒットしていた映画がNinja Assasinであり、コンピュータープログラマーの間でNinjaという言葉が流行るなど、対外コンテンツとして忍者が無敵の強さを誇っていることをよく理解していた。
09:57 from web
(構造的限界と病M11)忍者というコンテンツは、数十億円~数百億円規模の潜在的価値があり、さらにこれは日本や東京の専売特許である。にも関わらず、東京からこれらの歴史コンテンツをヒップにアレンジして海外に仕掛けることは何故できないのか、常々歯がゆく思っていた。
09:57 from web
(構造的限界と病M12)しかし、私のこうした提案は、部署の方には悪い冗談ぐらいにしか思ってもらえず、まともに聞いてもらえなかった。商店街にて開催される地域系アートプロジェクトが粛々と進行するのを横目で見ながら、私は複雑な思いを抱えていた。
09:58 from web
「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その14」へとつづく・・・ (明日は朝が早いので、連続ツイートはおやすみです)
10:27 from web (Re: @junatsushi
ありがとうございます。引き続き問題点を提起し、そこからオルタナティブを提示して行きたいと思います。 @junatsushi おはようございます。次回を楽しみにしてます。
11:24 from web (Re: @nukisuke
Ninja Assasin, NYの地下鉄で相当アドを見たけれどなぁ。じゃあ、ヒットならず、スマッシュヒット、くらいかな(笑) @nukisuke 個人的に好きな映画ですがヒットしてないです。
12:12 from web (Re: @atsukoba
それはひどいなぁ。軍事同盟を結ぼうにも、日本は軍を持っていない訳だし、しかも安保は条約であり、日本国憲法と国連憲章に則る、と謳われているのになぁ。 @atsukoba @heima 補足しますと、2005年の米軍再編の合意文書はタイトルが「日米同盟」そのものになりました。
12:13 from web (Re: @nukisuke
ちょっと惹かれる(笑)たまにはそういう映画を見るのも良いかも。 @nukisuke やぶ蛇ですみません 笑。マトリックス監督がプロデューサーだったので、アドは多かったのだと思いますが、中身は超B級血みどろ切り株映画なので一般的ではないですがそこがいいです。
18:23 from web
毒蝮三太夫は、あえて反PC的なもの扱い、それをユーモアへと昇華させてしまう天才だと思う。ババアをババアと呼んで、ババアを笑わせる、なんて芸は若手芸人には絶対無理だよね。立川談志が一目おくのもよく分かる。 http://bit.ly/cpRUUL
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10月28日(木)のつぶやきその2

2010-10-29 02:11:31 | Weblog
11:32 from web
いわゆる世界都市におけるアートコンペは、ここまでグローバル化している。日本はそのCirculationに一切乗れていない。内向きになっては駄目だ、もっと一人ひとりが努力して、開いて行かなくては。 http://bit.ly/cjkcSQ
14:14 from web (Re: @octetdesign
これは凄い・・・絶句。ねぇ誰か、誰が日米安全保障「条約」を、日米「同盟」って言い始めたのか、知っている人いない?日本とアメリカは条約を結んだ国だが、同盟国ではないと思う。 @octetdesign 在日米軍:マンガ(わたしたちの同盟) http://bit.ly/9VNXA0
17:57 from web (Re: @junkoy
もうちょっと会場大きくすることはできないのかな?できるだけ多くの人に見て頂いた方が良いかな、なんて思いました。 @junkoy
18:03 from web (Re: @_eyando
アート、という言葉ではなく、違う言葉を使った方が適切なのかもしれません。アートという言葉を輸入概念として一旦共有する。もしも創造全てをアートに落とし込むなら、それ相応の概念化が必要かと。 @_eyando @recomemo 古今東西の創造を全て取り込む普遍的なアート概念
18:05 from web (Re: @oqoom
将来的に、遺伝子解析が進むに伴い、国籍や人種など、イマジナリーな存在の壁が緩やかに無くなってくれたらな、と期待しています。21世紀中には起こるのではないでしょうか。@oqoom @niirasenmayumi フィン人のDNA
18:06 from web (Re: @oqoom
俺にも回して! @oqoom
18:25 from web (Re: @oqoom
@oqoom 了解!ありがと~!
