Eur-Asia

西洋と東洋の融合をテーマとした美術展「ユーラシア(Eur-Asia)」の開催を夢見る、キュレーター渡辺真也によるブログ。

11月29日(木)のつぶやき

2012-11-30 01:22:11 | Weblog

昨日からアテネ入りして、早速アクロポリスと古代アゴラ、アクロポリス美術館へと足を運んで来た。アテネはさすがに見所が多くて、ワクワクする。


アクロポリスにあるパルテノン神殿の「パルテノン」って、処女という意味なんだね。ローマカトリックのマリア信仰は、ギリシャのヘレニズムと一神教であるキリスト教が混合した結果だと考えられているけれど、これは聖母マリアと処女アテナの混合と考えると理解し易いかもしれない。

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ソクラテスが弟子たちに講義し、その結果捕らえられ、死刑を宣告されて毒杯を煽った場所が、使徒パウロが説教し、ギリシャ人たちをキリスト教へと改宗させたのと同じアゴラ(広場)だったことは興味深い。もしも使徒パウロとソクラテスが議論していたら、どんな宗教論争になっていたのだろう?

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これはまだ直感のレベルでしか無いけれど、ゴルゴン三姉妹のうちの一人メデューサが、渡来人によって6世紀ころに日本に伝えられた赤鬼青鬼の原型ではないか?と思った。アクロポリスがペルシャ戦争の戦勝記念に作られたことを考慮すると、十分あり得ることだと思う。

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経済危機を象徴する様に、アテネの街角でスピードくじを売っている人を良く見かける。グローバル経済の影響を受けて、バナナの輸出国から輸入国に転落したジャマイカや、通貨危機直後のタイの寺院でもスピードくじを売っている人を沢山見たけれど、その様子にとても良く似ている。最後は神頼み、か。

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@n_takekawa この辺りは緩やかにですが連続性がある様に思います。引き続きリサーチを続けて、少しずつクリアにすることができたらと思います。


@asmoto そうですね。簡単なことではありませんが、全力で取り組みたいと思います!



11月28日(水)のつぶやき

2012-11-29 01:23:20 | Weblog

小沢一郎はオリーブの樹を支える細川護煕の様な存在がいないと嘆いていたけれど、脱原発のかけ声の下、嘉田知事が日本未来の党にてその役割を果たすだろう。関西圏出身の女性知事として橋下キラーとしても存在感を増すだろうし、自民党単独過半数は完全に消えた。小沢一郎はさすがプロ中のプロだね。

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@shingoinao 俺は早速ギリシャでストの被害に遭ったから、エフハリストって、なんだかストの種類みたいに思えて来るよ。


日本未来の党の発足に当たって 茂木健一郎 on.fb.me/U9gvp4

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 502 RT

もしも今後日本に二大政党制が生まれるとしたら、自民党・維新・みんなの党の対米従属既得権益保守連合と、日本未来の党と社民党を中心とする脱原発・地方分権・対米自立を進める革新勢力が、その原型になる様な気がしてきた。それと民主党は完全に無くなるだろうね。

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連続ツイート「マケドニア王墓から考えるヨーロッパと日本のアイデンティティ」


(マ1)昨日はテッサロニキから足を伸ばし、ギリシャのマケドニア州にあるアレキサンダー大王の生まれ故郷であり、当時の首都であったペラの遺跡と、アレキサンダー大王の父であるフィリポス2世が祀られた、世界遺産であるヴェルギナのマケドニア王家の墓に行って来た。


(マ2)私がギリシャに来た理由は2つ。私の「ユーラシア論」の基盤となるヘレニズム理解を深めたかったのと、根本的な解決に至ることなく、崩壊途上にあるユーロの現状を知る為だ。しかしたった二日のギリシャ滞在で、ギリシャがドイツと同じ通貨を維持するのは困難だと痛感する場面が何度かあった。

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(マ3)旅の途中ペラからヴェルギナ行きのバス停までタクシーで出かけたら、ストでバスが走っていない。行くにも帰るにも方法が無いので、仕方なく大枚はたいてタクシーで先へと向かった。バス停で小一時間、何の手がかりもなく一緒にバスを待っていた老夫婦たちに、なんだか申し訳なかった。


(マ4)「セントラルパークの湖が凍ってしまったら、その下で泳いでいた魚たちはどうなるの?」とタクシードライバーに尋ねてそっけなく答えられたのは「ライ麦畑で捕まえて」のホールデン・コールフィールドだった。しかし、ストでバスが止まってしまったら、あの老夫婦たちはどうなるのだろう?


