Eur-Asia

西洋と東洋の融合をテーマとした美術展「ユーラシア(Eur-Asia)」の開催を夢見る、キュレーター渡辺真也によるブログ。

12月28日(火)のつぶやき

2010-12-29 01:16:33 | Weblog
19:47 from web
おまじないは、その有効性を立証しなさい、と求められると無効になってしまう。有効性が立証できないからこそ「おまじない」であり、ささやかな有効性をもたらす…のかもしれない。
19:47 from web
ポルトガル人にオブリガードと言っていると、「ありがとう」と言っている様な感覚になる。オブリガード、ポルトガル!
19:57 from web
(リスボン最終日1)世界遺産となった、リスボンのテージョ川の岸辺にそびえる「ベレンの塔」には、かわいらしいオブジェがくっついている。海を見つめる犀の彫刻である。
19:58 from web
(リスボン最終日2)ポルトガルにインドから犀が持ち込まれたのは1515年初頭。デューラーは、インドからリスボンへと連れて来られたサイのニュース報道から想像力をふくらませて、有名なサイの木版画を完成させたのだった。 http://bit.ly/frSCj4
19:59 from web
(リスボン最終日3)「修行者たるもの、犀の角の如く独り歩め」と述べたのは仏陀だが、裸祭りで有名な和歌山県西大寺の御神体は犀である。日本に犀は生息していないが、日本仏教の中で、犀はどの様に描かれ、紹介されて来たのだろうか、と考えると歴史のロマンを感じる。
19:59 from web
(リスボン最終日4)北大路魯山人がパナマ船に残した赤富士と桜の大型絵画を観に、リスボンのJ社を訪れた。しかし、担当者である社長秘書がホリデーで不在にしており、鑑賞することはできず。本当に残念だし、悔しい。
20:00 from web
(リスボン最終日5)その帰り道、ふらりと立ち寄った古本屋で、リオデジャネイロで1913年に印刷されたO.W.の美しい本を見つけた。O.Wが好きなあの人にプレゼントしよう。
20:01 from web
(リスボン最終日6)この本屋のオーナーであるPedroさんと話していたら意気投合してしまい、そのままリスボンの古本屋を一緒にハシゴする。19世紀に出された宗教に関する王令など、貴重なオリジナル文書などを見せてもらう。
20:01 from web
(リスボン最終日7)Pedroさんは神道に興味があり、おとといまで初めて訪れた日本に滞在していたそう。しかし、5週間の旅行期間中、神道についてちゃんと英語で話してくれる人には一人しか会えう、とても残念だと言っていた。
20:02 from web
(リスボン最終日8)Pedroさんは、何故日本にキリスト教が根付かなかったのか興味があったそうなのだが、日本の風土を見ていたら少しずつ分かってきたという。私のまったく逆方向の視点から歴史を捉えようとしており、仲間に会えた様で嬉しい。
20:02 from web
(リスボン最終日9)ポルトガルは、日本人向けの場所だと思う。ぜひ一人でも多くの方に、ポルトガルを訪れて頂き、サウダージを経験してもらいたい。
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12月27日(月)のつぶやき