18:26 from web (Re: @junkoy
せっかく「見たい!」とおっしゃってくれる方がいるのですから、できるだけ工夫して、多くの方がいらっしゃれる様にすることができたら、と思います。 @junkoy
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10月28日(木)のつぶやき

2010-10-29 02:11:30 | Weblog
00:00 from web (Re: @yugokohrogi
それは奇遇ですね。本当に素晴らしい作家ですよね。興梠くんも、いつかはあんな作品作れる様になると思うので、一緒に頑張りましょう! @yugokohrogi Roni Horn!僕も大ファン。
00:04 from web (Re: @recomemo
中村政人さんの、あの「m」マークの巨大ネオンの作品は、ネオン型のアート作品として良い作品だと思う。
それと、マクドナルドの顧客研究に関しては、凄いものだと思うけれど、あれがアートだって言われると、げんなりしてしまう。 @recomemo @_eyando
00:05 from web (Re: @gift_gt
てっちゃんのいない所でラブラブ、なんちゃって。 @gift_gt @withmargi なにこのやりとりw
00:13 from web
それにしても、今日見て来たRoni Hornの平面作品は、神がかっていた。あれだけランダムにスリットを入れながら、うずまき状に放射している。あんな凄い平面作品、どうやってラフを決めて作っているのだろうか?やはりCGで先にカットする順番のシュミレーションしてから作っているのかな?
00:32 from web (Re: @recomemo
かなり議論の余地がある所ですが、ご指摘の点、理解できます。しかし、アートが利益率最高の産業に成り得るのかどうか、私には何とも言えません。 @recomemo 行政の構造の「考え方」の欠点はお金の使い方が明らかなカスケードリサイクル・・・アートは利益率No.1の産業たり得ます・・・
00:34 from web (Re: @gift_gt
ぜひぜひ。後藤さんも参考になるかと。また見た後で、いろいろ議論しましょう。Twitterがきっかけで後藤さんと連絡が取れていること、嬉しく思います! @gift_gt
00:37 from web (Re: @bpyamaza
Twitterは反応が恐ろしいほど早いですね。でも、私のTweetにこれだけ反応があるのは、きっと多くの人が潜在的に同じ意見を抱えているからだと思います。 @bpyamaza 早くもこの連続ツイートは注目されてるようですね。登壇者アカデミックだね(笑)楽しみです
00:41 from web (Re: @micarinko
南青山のRat Hole Galleryです。 www.ratholegallery.com @micarinko Roni Hornは日本のどこで見れるのですか?
00:58 from web (Re: @manikanagare
麻二果さんのペインティングは、高いレベルで推移していっている様に思えます。鑑賞者としても、良いペインティングに出会えると、幸せな気分になれます。素晴らしい作品でした。こちらこそ、ありがとうございました。 @manikanagare ありがとうございました。
09:30 from web (Re: @kubote
をっ、てっちゃん無事帰宅。これでまるじも安心。えがったえがった。 @kubote @withmargi
09:31 from web (Re: @niirasenmayumi
あらら・・・とはいえ、いわゆる民族のルーツ問題ですが、遺伝子解析を進めて行くと、細かく見えてくるのだと思います。 @niirasenmayumi フィン情報ありがとうございます。リンク先を見ましたが英語の長文が難しそうでざざーーっと見て閉じてしまいました。。。( ; ; )
09:34 from web (Re: @_eyando
私はあくまで輸入概念として取り入れられたアートを、しっかり文法として理解しよう、と述べています。社会の中での媒体の創造は、それを作品化することを目的としない以上、アート的ではあっても、アートではありません。 @_eyando @recomemo ・・・仕分け・・・無意味と思う。
11:05 from web
連続ツイート「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その12」
11:05 from web
(構造的限界と病L1)BPAがアートという言葉を使う理由の一つに、東京の水辺にアクセスする一つのエクスキューズ、という側面があった様に思う。そして都庁は、東京の法規制を掻い潜って水辺を活性化したい為、アートをエクスキューズとして使用したいのだと思う。
11:06 from web
(構造的限界と病L2)しかし、行政が現行の縦割の中でプロジェクトを進行しようとすると、縦割の構造的な裂け目に、アートプロジェクトが落ち込んでしまう。アーティストの宇治野宗輝さんとご一緒した際、こんなことがあった。