(マ5)ギリシャ最大の王墓(Tumulus)ヴェルギナは圧巻だった。卒塔婆のルーツである仏教のストゥーパはヘレニズムの影響下にあるが、その源流に触れることができた。またペラ周辺には、日本やストーンヘンジ周辺にある古墳と良く似た小山の王墓が沢山あり、なんだか懐かしい気分になった。

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(マ6)王家の墓に描かれた最古のフリーズのモチーフが、冥界の王ハデスによる「ペルセポネのレイプ」だったことに驚いた。どこか若冲を思わせるフラットな横長の構図だったが、フィレンフェのプラトン学園から生まれたボッティチェリの「春」の作品の持つ意味が、より深く理解できる様になった。

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(マ7)またペラの博物館には「冥界の女王」という像があり、右手に羽らしきもの、左手にザクロかリンゴらしきものを持っていた。美術館の人に聞いても満足な答えを得られなかったのだけれど、これはきっと夫であるハデスからザクロを手渡され、それを口にした妻のペルセポネだと思うに至った。

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(マ8)冥界下りのモチーフはメソポタミアのギルガメシュ叙事詩にルーツがあるが、妻イザナミと黄泉の国で出会い、冥界から戻ったイザナギの左目から生まれたのが天照大神である。これらヴァリエーションが西のギリシャやローマ神話、東では古事記などに分派して受け継がれていることは大変興味深い。

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(マ9)フィリポス2世の墓や関連埋葬品を眺めていたら、仁徳天皇陵も発掘調査すべきだという私の持論が一層強いものになった。なぜなら日本の天皇制もヘレニズムと繋がったユーラシア大陸の東の終着点であり、ヨーロッパ同様、そこを見つめずに日本のアイデンティティを確立するのは困難だからだ。

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(マ10)仁徳天皇陵を世界遺産にして、ユーラシア大陸文明の最終到着点である日本に人類の貴重な資産が保存されてきたことを誇りにすれば良い。その為には、欧米列強に追いつくべく、国家神道を立ち上げた明治政府の神仏分離や廃仏毀釈が現在に与えている影響を、根底から見直す必要があるだろう。

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(マ11)ヨーロッパがアイデンティティを探した場合、必然的にグレコ・ローマンに遡ることになるが、ギリシャにそれを求めることには無理がある。ヨーロッパとはゴシックとバロックに見られる様に、自身を映し出す一枚鏡を執拗に拒み続ける、キリスト教化したゲルマンとラテンというのが実体だろう。

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(マ12)自分探しなんかいくらしたって無駄だ。なぜなら自己は他者を知ることによってしか理解できないから。アイデンティティとユーロ危機に喘ぐヨーロッパと、自らの立ち位置と行き先に困っている日本の両方に、私はそう言ってやりたいし、私のユーラシア論が、それを見つめる契機になればと願う。

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連続ツイート「マケドニア王墓から考えるヨーロッパと日本のアイデンティティ」でした。最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました。

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ギリシャ神話のシーンを描いたモザイクのギリシャ語解説パネルの英語表記に、abductionとの記述があり、興味深かった。帰納法と演繹法を解消しようとしたチャールズ・サンダース・パースは、ギリシャ起源のアブダクションという言葉に、言語の発生を伴った神話のイメージを重ねたのだろう。

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トルコに、「一つの食べ物なのに、食べようとすると沢山になるものは何?」というなぞなぞがある。答えはザクロさけれど、これは古代のトルコ人たちがザクロをどう捉えていて、それをどう象徴的に理解していたのかを物語っていて興味深い。

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@n_takekawa 確かに強力ですね。こういうユーモアには、どこかホっとさせられます。


@ssbasara 仏像のルーツはインド北部に生まれたギリシャ王朝なので、根っこは全て一緒ですね。それを皆がクールに鑑賞し、歴史として共有できる様になれば、日本もヨーロッパも大分良くなると思います。



11月27日(火)のつぶやき

2012-11-28 01:23:33 | Weblog

@shingoinao ありがとう。良い土産話ができる様、ギリシャを満喫して来ます!


@takeonomado そう、私がしたかったのはまさに植生の話です。これから各地を回るのですが、どんな地霊に出会えるのか、楽しみです。


ギリシャ語で「ありがとう」を「エフハリスト」と言う。私は今まで旅先でできるだけ多くの言葉を拾っては覚え、現地の人たちと一緒に歌ったり踊ったりサッカーしたりを繰り返してきたのだけれど、このたった一言が覚え辛くなっている現状を目の当たりにして、俺ももう若くはないんだなぁ、と実感した。


それにしてもテッサロニキにはホームレスが多い。今日一日で何度お金をせびられたことだろう。それと夏の観光シーズンが終わったからだと思うけれど、いくらなんでも美術館を午後3時に閉めなくてもなぁ。もうちょっと仕事しようよ、と言いたくなる。