2010-12-28 01:15:55 | Weblog
09:32 from Twitter for iPad
連続ツイート「レコンキスタから考えるヨーロッパと日本」
09:33 from Twitter for iPad
(レコンキスタ1)三年前に初めてスペインに降り立った時、強く感じたことがある。「レコンキスタは大きな間違いだった」という確信めいた直感であった。
09:34 from Twitter for iPad
(レコンキスタ2)ヨーロッパはレコンキスタを完成させることで、キリスト教と一体化したヨーロッパ世界を成立させたが、キリスト教世界の発展に伴う自己腐敗を起こした結果、プロテスタント国家としてのオランダの独立とイギリス国教会の成立を招いた。
09:35 from Twitter for iPad
(レコンキスタ3)ローマカトリック維持の為、反宗教改革の中から誕生したイエズス会出身のデカルトが行ったコギトの発明は、ローマカトリックの世界観を維持したまま世界を捉えることで、自然とその一部である人間を完全に分離してしまった。
09:36 from Twitter for iPad
(レコンキスタ4)さらに、プロテスタンティズムの倹約精神によって成立した資本主義が発達したことで生まれた実体なき経済は、第一次世界大戦後の混乱期に、アメリカの資本家が通貨発行権を国家から切り離すことで大成し、ニクソンショックで世界中に拡散してしまった。
09:38 from Twitter for iPad
(レコンキスタ5)ジョン・F・ケネディが通貨発行権を株主から国家に取り戻そうとした結果不慮の死を遂げたことと、彼がローマカトリックであったことは、偶然というよりも、必然とより太い糸で繋がっている。
09:39 from Twitter for iPad
(レコンキスタ6)江戸幕府がオランダと貿易をしたのは、植民地化の野心を持ったイエズス会と関係のあるポルトガルよりも、政教分離を実現したオランダと貿易した方が安全である、という判断に元ずいてだが、この進言をした幕府側の人物のリテラシーの高さには驚かされる。
09:40 from Twitter for iPad
(レコンキスタ7)イエズス会がキリシタン大名の政策に口を挟む様になり、1587年には修道士が日本征服論を漏らしたことから、太閤秀吉はキリスト教禁令を発布した。
09:41 from Twitter for iPad
(レコンキスタ8)千利休の弟子である利休七哲のうち少なくとも5人はクリスチャン、さらに利休の娘もクリスチャンであったことから、太閤秀吉が危機感を抱き、利休に切腹を迫った可能性は容易に想像できる。
09:42 from Twitter for iPad
(レコンキスタ9)利休の時代に茶杓が実竹により作られる様になり、節の影がクルスとなることからキリスト教との関係を指摘したのは西山松之助であったが、ポルトガルを巡って来た今、その指摘はいい線行っているのではないかと思える。
09:44 from Twitter for iPad
(レコンキスタ10)江戸時代、ドイツ人のシーボルトに「あなたのオランダ語は酷く訛っていますが?」と日本人通訳が尋ねると、彼は「私は山間部の出身です」と切り返して難を逃れたという。さすがに当時の日本人は、オランダがpays-bas(低地)であることには気付いていなかったのだろう。
09:45 from Twitter for iPad
(レコンキスタ11)レコンキスタの結果、マラーノ系ユダヤ人の子孫としてアムステルダムに生を受けたスピノザが大成した汎神論と、西安に留学し、ネストリウス派キリスト教とゾロアスター教の影響の下、空海によって日本に成立した真言密教は、成立の過程が少し似ている。
09:45 from Twitter for iPad
(レコンキスタ11)日本は近代化を行う為、神仏習合を人為的に廃止し、神仏分離を行い国家神道を成立させたが、そのシステムをコントロールすることができず、暴走してしまった。
09:46 from Twitter for iPad
(レコンキスタ12)その暴走してしまったシステムを、戦後の統治者となったアメリカが温存することで、共産主義への防波堤としての日本の現在に至るstatus quoが成立したが、この分裂は解消されておらず、さらにアジア諸国からの不信感を拭い切ることはできていない。
09:47 from Twitter for iPad
(レコンキスタ13)また、ヨーロッパ人のインテリは、二つの世界大戦がヨーロッパの近代国民国家から発生してしまったことに関して、深い自省を行っているが、その自省を客観的に捉えることが苦手だという印象を私は抱いている。
09:47 from Twitter for iPad
(レコンキスタ14)翻って日本は、深い自省が行えておらず、それに伴う政治的判断が不在のままである。自分たちの住む現在が、一体どの様にして成立したのか、主体的に考えることができていない。
09:49 from Twitter for iPad
(レコンキスタ15)そこまで踏み込んで、お互いが鏡像関係になる様な対外的な対話をしないと、日本もヨーロッパも、どちらも拉致が空かない所にまで来ていると思う。
09:49 from Twitter for iPad
(レコンキスタ16)みんな、クールジャパンとか言ってる場合じゃないぜ、ホント。
09:50 from Twitter for iPad
以上、連続ツイート「ヨーロッパから考えるレコンキスタと日本」でした。
18:27 from Twitter for iPad (Re: @yukonakamura108
@yukonakamura108 ありがと~。
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12月26日(日)のつぶやき