11:06 from web
(構造的限界と病L3)隅田川を使ったアートプロジェクト、という都庁から出されたお題のもと、宇治野さんがプレゼンテーションしたのが、「たんすいかだ Cruise & Explosion」というシアトリカルなパフォーマンス・アート・イベントであった。
11:07 from web
(構造的限界と病L4)宇治野さんが最近引っ越しをした際、実家から不要となったたんすがいくつか出てきたのだが、若者たちは既にたんすを使用なくなった為、それらをリサイクルすることができず、廃棄処分となってしまうことに、日本の物質文明における一つの終焉を感じたという。
11:08 from web
(構造的限界と病L5)そんな宇治野さんと一緒に、私とBPAメンバーは2010年の1月、隅田川周辺の調査を行ったのだが、そこで近年廃棄が決定した、月島のいかだ組合の水上集落に出会った。宇治野さんは、水上をゆらめく、この移動可能な不思議な建物に、一目ぼれしてしまった。
11:08 from web
(構造的限界と病L6)そこで彼が考えたのが、彼の自宅がある、上石神井川から下ってきた古いたんす製のいかだと、月島の水上集落が、隅田川で出会い、合体する。それを肉体美を使ってシアトリカルに破壊する、というイベント、「たんすいかだ Cruise & Explosion」であった。
11:09 from web
(構造的限界と病L7)廃棄が決まったこの水上集落は、港湾局の管理となっており、向こう2年間で、かなりの税金を使って廃棄処分になると言う。そこで私たちは、もし都が管理しているのであれば、この建物を港湾局から生活文化スポーツ局に譲って頂き、私たちが無償で廃棄したい、と申し出た。
11:10 from web
(構造的限界と病L8)東京の高度成長に伴い、木造住宅の普及を支えた月島いかだ産業の水上集落と、不要となって廃棄されるたんすが、隅田川で出会う。まさに東京の歴史と文化リソースを活かした、地域文化交流アートプロジェクトにふさわしいものではないか、と私は考えた。
11:10 from web
(構造的限界と病L9)この建造物は2010年1月より港湾局の所有となっていたのだが、港湾局は一切の対話を拒否。あそこは立ち入り禁止地域なので、一切の立ち入りを認めない、と言われた。宇治野氏のプレゼンテーションには、港湾局の方をお招きしたにも関わらず、一人もいらして下さらなかった。
11:11 from web
(構造的限界と病L10)私は港湾局の方とお話さえできず、生活文化スポーツ局も、港湾局にはあまり積極的に働きかけて頂けなかった。しかし、都民の財産を、有償ではなく無償で引き取り、さらに有料のアートイベントとして東京都の活性化に繋げるのだから、話は聞いてくれても良いではないか。
11:12 from web
(構造的限界と病L10)私は、縦割行政の構造的な問題に限界を感じつつ、一緒に具体的なリサーチを行いながら、アイディア出しを行い、プレゼンテーションを行ってくれたアーティストの宇治野宗輝さんに、申し訳ない気持ちで一杯だった。
11:13 from web
「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その13」へとつづく・・・
by curatorshinya on Twitter

10月27日(水)のつぶやきその2

2010-10-28 02:11:11 | Weblog
23:25 from web
yuka contemporaryにて開催中の流麻二果展と、Rat Hole Galleryにて開催中のRoni Horn展を見てきたのだが、どちらも素晴らしかった。
23:27 from web
私はRoni Hornの大ファンなのだが、彼女は現代美術表現のお手本とも言うべき、素晴らしい作品を作り続けている。あそこまで現代美術の表現言語を正確に理解し、うまく再構築できているアーティストは稀ではないか。素晴らしいの一言。こういう作品を見ると、何か書きたくなっちゃうね。
23:31 from web (Re: @recomemo
どーでも良いけど、「スマイル0円」ってコンセプチャルだよね。つまり、笑顔はタダじゃないよ、って言っている様なものだよね。というか、ドナルドは訳分からないし、ある意味、ハンバーグラーもコンセプチャル。 @recomemo @_eyando
23:34 from web
ハンバーグラーって、hamberg+burglar、つまり「ハンバーグ泥棒」って、 大人にならないと気付かないよね。@recomemo @_eyando
23:37 from web (Re: @recomemo
私の実名において構造的な批判をする訳ですから、しっかりと構築的オルタナティブを提案して行きたいと思っています。 @recomemo 日本以外の様々な(911以降の!)価値観を持ってるシンヤさんだからこそ、日本人が何をすべきか、どう提示するか楽しみです。
23:38 from web (Re: @withmargi