5世紀に建立されたギリシャ最大の教会の一つAgios Dimitriosのフレスコ画が興味深かった。オスマントルコの統治時代のことだろう、フレスコ画に描かれた人物の顔だけが削られていたのだが、顔だけ無くなったその様は、中国で見つかった景教教会のフレスコ画にとてもよく似ていた。


トルコ共和国初代大統領のケマル・アタテュルクはオスマン帝国領マケドニア、つまりギリシャのテッサロニキ生まれ。またテッサロニキのユダヤ人の多くは、彼をユダヤ教デンメ派(シャブタイ・ツヴィを救世主とするイスラム教徒のふりをしたダヤ教徒)の隠れユダヤ人の子孫と断言しているのは興味深い。

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ケマル・アタテュルクの生家は今はトルコ大使館の一部になっているのだけれど、警備がとても厳重だった。アタテュルク博物館に行こうと思ったのだけれどリノベーション中で入れず。というか、リノベーションという名目で閉まっている名所が多すぎて、現在のギリシャを巡る情勢の厳しさを痛感した。


WSJの安倍自民党総裁とフェースブックを持ち上げる記事に異様なものを感じた。FBは既に人工知能を用いた架空アカウントを利用して世論操作する技術を開発、アラブの春で使用した可能性があるという記事を読んだことがあるが、それはあり得るだろう。on.wsj.com/RcUUiC

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宇宙を、「限定されないもの(無限=0)」から「限定されたもの(有限=1)」を指す行為が二元論だろう。そして新たな情報を生み出すこととは、限定されないもの(無限=0)を細分化する、すなわちゼロ記号の数を増やすことで、対となる限定されたもの(1)の総数を増やすことに他ならない。

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この一元論と二元論を巡る問いに関しては、ピタゴラスが既に全ての答えを出してしまっている様に思う。


@curatorshinya 横から失礼します。ロシアの諜報機関がFBは国防省のAnita K Jonesが開発し(彼女はその開発により非常にパブリックに州政府から報奨金を与えられています)学生、民間による開発と見せかける為にユダヤの少年、マークザッカーバグをフロントとして

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 14 RT

@curatorshinya ハリウッドに映画まで作らせて神話を演出。FBは最初期にCIAの投資ファンドIn-Q-Tel(ここはグーグルにも当然、最初期段階から投資をしています。)が投資をしています。その後彼女はVerizonの社外取締役に就任。

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 11 RT

@curatorshinyaと発表しています。また、彼女を指名したのは同じくVerizonの社外取締役に就いているIn-Q-Telの取締役です。Verizonは傘下に国防省のフロント民間企業としてインターネットを普及させ有名になったBBN Technologiesを収めています。

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 6 RT

@HermesTrism 情報ありがとうございます。とても参考になります。


Googleあたりはスタンフォードやハーバード人脈を通じて、CERNあたりとも連繋して動いているようですね。本丸は、やはり欧州なのかなと。 @HermesTrism @curatorshinya

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 5 RT


11月26日(月)のつぶやき

2012-11-27 01:22:56 | Weblog

@ssbasara 近代化の為に立ち上げた明治の国家神道は、日本の社会や宗教を巡る状況を根幹から歪めてしまった様に思います。それを反省、再考し、変えるべき所は変える局面に来ていると思います。


ギリシャ、テッサロニキなう。これで訪問国は43カ国になった。ギリシャの雰囲気は、旧ユーゴ諸国とトルコを足して2で割った感じかな。バルカンは日本と風土が少し似ていて、なんだか懐かしい気分になる。



11月25日(日)のつぶやき

2012-11-26 01:22:46 | Weblog

小沢一郎率いる「国民の生活が第一」から立候補する中心メンバーたちが千葉に集中したけれど、これは野田落としだけでなく、脱原発を歌う候補者を福島からの放射能飛散地域の近くに配置すれば勝てる、と読んだ小沢一郎の大局観と采配力の賜物だろう。彼の読みの鋭さには、毎回驚かされる。

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@mobi_mobita @takeonomado いえいえ、こちらこそ返信ありがとうございました。日々是勉強ですね。


人を人たらしめる場所はどこだろうか。たぶん「人と人との間」という答えで合っているのではないだろうか。その間に、幸せや楽しみがあるのはもちろんのこと、悲しみや孤独や混乱等もある。人を人と思わない人間にはその「間」は分からないことだろう。人との関係を想うことはつまり間を意識すること。

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 9 RT

.@takeonomado さんのおっしゃるのは、アレキサンドリアで行われた、旧約聖書のギリシャ語訳のことですね。おそらく当時は布教の発達に伴い、様々な形態と発展があったのだろうと思います。 @zacchye 修道院時代が始まるまえだったか、キリスト教徒のなかに柱頭行者がいた…


一神教は20~100年単位の長期的ビジョンを描くことはできると思うけれど、それでは1000年単位の文明を構想することはできないだろう。今求められているのは、より大きな枠組み、すなわち文明単位の構想力だと思う。

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@zacchye どんな文明単位の構想が出来上がっているのでしょうか?