2010-12-27 01:14:04 | Weblog
17:28 from Twitter for iPad
レンタカーを予約していたにも関わらず、取りに行ったら車が無い。ポルトガルは日本の様に上手くオーガナイズされていないのは分かるが、この違いはどこから来るのだろう?
17:29 from Twitter for iPad
仕方なく、電車でポルトに行くことに。クリスマスの日に、ファティマに行く、という予定が狂ってしまって残念だが、こういうトラブルがあっても、以前ほど頭に来なくなったのは、経験的なものよりも、年齢的なものが大きいのだろうか?
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12月25日(土)のつぶやき

2010-12-26 01:13:32 | Weblog
07:29 from Twitter for iPad (Re: @yuuka_tkmts
@yuuka_tkmts 今日一日、その由来に関してずっと想像を巡らせていました。おそらく、日本人とコミュニケーションしている過程で、日本人が、あの魚は腐ってる、というニュアンスで言った、「サカナ、×」というコメントが、サカナ=×という風に取られたのでは、と夢想します。
07:30 from Twitter for iPad (Re: @IELTSTommy
@IELTSTommy Merry Christmas to Korea!
07:33 from Twitter for iPad
今日はユーラシア大陸の最西端にあるロカ岬へと行って来た。大西洋を眺めながら、たそがれた。
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12月24日(金)のつぶやき

2010-12-25 01:14:37 | Weblog
17:51 from web (Re: @akira_yanai
コメントありがとうございます。朝日新聞の政策ページ、拝見してみる様にします。 @akira_yanai 朝日新聞の「政策」ページが代表的だと思います。確かに20世紀には、丸山真男がかつて「日本の新聞の政治部は政局部だ」と嘆いた状況がありましたが、少しずつ変わっていると思いますよ。
17:58 from web
丁寧に分析的にアプローチし、変えられる所から変えて行くことが重要かと。それ以上に、20年後のビジョンを設定することが必要だと思います。@art_composition だとすると 構造と日本の病 も含も どのように 問題を解決すべきだと お考えになりますか?
18:10 from web
連続ツイート「リスボンノート」
18:11 from web
(リスボンノート1)日本食が恋しくなってレストランに入ると、日系四世だと言うブラジル人ウエイトレスが話しかけてきた。群馬で日本語を勉強したことがあるというこの女性、「久しぶりに日本語が話せて嬉しい」と涙ぐんでいた。植民地と宗主国など、複雑なアイデンティティの位相を考えさせられた。
18:12 from web
(リスボンノート2)ポルトガル人が日本語だと知らずに使っているポルトガル語の一つに、「さかな」という言葉がある。信用できない奴、という意味らしい。「あいつはサカナだ、気を付けろ」なんて会話をするらしいが、それにしても、何故に「さかな」?
18:12 from web
(リスボンノート3)エンリケ航海王子の偉業を讃え、マヌエル一世が建てたジェロニモス修道院の永久展示に、長崎におけるポルトガル人虐殺に関する紹介があったのが印象的だった。日本のガラパゴス化は、この頃から始まったと考えることができるかもしれない。
18:12 from web
(リスボンノート4)1584年に天正遣欧少年使節が滞在したサン・ロケ教会を訪れた。ここに来ると、イエズス会というグループがどういった歴史の経緯から誕生し、日本へと布教に来ることになったのかがよく分かる。
18:13 from web
(リスボンノート5)イエズス会の布教活動は、宗教改革期のプロテスタントに負けないためのプロパガンダ色が強い。聖書が分かりやすくなる様、誇張して描かれていたり、アイコン的な要素が強い。ヴェロニカの布も、かなり誇張されて描かれている。
18:14 from web
(リスボンノート6)仮にイエズス会をアメリカと例えると、ジュリアン・アサンジのwikileaksは、ルターの宗教改革に似ている、と考えることができる。
18:14 from web
(リスボンノート7)活版印刷の登場により可能になったルターによる聖書ドイツ語訳の大量な流通は、ラテン語の読めないドイツ人にキリスト教の教義を直接理解できる機会を与え、ローマカトリックの腐敗をあぶり出すことになった。
18:14 from web
(リスボンノート8)ジュリアンは、インターネットという新しいメディアを通じて、アメリカ国家の腐敗を人々の前にさらすことで、来るべき未来を準備した、と言えるのではないか。
18:15 from web
(リスボンノート9)マカオからポルトガルに輸入されたと言う17世紀のキャビネットに、日本風のモチーフが見られる。キュレーター曰く、マカオへと亡命した日本人が現地化し、故郷を思ってデザインしたものではないか、とのこと。高山右近のことを思い出した。
18:16 from web
(リスボンノート10)私がファドを聴くきっかけとなった、Fado Hilario http://bit.ly/eTUsgd についてミュージシャンに聞いてみた所、その曲はコインブラの歌だから、リスボンでは歌わないよ、との返答。コインブラの方が、より悲しい歌が多いそう。
18:17 from web
(リスボンノート10)ファドを聞いていたら、私の中で、スペインとの文化差異が決定的になった。ポルトガルは、スペインほどテンションが高くなく、暗いことさえある。日本人には合っていると思う。
18:18 from web
(リスボンノート12)2005年に「Another Expo」展にてご一緒したInes Pais http://bit.ly/hxqTBl と一緒にディナー。ポルトガルについて理解できなかったことが、次第に分かる様になってき。5年ぶりとは思えないほど、話が弾んで楽しかった。
18:18 from web
以上、連続ツイート「リスボンノートでした」。
by curatorshinya on Twitter