まるじの顔が左にあると、まるじがつぶやいているみたいで可愛い。てっちゃん、早く帰って来て? @withmargi
23:58 from web (Re: @withmargi
うん、頑張る! @withmargi がんばれ、しんや。
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10月27日(水)のつぶやき

2010-10-28 02:11:10 | Weblog
00:08 from web
世界史の事項で日本史に対応するものは数多くあるが、多神教国家であった日本において、一神教的なスコラ哲学における「神の存在証明」に相当する出来事はあったのだろうか?スコラ哲学が西欧の近代を準備したことを考えると、日本近代を考える際、けっこう重要なことの様に思える。
00:45 from web (Re: @recomemo
泉山さんがそう言うのは分かる気がします。私は体質的に、どうしても概念や構造で考えてしまうので、そうなってしまうのでしょう。その所作をもうちょっと言語化すると、何になるのでしょう? @recomemo @_eyando 何かの所作が足りてない
09:01 from web (Re: @artnetdotcom
これは大きなニュースだ。ピノーはどう出るのだろう?カタールは危険な賭けをしている気がする。 @artnetdotcom Qatar may buy Christie's http://ow.ly/2ZAc1
09:07 from web (Re: @oqoom
面白いですね。ちなみにフィンランドのルーツはフン族と言われていますが、現地に住んでいると、やはりアジア的なものを感じますか?@oqoom ちなみにフィンランド語でArtはTaide(経験上)。
10:02 from web
連続ツイート「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その11」
10:03 from web
(構造的限界と病K1)港湾局からの許可を得ながら、今度は都内の防災桟橋の許可を、区から得ることになった。桟橋の管理に関しては、東京都ではなく全ての区が独自管理しており、その窓口も外部にそれほど開かれていない。また、東京の行政の本部である東京都との関係が必ずしも良好でない区もある。
10:03 from web
(構造的限界と病K2)結局、都庁の生活文化スポーツ局と連携を取りながら複数の区に連絡をし、使用許可を頂けた区の桟橋を使うことで、イベントに使用する運河ルートを設定し、鍵の受け渡しは一般社団法人BPA側で行ってもらうことになった。
10:04 from web
(構造的限界と病K3)BPAとしては、東京の水辺でクルージングなどのイベントを開催したいと思っても、行政側から桟橋使用許可を得ることが容易ではない。そこで、その使用のエクスキューズとして、「防災クルーズ」などを設定し、防災桟橋の使用を許可させてもらっている、という実情がある。
10:04 from web
(構造的限界と病K4)BPAは、防災やアートというテーマよりも、本当はただ、東京の水辺を活性化したい。そして、東京都も水辺を活性化させたい。しかし、東京都の水辺が最悪の事態を想定して厳重に「管理」されている為、立ち入ることができない。
10:05 from web
(構造的限界と病K5)ガチガチに管理されてしまっている東京の水辺に、なんとか風穴を開けることはできないか・・・。そうして、行政側、そしてBPA側から「防災」という概念と並列して「アート」という概念が、その目的達成の「道具」として持ちだされてしまう傾向が生まれる。
10:05 from web
(構造的限界と病K6)東京アートポイント計画の事業成果報告書のフォーマットを、アドバイザリー委員会にて承認を受ける際、こんなことがあった。その報告書のフォーマットでは、アートが「道具」として位置付けられており、事業の「目標」が、地域の活性化となっていた。
10:06 from web
(構造的限界と病K7)私は「アートは道具ではない」と会議の場で猛反発したのだが、アドバイザリー委員の青木順さんが「東京都がアートにこの程度の理解しか示さないのは恥ずかしすぎる」という趣旨の発言で同調して下さり、なんとかこのクライテリアを採用することは逃れることができた。
10:06 from web
(構造的限界と病K8)アートは「目的なき合目的性」、つまりアートはアートを目的として、そのためだけに存続することができるが、逆に道具は、「・・・のために」という形で指示しあう連関の中で、存在している。
10:08 from web
(構造的限界と病K9)しかしここで、その言語的定義ゆえ、道具には成りえないアートが道具となってしまえば、それこそアートと道具の意味そのものが全てちぐはぐになってしまう。これを公の機関が行ってしまえば、アートは道具としてしか評価されなくなってしまい、アート活動はますます困難になる。
10:14 from web
「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その12」へとつづく