@ssbasara 都知事選立候補の件、お疲れさまでした。ブログ記事を読ませて頂きました。Twitter上ではありますが、可能な文明あり方など、意見交換できましたら幸いです。


びっくり!維新の政権公約名称=「骨太2013~2016」。小泉構造改革「骨太方針」のままだ!それも当然か。黒幕が竹中平蔵、堺屋太一氏だから。何のことはない、自民党=第一自民党、民主党=第二自民党、日本維新の会=第三自民党なのだ。自民党がいくら増えても政治は変わらないゾ!

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 194 RT

選挙を控えた今だからこそ一読の価値がある→  「国民の基本的人権は国家が自由に剥奪できます」という自民党改憲案のトンデモ内容まとめ togetter.com/li/294319

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 27 RT

@zacchye そうでしたか。私は同意しかねますが、貴重なご意見、ありがとうございました。



11月24日(土)のつぶやき その2

2012-11-25 01:23:19 | Weblog

世界遺産として有名なスリランカのアヌラダープラ(大ストゥーパ)は、アレキサンダー大王が建したアラサンドラというカブールの近くの街から派遣された3万人のイオニア人に捧げるものとして紀元前130年ころに建てられたそうです。@takeonomado @mobi_mobita


がれき処理に関する電通との契約書 hinanohanasi.blogspot.com/2012/11/blog-p…「私たちは、広告会社によってコントロールされているのです。私たちは、自分の頭で考え、真実を見極めなくてはなりません。広告会社に支払われた、約40億円の税金。これは本当に必要なものだったでしょうか?」

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 34 RT

@takeonomado まあ、あり得るかもしれませんね。でもそれ以上に、托鉢という方法以外、生き延びる方法があまり考えられなかったのかもしれません。



11月24日(土)のつぶやき その1

2012-11-25 01:23:18 | Weblog

@curatorshinya ブルジョワの語源が都市の「城壁の中(Burg)の住民」のように、語源から歴史がわかるものがあって面白い一方で、訳のズレによる誤解もあったりで、研究というのはなかなかたいへんですよね。まぁ、なんでも奥が深いからハマってしまうんですけれどね。

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 1 RT

ドイツ語にはSpielburger(槍を持った市民)という言葉があり、プチブル的な俗物のことを指します。城壁(Burg)に囲まれた、という意味において、フランス語のブルジョワとニュアンスが非常に良く似ていますね。 @pookie_sweetie


ラテン語族の再帰動詞とか、英語の同族目的語の使用って、これに通じるものがあるのかなぁ? QT @curatorshinya 般若心経は名詞と動詞の関係を過去分詞の二段論法にて表記している。つまり「花が咲いている」ではなく経験を内部化した「花が花を咲いている」とする。(抜粋)

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 1 RT

確証はありませんが、おそらく通じているのでは?それが同じ語族として繋がっているのか、もしくは集合的無意識から成立する言語の必然としてなのかは分かりません。 @pookie_sweetie ラテン語族の再帰動詞とか、英語の同族目的語の使用って、これに通じるものがあるのかなぁ? 


「花」とその語源「咲く」意の韓国語ペナの関係を彷彿 QT @curatorshinya これは花(主格)が、私達が花と呼び認識することができるもの(名詞)を、咲いている(動詞)と思考することで経験から名詞化した動詞の共有と、成立した主語とその動詞が切り離せないことを指すことにより

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 2 RT

それは興味深いです。ウラル・アルタイ語族に含まれる韓国語にも、ラテン語の再帰動詞や、英語の同族目的語に似た発達があったのではないでしょうか。 @junjunkoko 「花」とその語源「咲く」意の韓国語ペナの関係を彷彿


今日はTEDxBerlinに足を運んで来た。TEDのイベントに実際に行ったのは初めてだけれど、関係者一同みんな熱心で、とても好感を持てた。リナックス・インターナショナルの代表を務めるジョン・ホールと、スーダンの教育者であるアンワル・ダファ・アッラのトークが特に素晴らしかった。

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『プロパガンダ』を書き上げて近代広告を確立したEdward Darnaysはフロイトの甥で、ニューヨーク大学で初めてPRという授業を教えたとは、大変興味深い。en.wikipedia.org/wiki/Edward_Be…


TEDxBerlinで知り合ったドイツ人のプログラマーから、Facebookのナンバー2がCIAからの天下りだと聞いたのだけれど、これはどう考えてもやば過ぎるね。Facebookの「アラブの春」が中東で起こっても、日本の春が起こらない理由も、頷ける。