12月22日(水)のつぶやきその2

2010-12-23 01:18:11 | Weblog
17:54 from web
RT @reiji1967: 喜多川諦道氏がアメリカに着任したのが1924年。土宜法龍は前年に死去、法龍の庇護のもと真言密教とキリスト教の融合を唱えたゴルドン夫人は健在。そのような状況のなかでアメリカ布教が行われていた。
17:55 from web
RT @reiji1967: 「南方熊楠からジャニーズまで」という問題設定がさまざまなレベルで可能になるのです。
17:55 from web
RT @reiji1967: ジャニーズ文化はなかなか奥深いと思います。神仏習合化された真言密教を意識的に自身の芸能論に取り入れたのが世阿弥の娘婿の金春禅竹。ここに折口信夫の芸能論や岩田準一の『本朝男色考』を重ね合わせていけば、金春禅竹から、無頼の徒の芸術である歌舞伎を経 ...
17:59 from web
RT @reiji1967: さらに、真言密教を中核に据えた弘仁貞観の美術を専門に論じたのが、蓮實重康氏。縄文土偶やバイキング美術も論じています。一つの「バロック」として密教美術を捉えているわけですね。その流れでジャニーズを論していけば面白いと思います。
18:01 from web (Re: @iwamotts
ほんとですね。これじゃあ、真面目に報道している人は、徒労感ばかり募っていることでしょう。 @iwamotts まだ海老蔵ばっかり。
18:02 from web (Re: @art_composition
言語と宗教だと思います。例えば「原罪」の様な、基礎的な宗教用語を正確に理解することができず、故に外部の文化との接続を困難にしているかと。 @art_composition 日本 輸出で生きている国ですが 文化的鎖国を解放出来ない 一番の要因は何だとお考えですか?
18:23 from Twitter for iPad (Re: @akira_yanai
できれば、梁井さんのステレオタイプではない現在形のメディア論をお聞かせ頂けませんか? @akira_yanai この見方自体が10年前のステレオタイプ。
by curatorshinya on Twitter