22:25 from web (Re: @bpyamaza
確かに一部の桟橋は港湾局が管理しているかもしれませんが、多くのものが区の管理であり、実際BPAとの共催では区からの許可を受けて実行した為、各論に入るのは必ずしも重要ではないと判断し、割愛させて頂きました。山さん、ありがと! @bpyamaza 一部港湾局管理の桟橋もあるみたいよ。
22:26 from web (Re: @HiyokoMatsubara
みんな、アートを、他者を「目的」として扱うのと同様に、大切にしていこう。 @HiyokoMatsubara アメリア・アレナスの件もそのひとつですが、アートのありかたを再考させられます。自分の問題として捉えることが大切なのだと思う。 絡んでみたら丁寧な返信いただきましたし。
23:01 from web (Re: @oqoom
The descendants of the Asiatic population, who carry the Y-DNA N3 haplotype (also called Tat and M46), @oqoom @niirasenmayumi
23:03 from web (Re: @oqoom
account for 59% or more of the current male gene pool in Finland. とあるので、アジア系はアジア系みたいです。http://bit.ly/d1UTor @oqoom @niirasenmayumi
23:04 from web
account for 59% or more of the current male gene pool in Finland. とあるので、アジア系ではある様です。http://bit.ly/d1UTor @oqoom @niirasenmayumi
23:06 from web
私は以前、フィン族およびマジャール系とされるフン族は同じグループだと聞いたことがあったのですが、それは間違いの様です。フィンランドにはハンガリー人は一部しか住まなかったそう。 @oqoom @niirasenmayumi
23:10 from web (Re: @recomemo
泉山さんのおっしゃること、分かります。私は、鑿で釘を打とうとする行政に対して構築的批判をして行きたいのですが、確かに泉山さんの言う通り、所作が足りないかもしれません。一通り問題を提起してから、オルタナティブを提案して行きたいと思います。 @recomemo
23:11 from web (Re: @pacocat
先日バーレーンを訪れた際、中東諸国(彼らは中東と言うと、私たちが極東と呼ばれた様に怒り、Gulf Regionと言い直させますが)、の西洋へのコンプレックスを強く感じました。 @pacocat カタールがクリスティーズみたいなてっぺんだけを買おうとする動機
23:13 from web (Re: @pacocat
私もカタールがオークションハウスだけ買っても、インフラが無いからしょうがないと思います。こういう時こそ、西洋人ではなく、独自の近代を歩んできた日本人が、具体的なアドバイスしてあげても良いのかもしれません。 @pacocat
23:16 from web (Re: @art_composition
上原さんの舞いは神がかっていました。髪の毛をそり上げた上原さん、まるで工藤哲巳の様で、凄い形相で舞ってました(笑) 山田聡子さんの舞いも良かったです。強烈に和を感じる演出で、新潟発、という新鮮な香りがしました。 @art_composition
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10月26日(火)のつぶやきその2

2010-10-27 02:10:55 | Weblog
12:55 from web (Re: @egaonehandclapp
Ega, I couldn't send you direct message(because of AP server error), but let's get together soon! @egaonehandclapp
12:58 from web (Re: @naokisatoasyl
拝読頂き、ありがとうございます。引き続きツイートして行きますので、よろしくお願いします。 @naokisatoasyl
13:01 from web (Re: @shibuyaoffice
ユネスコの件は知りませんでした。スザンヌさんとは、私はアムスでご一緒させて頂きました。 http://bit.ly/cXS0wD とっても良いバイブレーションを持っている方ですよね。@shibuyaoffice 来日中、とっても素敵な方で 祖父様はユネスコ本部元会長! 
18:16 from web
「吾輩は猫である」って、トリストラム・シャンディの影響を受けているんだね。そう考えると、漱石の手法と宮崎駿の手法がどこか似ている気がする。
18:17 from web
I'm a claustrophobia of language.