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そこです!「Burger」も「bourgeois」も「civil」も日本語はみんな「市民」なんですよね。でもそれぞれの言葉が持っている概念は異なっているはず。歴史も経済学も法学もそのへんのことを理解しないといけないのに、教えれる人は少ないですよね。 @curatorshinya

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 2 RT

まさにその通り。ある一定の公理体系から導かれるものは既にトートロジーですが、それに気付いて言語、宗教や歴史、芸術や数学、科学などを架橋する学問をしている人や場所が少ないことは大問題だと思います。 @pookie_sweetie

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@curatorshinya 先生、初めまして。ツイート拝読いたしました。先生の「その際ニュートンが大乗仏教中観派の縁起の思想に触れた可能性は無いだろうか?」との問いについてですが、それは無いと私は思います。

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 1 RT

@curatorshinya ニュートンの生没年は1642~1727年です。中央公論社『世界の名著1 バラモン教典/原始仏典』所収の解説「インド思想の潮流」(服部正明/長尾雅人)によれば、(続

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 1 RT

@curatorshinya 続)インド古典が初めてサンスクリットから直接ヨーロッパ語に翻訳されたのは1785年の『バガヴァッド・ギーター』です。(続

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 2 RT

@curatorshinya 続)またW・フォン・フンボルトが1823年刊の『バガヴァッド・ギーター』を読んで感銘を受けた頃までには、ヴェーダ聖典や仏教文献についての研究はまだ始まっていなかった。とすれば、ニュートンが仏教に触れていた可能性は無い、と断言してよさそうです。

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 1 RT

@curatorshinya なぜ先生は「エジプトの錬金術に関するエメラルド・タブレットの研究をしていた際のニュートンが大乗仏教中観派の縁起の思想に触れた可能性は無いだろうか?」と思われたのでしょうか。私には全く理解できないのですが…。

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 2 RT

テーブルに置かれたコップが落下しないのは、そのテーブルがコップを同様の力で押し返しているからというニュートンのプリンピキアの内容は、物と物との因果関係を指しており、中観派の縁起の教えに非常に近いと思いました。問題は、何故ニュートンがそう考えられたのか。 @mobi_mobita

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ちなみにエジプトの錬金術の書であるエメラルド・タブレットを書いたとされるトート・ヘルメスは、ギリシア神話のヘルメス神とエジプト神話のトート神がヘレニズム時代に融合したものです。 @mobi_mobita


イタリアで発見されたトート・ヘルメス文書の1460年代に翻訳を命令したのはロレンツォ・デ・メディチで、当時行っていたプラトンの翻訳を一旦中止させて、トート・ヘルメス文書の翻訳を優先しています。このトート・ヘルメス文書を英訳したのがニュートンです。 @mobi_mobita


ソルボンヌ大のCardinal Danielouは、新プラトン主義を立ち上げたプロティノスの先生だった港湾の荷物運搬人アンモニウス・サッカスは、釈迦牟尼(しゃか・むに)から名前を取った仏教徒のラテン名だとする説を述べています。 @mobi_mobita

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そうすると、アレキサンドリアで新プラトン主義を立ち上げたプロティノスが、ローマ軍のペルシャ遠征に加わり、当時まだインドに行きていた大乗仏教中観派の哲学を確立したナーガールジュナに会いに行こうと試みたことと辻褄が会います。 @mobi_mobita


またサッカスの弟子で、古代キリスト教最大の神学者アレクサンドリアのオリゲネスは、2世紀のブリテン島に住んでいるケルト人はドルイド教と仏教を信仰していたと記録していますが、この本はローマ教会により禁書、そしてアレキサンドリアの大図書館は十字軍により破壊。 @mobi_mobita


ニュートンは聖書研究をしていましたが、同じく宗教学者で史的イエスについて述べたエルネスト・ルナンは、キリスト教エッセネ派に仏教の影響があったという説に確信を持ちつつある、と書いていますが、それはニュートンも同じだったのかもしれません。 @mobi_mobita


つまり、ニュートンは当時のアレキサンドリアにおける仏教の影響を少なからず気付いており、そこからプリンキピアにおける、物と物との因果関係を考えた可能性がある、ということです。 @mobi_mobita


@curatorshinya @mobi_mobita 紀元前2世紀に、当時の地中海世界で知の最先端アレキサンドリアから数百人の仏教僧がスリランカまで修行に訪れた記録があります。聖トーマスがマドラスに来たのは何も不思議じゃないし、仏教の戒律と修道院が底で繋がっても驚きません。

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 1 RT


11月23日(金)のつぶやき その2

2012-11-24 01:22:51 | Weblog

(名8)般若心経における「色即是空、空即是色」下りの原文は、サンスクリット語特有の関係代名詞を使った三段論法だけれど、漢訳した際にそれが失われ、二元論的になってしまった。また近代化に伴い、日本語話者から、主語を巡る抽象的かつ重層的な思考は次第に消え去ってしまったのだと思われる。