12月22日(水)のつぶやき

2010-12-23 01:18:10 | Weblog
07:55 from web (Re: @art_composition
アルバニアは名実ともに鎖国していましたが、最近は変わってきたと思います。でも、日本みたいな形で文化鎖国している先進国は、見当たらないと思います。 @art_composition 日本 意外に 鎖国している国は ありますか?
07:56 from web
日本では、ベラルーシ大統領選に関する報道がほとんどなされていないよう。カラー革命に関する報道もほぼスルーだったと思う。世界との国際政治リテラシーの開きが夥しく、これでは将来的に日本が外交で活躍できる機会も限られてしまうだろう。 http://bbc.in/ervHPA
07:59 from web
ロンドンでの最後の夜、友人のミュージシャンのタイラーとキュレーターのアントニアと一緒に食事をしている際、イギリスの王室に割かれている国家予算が極めて低く、一人当たりの負担は数ペニー程度だと伺った。それはとても安いエンターテイメントだね、と言ったら、笑っていたよ。
08:02 from web
イギリス人が持つある種の鈍感さは、彼らがマイノリティを経験したことが無いことから来ているのではないかと思う。つまり、他者であるマイノリティの痛みを経験的に理解することが困難なのだろうと思う。
08:14 from web
連続ツイート「ファロで考えたこと」
08:14 from web
(ファロで考えたこと1)ポルトガルのファロに、ライアンエアーにて到着。これで私が訪れた国は40カ国となった。ファロの街はレコンキスタ期に、ムーア人の最後の要塞となった為、街の雰囲気がイスタンブールやサラエボ、マナマに似ている。
08:15 from web
(ファロで考えたこと2)ランチを食べていたら、遠くからチャルメラの音色が聞こえてきた。日本のものとよく似た音色だ。チャルメラという名前は日本語ではないが、日本へは何時入って来たのだろうか?
08:15 from web
(ファロで考えたこと3)Seのカテドラルはモスクをコンバートさせた教会であり、イスラム教徒の足洗い場が残されていた。さらに13世紀から18世紀という長い時間をかけて建てられた教会である為、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックの様式が混じり合っている。
08:15 from web
(ファロで考えたこと4)ファロの街を歩いていたら、多くの「ナザレのイエス」のジオラマと、「見ざる、言わざる、聞かざる」のモチーフをした、かなり古めかしいエンジェルの彫物に出会った。この三猿のモチーフは、ユーラシア大陸全体に散見される。
08:16 from web
(ファロで考えたこと5)日光にある有名な三猿が、馬小屋のレリーフとして彫られたのは室町時代。その随分後になって、この馬小屋を囲う様に、東照宮が建立されたのは江戸期になってからのことである。
08:16 from web
(ファロで考えたこと6)日光の三猿は、馬小屋に彫られているが、これは家畜小屋で生まれたとされるナザレのイエスや、厩戸皇子としての聖徳太子、さらに仏陀誕生について考えるヒントを与えてくれる。
08:17 from web
(ファロで考えたこと7)仏陀はその神性を保つ為か、シャカ族の母マーヤー妃の右の脇の下から産まれたとされているが、これはキリスト教の処女懐胎の話と非常によく似ている。きっと、「神」の母は、汚れていない証として処女性を保たなくてはいけなかったのだろう。
08:17 from web
(ファロで考えたこと8)そうすると、ナザレのイエスの逸話はVirgin Maryの神性、すなわち処女懐胎を保証するために作られた話だと考えられるが、これは、同じく家畜小屋に生まれたとされる厩戸皇子こと聖徳太子の生誕話と酷似している。
08:20 from web
(ファロで考えたこと9)12月8日のVirgin Maryのお祝いImmaculate Conceptionの日に、扉の中に閉まってあったマリア像があたかも秘仏の様に開陳されたのだが、その扉の封印に使われたのがレオナルドの絵画「The Virgin of the Rocks」だ。
08:20 from web
(ファロで考えたこと10)こう考えていくと、ユーラシアが一つの文化圏として捉えられると思う。ファロでの出会いは、私に多くの考えるヒントをくれた。
08:21 from web
以上、連続ツイート「ファロで考えたこと」でした。
17:49 from web
RT @kenichiromogi: 日本の政治報道の文化全体が古いんだよな。もう、マスコミを全取っ替えしないと、どうしょうもないと思う。本人たちは、いかに自分たちの感覚が世界の先端からずれているか、気付かないんだと思う。
17:50 from web
RT @kenichiromogi: 日本の政治部の記者たちは、政局報道になると嬉々として張り切る。一方、政治課題の実質的なことについては、一向に興味もないし、熱心に報道をしようともしない。政治家自身たちよりも、メディアのマインド・セットの古さの方が、もはや害悪だ。
17:52 from web
RT @Osim_goroku: 「若い選手に言いたいのは、サッカー人生は短いということです。」
17:53 from web
RT @reiji1967: おお!井筒俊彦『神秘哲学 ギリシアの部』が慶應義塾大学出版部より復刊された。http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766417296/
17:53 from web
RT @reiji1967: これは正真正銘の名著です。昨年の著作集・単行本未収録のエッセイ集『読むと書く』に続き、ようやく井筒俊彦の「はじまりの場所」が明らかになりつつあります。
17:54 from web
RT @reiji1967: 『神秘哲学』は西田幾多郎からはじまる京都学派の重要な源泉である新プラトン主義の哲学、プロティノス受容の白眉であり、遺作となった『意識の形而上学』まで続く井筒思想のコアでもあります。タマビのアジア思想史はいつもこの本の紹介から開講しています。
17:54 from web
RT @reiji1967: もう一つ。本日発売の週刊文春、「ジャニー喜多川社長の「ルーツ」を追う」が非常に興味深い。最後にジャニー喜多川の父についての記述がある…。
17:54 from web
RT @reiji1967: ジャニー喜多川の父はロサンゼルスにある高野山米国別院の第3代主監であった喜多川諦道氏。つまり、ジャニーズは密教とアメリカが融合したところに起源があるわけです。
17:54 from web
RT @reiji1967: 当然、アメリカに真言密教が伝わるためには、密教を身につけた誰かがアメリカを訪れなければならいわけで…。その最初の人こそが、南方熊楠の文通相手の土宜法龍。
by curatorshinya on Twitter