18:31 from web
ダダカンのコレクターでも知られるアーティストの上原木呂さんプロデュースによるヤン・シュヴァンクマイエルナイトが、山田聡子による土方巽の名作「疱瘡譚」などを中心に、27日南青山にて開催されます。皆さまお声掛けの上、どうぞご参加下さい。 http://bit.ly/aPNhXZ
19:41 from web (Re: @levinassien
ぜひ、ユダヤは日本になぜ惹かれるのか、についても語ってもらいたいです。私は仕事相手にユダヤ人が多かったのですが、ユダヤ人は、基本的に日本人贔屓が多いと思います。 @levinassien 今日は『私家版ユダヤ文化論』でした。ユダヤに日本人はなぜ惹かれるのか、というテーマ・・・
23:52 from web (Re: @pincponic
New Museumは、できた時から予算が無いから、どうしてもコレクターやコマーシャル・ギャラリーに色目を使った展示になってしまう、という貸し画廊状態にあると思う。エレベーターにまでスポンサーの名前入れている所からも分かるけれど、ちょっと苦しいよね。 @pincponic
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10月26日(火)のつぶやき

2010-10-27 02:10:54 | Weblog
00:15 from web (Re: @octetdesign
なになに?? @octetdesign 週末のハロウィンの仮装を決めた。(在庫があれば…)
00:19 from web (Re: @miyauu
これがいいかも。2曲目にはいています。http://amzn.to/9Xw0Zz @miyauu
00:19 from web (Re: @octetdesign
そりゃそうだ。ますますワクワク。こうなったら、相当楽しませてもらわないとね!とか言ってプレッシャーかけてみる。 @octetdesign それをツイートしちゃったら面白くないでしょ。(笑
00:25 from web (Re: @octetdesign
おお、セカイ系か?! @octetdesign 大した仮装じゃないすよ。毎年着てみたかった衣装を着てるだけです。今までは和服、忍者服、黒子、カンフースーツでしたかね…。今年はいよいよアジアを飛び出します。
00:30 from web
I lived in NY for 7 years, and I had always felt minority. Now I am in Tokyo, and I feel outsider. But in Berlin, I do not feel that way.
00:50 from web (Re: @yuuka_tkmts
I haven't live in Berlin yet, but for some reason, I do not feel that I am minority in Berlin, maybe because of its history. @yuuka_tkmts
00:58 from web (Re: @egaonehandclapp
Gee, I could not find the film "one, two, three" on Tsutaya discas. By the way, I love Ernst Lubitsch! @egaonehandclapp
00:59 from web (Re: @gift_gt
@gift_gt あまり無理しない程度で、頑張って!
09:24 from web (Re: @yuuka_tkmts
Yes, indeed. @yuuka_tkmts I think I understand what you mean. You're trying to figure out why you feel that way by actually living there.
09:27 from web (Re: @pincponic
「Hell Yes!」、無くなっちゃうんだ。あれ、確かUgo Rondinoneの作品だよね。Rondinoneみたいな作風で攻めるのだったら、日本の作家もポテンシャルがあると思うのだが、あとはディーラーの力だろうか。@pincponic
09:37 from web (Re: @kenichiromogi
茂木さんの試み、素晴らしことだと思います。視聴者がいる様だったら、私も試してみようかしら。 @kenichiromogi 先ほどの生放送、録画をアップしました! kenmogitvlive #1 「人生のエネルギー問題」 http://bit.ly/9VYzDP
10:33 from web
連続ツイート「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その10」
10:33 from web
(構造的限界と病J1)私は、このイベント開催に当たり、東京都の生活文化スポーツ局より、東京都港湾局、東京都建設局の河川からの許可、そして桟橋の使用許可を得る為、東京の区からの後援を得てほしい、という打診を受けた。
10:34 from web
(構造的限界と病J2)私は、区への打診についてはまだ理解できるが、都庁の生活文化スポーツ局が公式に認可した東京都主催のイベントであるにも関わらず、東京都の共催相手である一般社団法人や財団職員が、都庁内部の他の部局から得る、というのはおかしくないか、と述べた。