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(名9)「名づけられたもの」とは、他者との共有の為に必要となる恣意的行為の結果であり、一方「名づけえぬもの」とは、名づけられた時点で消えてしまう、縁起を生む空ではないか。抽象的な縁起の思想は、柿本人麻呂の歌と同様、名詞の固定化に伴いその本来の力を失ってしまったのかもしれない。

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(名10)デカルトの時代における客体を意味していたラテン語のサブジェクトは、近代成立以降は主体を指す様になった。すると主体が自由意志に基づくという考えが脳科学に否定されることになれば、客体という考えも変更せざるを得ず、また現代美術も必然的にルール変更を迫られることになるだろう。

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以上、連続ツイート「『名づけえぬもの』とは何か? ドイツ語とサンスクリット語における『名づけられたもの』から始まる言語と構造について」でした。最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました。



11月23日(金)のつぶやき その1

2012-11-24 01:22:50 | Weblog

@curatorshinya 先日のsubについて。ラテン語の前置詞 sub は対格と奪格の両方をとることができるのですが、対格の場合は動的で「~の下へ」という意味で、奪格の場合は静的で「~の下で」という意味になります。subを語頭にもつ言葉がどちらからきてるのか興味深いですね。

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 1 RT

大変興味深いです。デカルトの時代はまだ、ラテン語のsubjectという言葉は客体として使われていたのですが、それが何時から主体を意味する様になって行ったのかは、とても興味深いテーマです。 @pookie_sweetie

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フランス語のIgnorance(無知)という言葉は、英語やドイツ語ほどネガティブな意味を持たないそう。個人の教育費用がその個人の利益を上回った際、rational ignorance(理性的無知)が発生し、現行の民主主義はそれに基づいていることを正確に認識する必要があるだろう。

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(承前)例えば、小沢裁判の情報を主体的に集めて判断することの教育費用は、そこから得られる個人的利益より膨大だから、理性的無知が発生する。小沢一郎を犯人扱いして理性的無知を決め込むことで教育費用を最低にすることができるけれど、そこから生まれる日本の民主主義も最悪の結果を招くだろう。

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インドでは、「知らない」と答えることは侮辱的であり、相手が「知らない」と答ざるを得ない質問をすることが無礼に当たる。それを知らなかった私は、旅先のインドで「ここに行きたいのだけれど、どちらの方角ですか?」という質問をして、適当な答えを沢山もらって大変だったことがあった。

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「朕は国家なり」と語ったルイ14世を、家庭における聞き分けのない親父だと考えると、自らの王を自ら殺めて開始した民主主義はまさにエディプス・コンプレックスの現出であり、さらに民主主義の結果ナポレオン三世という皇帝を生んでしまったことが、マルクス主義の亡霊たちの土壌となったのだろう。

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教育も投資とみれば、結果から振り返り理性的無知だったのか合理的選択行動だったのかが判断されるように思います。合理性の追求は、実はすぐ破綻するように思います。@curatorshinya

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 3 RT

日本語の投資は英語のInvestmentですが、日本語ではお金を投げ打つ語感、英語ではお金を自らの背広のベストの中に入れる語感と対極的で、興味深いです。 @slitsandfrills 教育も投資とみれば、結果から振り返り理性的無知だったのか合理的選択行動だったのかが判断される…

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無知の知から開始したソクラテスや法然、クザーヌスがインドやエジプトに居たら、自分の立場を共有できずに苦労するでしょうね(笑) @slitsandfrills エジプトに旅行した知り合いの方も同じことをおっしゃっていました。「わからない」と認める作法も社会的構築物でしょうかねw


(承前前)小沢裁判を正確に振り返ることで得られる日本国の集合的利益を、有権者たちが個人の利益としていかに享受できるのか、という長期的な評価基準と政治リテラシーがあれば、Rational Ignoranceとしての小沢裁判の無視は国民の間で広がらないはずだろう。


自由意志ではなく、宇宙との関係が自己を成立させていると考える縁起の思想へと移行できれば、個人の教育費用がその個人の利益を上回った際に生まれるrational ignorance(理性的無知)は消滅し、私という個人が全体から成立していることを理解させることが教育の目的になるだろう。

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@Yukfra タイでもそういう傾向はあるように感じます。南アジアでは気に留めておいた方がいいのかも RT @curatorshinya インドでは、「知らない」と答えることは侮辱的であり、相手が「知らない」と答ざるを得ない質問をすることが無礼に当たる。

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 5 RT

もともとは ob- は「前(面)に」だから object は「目の前に見えるもの」、対して sub- は「下に、へ」だから subject は「表面には現れない心の中」なわけですよね。それがデカルトの時代は subject が客体だったのでしょうか? @curatorshinya

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 1 RT

となると、そのへんのことは、やはり社会思想史とか、キリスト教の神学のアプローチが必要になってくるでしょうね。いやはや、とても興味深いです。 @curatorshinya

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 1 RT

正直この辺りは私にもよく分からないのです。言語と哲学、宗教史を全て通過しないと理解できないのだと思います。 @pookie_sweetie …それがデカルトの時代は subject が客体だったのでしょうか?