12月21日(火)のつぶやき

2010-12-22 01:17:14 | Weblog
06:57 from web (Re: @md722
ぜひぜひ。 @md722 今からロンドンへ。オススメ、見てきます~。
06:59 from web (Re: @art_composition
今の日本は鎖国にかぎりなく近いのではないでしょうか?個人的にロンドンを通過した今、そういった感が強くあります。 @art_composition 実は 戦後から あるいは 今も 日本は 鎖国しているのかな?
06:59 from web
ポルトガル最南端の街、ファロなう。
07:10 from web
ムーア人の残した街なみを歩いていたら、いくつか興味深いものに出会ったが、英語での解説を見つけることができない。Celeiro de Sao Franciscoの由来がとても気になる。
by curatorshinya on Twitter

12月20日(月)のつぶやき

2010-12-21 01:17:39 | Weblog
03:00 from web
パイクが生まれ故郷である韓国に帰国したのは、確か40歳を過ぎてからだったはず。こういう芸術家を日本が大切にしてこそ、諸外国との歴史認識の改善への第一歩になるのではないか。
08:54 from web
Tate Modernの常設展では、Francis Picabia http://bit.ly/h102qj と、Clifford Still http://bit.ly/i1Okum が良かった。ピカビアのセンスと造形のアイディアは、ハンパないね。もっとフォーカスされるべき。
08:57 from web
Susan Philipszによるロンドン市内のサウンド・インスタレーションSurround Meを見て回る。ロンドンブリッジの作品はノイズが多く、あまり鑑賞し辛かったが、Change AlleyのNew Oystersが素晴らしかった。http://bit.ly/9Ll943
by curatorshinya on Twitter