10:34 from web
(構造的限界と病J3)もしも東京都が、東京の水辺の活性化を目指す東京都主催のイベントとして開催するのであれば、最低限、都庁内の意思統一、つまり港湾局と建設局河川の理解を得た上で、その下部組織である財団職員である私にプロジェクトの指示を出すべきである。
10:35 from web
(構造的限界と病J4)また、都庁の他部局からの依頼であれば話を聞いてもらえるが、財団職員や一般社団法人からの依頼であれは聞いてもらえないだろう、と容易に想像がついた。しかし、都庁内部の生活文化スポーツ局は、この仕事を、下部組織である財団の職員である私に押しつけてしまった。
10:36 from web
(構造的限界と病J5)きっと、行政における文化部局が他局に比べて相対的な地位が低く、対等な会話ができそうもない為、下部組織の私に振られたのだろう。事故など、最悪の事態しか想定しない港湾局からイベント許可を得ることは極めて困難であることは明らかであった。
10:36 from web
(構造的限界と病J6)私は、できる限りで東京都の港湾に関する法規制、会場周辺の担当者、港湾局に知り合いのいる人などを手当たりしだい調べて、丁寧に連絡した。同時に、船橋からイベント当日に使用する漁船をテストランさせ、夢の島マリーナに漁船を停泊させることに成功した。
10:37 from web
(構造的限界と病J7)港湾局の担当者と、イベントの許認可について順調に話が進んできた時のことである。港湾局の担当者が、テストランさせた漁船の全てのスペックを教えてほしい、マリーナに停泊させて安全かどうかを調べる、と言う。
10:37 from web
(構造的限界と病J8)私は、漁船は既にテストランさせてマリーナに停泊をし、安全を確認している、テストを行い、安全に停泊できたものの安全性を、他にどうやって調べるのですか、と尋ねた所、書類と照らし合わせて審査する、と言うのである。
10:38 from web
(構造的限界と病J9)このイベントは、東京都が主催する、東京で大震災が起こった際のシミュレーションである。仮に東京で震災があり、千葉から食糧を積んだ漁船がやってきた際、東京都はその船のマリーナへの停泊許可を、書類と照らし合わせて審査するのであろうか?
10:39 from web
(構造的限界と病J10)これには、関係者一同、あきれてしまった。私は以前、阪神大震災におけるスイスからの救助犬の例を挙げて日本病について述べたが、 http://bit.ly/ciBQBt 全く同じ官僚病が、ここに再発したのである。
10:40 from web
(構造的限界と病J11)マリーナ側は全く問題ない、との認識であったが、マリーナも港湾局から指定管理を受けて経営している為、港湾局には強く出ることができない。これでイベントが中止に追い込まれてしまっては困るので、さすがに都庁の生活文化スポーツ局へと打診し、一筆入れてもらった。
10:41 from web
「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その11」へとつづく・・・
10:49 from web
長坂常さんが頑張っていたLloyd Hotelの日本版、Llove Hotel。上手く滑り出した様で良かった。スザンヌさんもきっと喜んでいることでしょう。スザンヌさんも日本に来るのかな? http://llove.jp/
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10月25日(月)のつぶやき

2010-10-26 02:10:36 | Weblog
09:15 from web (Re: @kenichiromogi
茂木さんに同意します。私も頑張ります! @kenichiromogi @kenmogi 英文日記 外部からは不透明な母国語に生まれて。
10:01 from web
連続ツイート「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その9」
10:02 from web
(構造的限界と病I1)まず、食べ物を使用するイベントに何故許可が下りなかったのか。これは、東京都が主催するイベントの条件に引っかかったからであった。いわゆる飲み食いに都民の税金を使うことは許されない、というロジックである。
10:02 from web
(構造的限界と病I2)東京文化発信プロジェクト室は都庁の管轄にある。オフィスでは公費から緑茶を出すことは許されても、コーヒーは嗜好品という位置づけなので、お客さんが来てもコーヒーを出すことができない。しかし缶コーヒー1本ならお客さんに出してもOK、などという細かな規定がある。
10:03 from web
(構造的限界と病I2)また、コーヒー豆を持参しても、コーヒーメーカーを使う電力を公金から使うことは許可されない。さらに、部署の職員は、これらの公益法人を叩いて得点稼ぎすることを狙う都議員による監査、そして責任問題の発生や予算のカットなどを極端に恐れている。
10:04 from web