第五福竜丸が被災した後、5月までの間に、米国は6回の水爆実験を繰り返し、のべ約1千隻の日本船が被曝。「いつの時代もしわ寄せが来るのは底辺にいる者、いつの時代も一緒や」。山下正寿『核の海の証言―ビキニ事件は終わらない』新日本出版社:朝日新聞 book.asahi.com/reviews/review…

Shinya Watanabe 渡辺真也さんがリツイート | 4 RT

連続ツイート「『名づけえぬもの』とは何か? ドイツ語とサンスクリット語における『名づけられたもの』から始まる言語と構造について」


(名1)私達が日頃呼んでいる「犬」や「猫」、「花」などと「名づけられたもの」とは、一体何だろう?一方、「名づけえぬもの」とは一体何だろう?同じインド=ヨーロッパ語族に属するドイツ語とサンスクリット語の仏典を勉強する中で思うことがあったので、書き留めておきたい。


(名2)ドイツ語でSubstansiveは名詞のこと。これを無限である空から切り取られて名付けられた現象(=名詞)、すなわち名詞を現象である物質(Substance)として「名づけられたもの」と考えると、全ての実体とは現象であり空であり、これは般若心経の色即是空と同じ構造となる。


(名3)般若心経は、物質的現象(色)には実体が無い(空)のであり(=色即是空)、実体が無いからこそ物質的現象(=空即是色)である、すなわち物とは現象であって実体がない、と述べている。言い換えれば、「到る所にあるが、どこにもない」本質的なものとは、言語的なものだということになる。

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(名4)また名詞を形容する形容詞は一方向の関係ではなく、双方向の関係を持つ。例えば、「小さい車」は「大きい靴」より大きく、「青い信号」は、「青い海」よりも緑がかっている。つまり「小さい」や「大きい」の大きさや、「青い」の「青さ」は、形容される名詞によっても決定されている。

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(名5)主語を取る名詞とは、動詞を従える為に必要となる主格(名)であり、動詞を形容詞的に用いる、言わば動名詞だと考えられる。名詞と形容詞、名詞と動詞の双方向の関係は切り離せず、主語になる「名付けられたもの(Nominativ)」は、動詞や形容詞なくして成立することはできない。

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(名6)般若心経は、名詞と動詞の関係を、「チャルヤーム・チャラマーノ=行を行じる(=動詞から定められた名詞を動詞する)」という過去分詞の二段論法にて表記している。つまり「花が咲いている」ではなく、経験を内部化した「花が花を咲いている」とすることで、「主体」の存在を消去している。

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(名7)これは花(主格=Nominativ)が、私達が花と呼び認識することができるもの(名詞=Substansive)を、咲いている(=動詞)、と思考することで、経験から名詞化した動詞の共有と、成立した主語とその動詞が切り離せないことを指すことにより縁起の思想を説いたものである。

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11月22日(木)のつぶやき

2012-11-23 01:23:12 | Weblog

J.ケージの言った「ベネチアは世界で最も進んた都市だ。なぜなら既に自動車を放棄してるから。」という台詞は、音楽家ならではだなぁ、と思っていたが、いまは限定しなくてもいいかな。

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それにしても戦況が分刻み、秒刻みで両サイドから伝わってくるというこの時代はいったい何なんだ?!

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人間になったポニョが「宗介、船だね」「宗介、おいしいね」と、だいすきな宗介と地上での経験を共有できる喜びを、水にしずんだ町を背景に、一つ一つ大切そうに呟くシーンがあります。まるで始めから2人きりしかいないみたいな終わりの世界で、老夫婦のように、しずかな喜びをかみしめる子どもたち。

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映画「ポニョ」は夏目漱石の『門』へのオマージュ作品だと考えられますが、きっと宮崎監督は、漱石のオルターエゴである宗介を子供に置き換えて、彼らが大人になったら漱石を読んでもらいたい、そして優れた夫婦生活を送ってほしい、との願いを込めたのだと思います。 @arcadie

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鳩山氏の退陣:鳩山氏の退陣は残念だ。鳩山氏が断固戦う姿勢に欠けることがあったのは政治家として残念だ。しかし、同時に鳩山氏が掲げた方向は決して間違っていない。普天間の最低でも県外移設を唱えたのは当然だ。沖縄県の大多数が反対している。県民の負担軽減を優先するのは民主主義の指導者として