12月19日(日)のつぶやき

2010-12-20 01:14:04 | Weblog
03:01 from Twitter for iPad
RT @art_composition: @curatorshinya
ロンドンから (僕の好きな先生)のツィート良かったです。渡辺君は 文学者ですね やってきたお仕事から想像できないけど 渡辺君が皆から愛される基本は そんな日本人としての情緒感だと感じました。
03:03 from Twitter for iPad (Re: @art_composition
暖かいコメント、ありがとうございます。私が多くの方から授かったものを、これから時間をかけて、美術活動を通じて社会に還元して行けたら、と考えています。 @art_composition
03:03 from Twitter for iPad
RT @tenquito: 教師って、各個人の個性を生かすクリエイティブな仕事だと思うんです。そして、その個性に触れることで、子どもたちが成長するって思うのです。
でも、現在、教師の個性を生かさず、画一化されつつあるなと考えてしまいました。
RT @curatorshin ...
03:05 from Twitter for iPad (Re: @tenquito
私も基本的に賛成です。画一的なマニュアル通りのもの以外は評価されないなんて、つまらないですよね。私も1月からArt Historyを一コマ教えることになるので、いろんな意味で魅力的な授業にしたいと考えています。@tenquito
03:10 from Twitter for iPad
RT @gloomynews: 米ハスラー誌社長ラリー・フリントがWikiLeaks基金に5万ドル寄付、アサンジ氏を賞賛。「はっきりさせておこう。ジュリアン・アサンジはジャーナリストだ。」「我々多くにとって彼は英雄だ」 http://ow.ly/3rfhI #wl_jp 
03:59 from web
ビートルズのメンバーのうち、ポールのみカトリックで明らかにアイルランド系、あとのメンバーはイギリス国教会だそう。1840年代のじゃがいも飢饉の際に多くのアイルランド人がリバプールに入って来たので、ポールの祖先はおそらくこの頃の移民だ、とビートルズツアーのガイドさんから伺いました。
19:30 from web (Re: @art_composition
@art_composition 日本は歴史と向き合えていない、ということをもっと自覚すべきかと。この件に関して、日本が外からどう見られているか、ということも相対的に捉えることができていない。そろそろ、しっかりと清算しなくてはまずいだろう、と感じています。
19:39 from web
Sook Kyung LeeとSusanne Rennertのキュレーションによる、Tate LiverpoolとTACTにて開催されたナム・ジュン・パイクの大回顧展は素晴らしかった。日本ではパイクの代表作を見るのが困難な為、パイクを正確に評価することは困難なのかもしれない。
19:41 from web
日本占領下の韓国に日本語ネイティブとして生まれ育ち、朝鮮戦争の戦火を逃れて日本へと移住し、東大卒業後にドイツへと旅立ち、ボイスと一緒にユーラシア論を展開したパイクの心中を、戦後の日本人は果たして正確に理解することができたのだろうか。
19:43 from web
展示会場にて、パイクの甥とお話ができたのが良かった。クレージーなおじさんであるパイクが「子供はテレビを良く見なさい」と推奨してくれたので、子供としてはとても嬉しかったと言う。そのまま日本に帰化したパイク(白)家は、その後白田(はくた)という姓を名乗る様になったそうだ。
19:44 from web
Sook kyungさんとSusanneさんとは、パイクとボイスのコラボレーションや、シャルロット・モーマンの役割などについて意見交換できたのが良かった。Sook kuyngさんをご紹介頂いたSCAIの久保田さんに感謝です。
19:47 from web
ポパーは、優れた翻訳は原文の解釈であり、パルメニデスの翻訳をしている人は、翻訳が意味を変えてしまうことに気付くはずである、とポパーは述べている。ヴィトゲンシュタインのPrivate Languageの議論と好対照を成しており、とても興味深い。
19:49 from web (Re: @CivicArt_jp
主にアジアと西欧諸国です。特に、ドイツやスイス国籍の方と話をしていると、日本の戦後処理の話をされて、返答に詰まることが多々あります。 @CivicArt_jp @art_composition この外っていうのは主にどこなんでしょうか?
20:04 from web
Every good translation is the interpretation of the original text. - Karl Popper
by curatorshinya on Twitter