(構造的限界と病I4)この「BO菜」のイベントでは、「最後の晩餐」として野菜を食べるイベントは飲み食いと判断される為、許可できないが、サバイバルピクニックという位置づけなら防災食、という性格が強いので東京都主催のアートイベントとして認められる、というロジックである。
10:05 from web
(構造的限界と病I5)おそらく過去に公金が飲み食いに使われてしまったケースがあり、それがルールや監査を厳しくしているのだが、再発防止策が足かせとなっている。監査のこともあり、「BO菜」における食べ物に関する全ての経費は対象外経費として、参加者の入場料収入から補うこととした。
10:08 from web
(構造的限界と病I6)また、この部署は単年度会計のプロジェクト室であり、資産を持つことが許されない。年末になると、記録など必要とは思えないものに予算が使えるにも関わらず、テーブルマットは資産と見なされる為購入ができず、毎年レンタルとなり、結果的により多くの税金を無駄にしている。
10:08 from web
(構造的限界と病I7)これも、バランスシートを使った複数年度会計とすれば、この問題も解決するのだが、部署の内部の人間、つまり現場はそれを変えることができない。つまり、歴史の蓄積から生まれたルールの順守が、アートがやり辛い状況、つまりBad Economyを結果的に生んでいる。
10:09 from web
(構造的限界と病I8)この都庁が、自らと同じ監査基準で、共催相手のNPOや一般社団法人と共催するのだから、共催相手は音を上げてしまう。東京都の監査は、市民からのクレームが付かない様に、完璧な書類を要求するが、その完璧さゆえ、共催団体の体力を奪ってしまう。
10:10 from web
(構造的限界と病I9)「BO菜」のイベントが開催に向かって動き始めた頃、一つ大きな問題が発生した。東京都主催のイベントであるにも関わらず、東京都港湾局、東京都建設局の河川という関連部局、さらに桟橋を管理している東京の各区からの許可が必要となったのである。
10:10 from web
「地域系アートプロジェクトの構造的限界と日本美術界の病 その10」へとつづく・・・
10:37 from web (Re: @yuuka_tkmts
単に役所を批判するのではなく、何故そういう状況が発生していて、どうやったら状況を改善できるのか、提案して行きたいと思います。 @yuuka_tkmts 構造的限界っていうか、役所が死守している病的構造とアートの目指すところ、ベクトルが真逆すぎる気が……!!
13:26 from web (Re: @iwamotts
岩本さん、書けますねぇ~ @iwamotts
19:27 from web
蝶の研究をしていたピアニスト、ヴァルター・ギーゼキングが弾く、モーツァルトの「きらきら星変奏曲」(ああお母さんに聞いて)を聞いている。素晴らしいモーツァルト解釈だと思う。どこか、ちょっとセロニアス・モンクに近いものを感じるなぁ。
20:07 from web (Re: @miyauu
Walter Gieseking: 12 Variations In C Major, uber 'Ah, ous dirai-je Maman,' KV 265 iTunesで1曲のみ購入可。CDはここ。http://amzn.to/9jkg9u @miyauu 聴いてみたい。
20:53 from web (Re: @egaonehandclapp
Wow, your father must be such a sophisticated person! Lucky you! @egaonehandclapp nice! That's my father's favorite!
20:54 from web (Re: @miyauu
私は、モンクではAlone in San Franciscoが一番好きです。理解するまでに少し時間がかかりましたが、そういう曲の方が良い曲ですよね。 @miyauu ありがとうございます。早速聴いてみます。モンクに近い、に反応しちゃいました。
21:56 from web (Re: @miyauu
あ、もしかしたらiTuneのストア設定をアメリカにしないと駄目かもしれません(私はアメリカのアカウントのままなので)iTuneの設定をアメリカにできますか? @miyauu Walter Giesekingのきらきら星、iTuneでどうしても見つけられません...
22:00 from web (Re: @reiji1967
三島が澁澤龍彦の自宅で、お皿を縦と横に配置しながらアラヤ識について熱っぽく話した所、澁澤に「俺の家を皿屋敷にしないてくれ」と言われ、三島が「こりゃ失礼しました」と語った、と読んだことがあります。アラヤ識、興味深いテーマです。 @reiji1967 三島由紀夫のアーラヤ識は・・・
22:13 from web (Re: @reiji1967
安藤さんとお話したいこと、沢山あります。最近、アルメニアに行ってきたのですが、自分の中でユーラシアの文明が複数の線で繋がりました。ぜひシンポジウム、やりましょう。ネタは尽きないです! @reiji1967
22:15 from web (Re: @_eyando
おそらく私たちがここで論じたことは、今の日本が直面している問題をかなり正確に捉えていると思います。また機会を見てコメント下さい。創造的対話につながれば、と思います。 @_eyando @recomemo
by curatorshinya on Twitter