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鳩山氏の退陣2:当然だ。問題はそれに対する官僚、マスコミ、政治家が一体としてサボタージュ、抵抗したことだ。米国がだめだというや、防衛大臣、外務大臣はすぐ降りた。外務省員、防衛省員はすぐにサボタージュを開始した。米国と連携取りながら。政治家、官僚、マスコミのいずれもが米国の意向を

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鳩山氏の退陣3:重視し、選挙民の選んだ首相の意向を全く無視した点にある。読売新聞など「確かな見通しがないのに“最低でも県外”と主張し、外交の基軸である日米同盟を揺るがした」と非難している。太平洋司令官だって普天間移設には20以上の選択があると述べている。防衛省、外務省が首相指示の

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鳩山氏の退陣4:具体案を徹底的に提示しせず。選挙で選んだ首相の指示に背を向け、米国の意向を重視する政治家と、官僚と報道機関。これが混乱の最大要因だ。この国は名前だけ独立国の様相、政策は米国発。そして独立的指導者がでそうになると潰す。その走狗が読売。今日の鳩山批判社説は醜い。

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エストラゴンは「人参をさがしに行く」と言って探しに行こうとはしない。それは何故か。ゴドーの伝言を伝えに来る男の子をみてウラジミールが「同じことを繰り返すか」と言うことからも伺える。人は口では約束するが、行動にはなかなか移さないものだとでもベケットは言っているように聞こえる。

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イスラエルとガザの停戦も約束が破棄されるのではと疑いたくなるに違いない。みな、ゴドーを待っている。待ち続けているのだから。エストラゴンやウラジミールが「行こう」と言いながら動かないのと同じように。このことはイスラエルとガザに限ったことではない。沖縄が日米両政府に対する思いも同じだ

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11月21日の高江の様子 blog.goo.ne.jp/awamori777/e/a… 毎日更新されていく目取真俊さんのblogから沖縄の声が聞こえる。

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@arcadie 漱石の女性像、興味深いです。門はここで読めますので、もしも興味があれば。aozora.gr.jp/cards/000148/f…


母音に色彩を付けて、太陽と繋がった海のグラデーションを『永遠』として詠んだのはランボーだったが、他とは異なる「名づけられたもの」として指定する恣意的な言語を、さらに関係代名詞を無限に繋いで一文を作れば、全体から部分を表記し続けることになり、そこに空が現れるだろう。

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ビートルズの名曲「Lucy in the Sky with Diamonds」の歌い出し"Picture yourself in a boat on a river"も、私の存在を可能にする環境と、それを特定する言語の恣意性、さらに全体と部分との関係を歌詞として巧みに扱っている。


ニュートンの色彩論に多大な影響を受けたのはターナーだったが、ランボーの『永遠』もその影響下にあるのではないか。またニュートンの色彩論を激しく批判したのはゲーテだったが、ターナーを激しく批判し、味噌汁の色から日本の美学を立ち上げようとしたのが、『草枕』における夏目漱石だった。

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もしもデカルトの言う様に、能動と受動とは異なる主体と客体における同一の出来事だとするのであれば、全てが肯定(=能動)され得るのは目的語を取らない自動詞のみであり、またそこに自由意志は存在しないだろう。


幾何学を数学的に裏付けることで近代物理学を大成したのは、プリンピキアを著したニュートンだった。彼はエジプトの錬金術に関するエメラルド・タブレットの研究をしており、水銀の摂取さえしていたそうだが、その際ニュートンが大乗仏教中観派の縁起の思想に触れた可能性は無いだろうか?

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細野晴臣はニュートンと同じく、錬金術の書であるエメラルド・タブレットの研究をしていたと伺ったことがある。彼のこういった興味や日本語ロックへの執着、その後のYMO時代の彼のある種異常とも思える海外志向は、タイタニック号に乗っていた彼の祖父の記憶とも無関係ではないと思う。

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ニュートンの錬金術に関する書物をコレクションし研究したのは経済学者ケインズだった。第一次大戦後の経済はケインズ派が主流だったと思うけれど、国民国家がグローバル資本主義に飲み込まれることで生まれたネオリベラリズムが終焉を迎えると同時に、彼の時代を担った役割は終わりを告げるだろう。

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ムハンマドのイェルサレムへの「ナイトジャーニー」のモチーフは、聖家族の「エジプト逃避行」に着想を得たものではないか?だからこそムハンマドは、エルサレムでモーゼ、ガブリエル、アダム、洗礼者ヨハネやイエス等と出会うことになったのだろう。en.wikipedia.org/wiki/Isra_and_…


@pookie_sweetie そうではないと思いますが、確かに寝苦しそうですね(笑)


ジョン・レノンの名曲『マザー』の冒頭の歌詞"Mother, you had me, but I never had you."は、ジョンの胎内体験に根差したものだと思う。

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