@das_unheimliche とても丁寧にレス下さり、とても嬉しかったです。ありがとうございます。私も分からないことだらけなので、引き続き勉強して行きたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いします。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月29日 - 09:48
私の友人で小学生の頃、クリスマスの日に目が覚めたら、枕元にガムテープが置いてあった、と話してくれた女性がいる。彼女のお父さんは大工をしていたそうなのだけれど、きっとこのお父さんは、娘に何をプレゼントすれば良いのか全く見当が付かず、せめてもの行為としてそうしたのだろうと思う。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月28日 - 12:51
「渡辺功の息子です」と病院で自己紹介した時に、息子とはそれこそ気息(息)、すなわちギリシャ語で心や魂を意味するプシュケーそのものだな、きっと父の中にあった何者かが、メディウムとしての私の体の中を流れているんだな、と感じた。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月27日 - 16:05
息子の語源で、苔が「生えて来る、生まれて来る」を意味する言葉「ms=msi=musu=生す」が古代エジプト語に由来するという話。これはギリシャ語のPsi,英語のpussy,ドイツ語のmussiとも関係していると直感した。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月27日 - 16:06
d.hatena.ne.jp/hetakes0/20130…
魂がウパニシャッドに登場する「タトバマシー(君はそれである)」に由来すると考えると、息子や苔むすのルーツにある、「生まれて来る」を意味する古代エジプト語ms=msi=musu=「生す」も、メソポタミア地域で話されていた国際語アッカド語をヒエログリフで音写したものではないか。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月27日 - 16:14
フッサールを理解できなかったレヴィナスと、それを批判したデリダは、自己規定をする他者を「暴力的他者」と呼び、その言葉に振り回されてしまった結果、分かりやすい他者論に陥ってしまい、超越論的なものを扱えなくなった様に思う。これは哲学史における大変な損失だと思う。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月27日 - 16:17
芸術は自己表現ではないとしたら、芸術は、自らをメディウムとして、自己と他者を成立させている何か超越的なものを明るみに出そうとする挑戦であり、その意味の共有を試みるのが、芸術鑑賞の醍醐味なのかもしれない。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月27日 - 16:20
デリダの差延は、時間を主体的・意識的に捉えすぎだと思う。意識から時間が生まれる訳だけれど、あくまで意識を含めたすべての現象の移り変わりの中に時間があると考えるべきではないか?
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月27日 - 16:24
昨日はMaho Kubota Galleryのオープニングにて、安部典子さんの新作展を鑑賞して来た。安部さんのカッティング作品の展開が見れて良かったのと、それら作品を見ながら、久しぶりに安部さんと芸術談義ができたのが良かった。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月25日 - 09:40
mahokubota.com/ja/
久保田真帆さんから「渡辺さんと一緒に作っていた引き伸ばし機の作品、赤瀬川さんの遺作になってしまいましたね」と言われて、心底驚いた。当時SCAIに勤めていた久保田さんから、「赤瀬川原平さんの個展をキュレーションしませんか?」と言われて、個展「残務処理」のお手伝いをしたのだった。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月25日 - 09:42
赤瀬川原平さんから「引伸機を梱包したい」と相談を受けた時、写真に疎い私は、引伸機というものの意味が分からなかった。すると赤瀬川さんは、「最近の人には分からないかもしれないね」と言って、こういう卵型の引伸機が欲しいとドローイングして渡して下さり、それに似たものを私が探したのだった。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月25日 - 09:43
引伸機を作品として梱包する際、その押収されたかの様な「物件」ができるだけ古く見える様、ワイヤーでくくりつける札を染めて欲しいと依頼を受けた私は、札をコーヒーや紅茶などで染めて年代物の風味を出してお渡ししたのだった。その頃には赤瀬川さんの体調が優れず、直後に震災が起こってしまった。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月25日 - 09:46
赤瀬川原平さんの『引伸機』の作品イメージを見た時、「ああ!これは私が購入した引伸機だ!」と気づいて、心底驚いた。まさかこの作品が遺作になってしまうとは思いも寄らなかった。日本滞在中に、東慶寺にある赤瀬川さんお墓をお参りしたいと思う。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月25日 - 09:48
hiroshima-moca.jp/akasegawa/work…
東慶寺のその近くの大船には、田谷の洞窟と呼ばれる禅の修行場があるらしい。せっかくの機会なので、ぜひ訪ねてみたい。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月25日 - 09:49
odekake.info/kanagawa/24_ta…
もの派のアーティスト、吉田克朗さんの妻だったのりこさんから、伊豆半島は南方からフィリピン海プレートに乗っ てやって来た外来地塊で、半島の北部と南部で生態系がかなり異なる、韮山にいるとそれが良く分かるという話を伺い、沼津生まれの私にとって、目から鱗だった。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月25日 - 09:56
イギリスのEU離脱に関して、20世紀を支配していたアングロ・サクソンの原理がここから崩壊すると私は考えている。そしてそれはヘーゲルが指摘した、ローマ人は対象のうちにまず対象そのものを見て、次にその中に隠されているものを見るという「二重像」の終焉にも繋がって来るだろう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月25日 - 10:02
やはり二重像が前提となっている個の自由意志に基づいた帝国的な多数決による意思決定ではなく、一元論的アプローチとしての帰納法もしくはアブダクションを用いて最適解を出す様にしないと、世の中はこれ以上よくならない、さらにそれはヨーロッパの内部からは生まれない、と私は考える。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月25日 - 10:06
今日の朝、とても不思議な体験をした。それは私が「ジョーン・ジョナス問題」と呼ぶ、信じがたいほどの偶然が重なったものなので、普通の人にはおそらく理解不可能だろう。早く誰かに言いたいのだけれど、その意味を理解してくれる人にしか言えない内容なので、ずっと心がざわざわしている。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月25日 - 14:47
正直であり続けることって、簡単なことではないかもしれないけれど、とても重要なことだと思う。それができなくなった時、その人の顔は歪み始めるのだろう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月23日 - 00:05
大阪の国立国際美術館での森村泰昌さん個展「自画像の美術史-『私』と『わたし』が出会うとき」の最終日に滑り込んで、展示と新作映画を見ることができて、感激した。特に映画の出来が素晴らしく、私が魂をテーマに映画を作ろうと思ったのも、森村さんの影響が少なくなかった、と痛感した。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月20日 - 21:52
私はニューヨークで森村泰昌さんのお手伝いをする中で、本当に沢山のことを学ばせて頂いた。作品や映画を見て、また久しぶりに本人とお話させて頂き、「横浜トリエンナーレでもらった宿題を、今作家としてやっている所です」と伺いながら、彼は本当に誠実な人だなぁ、この人に会えて良かったと思った。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月20日 - 21:55
四川省出身の方から、四川では焼き餃子ではなく水餃子を食べる習慣がある、と聞いて意外に思った。ナムジュン・パイクは、中国大陸に残る辛いものを食べる文化は、シベリアから南下した韓国人の祖先と共通すると仮説を立てたけれど、満州系の移民が、韓国経由の辛い食べ物と水餃子を齎したのだろうか?
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月19日 - 13:33
寿司の誕生地として世界で最も有名な魚市場となった築地を豊洲に移転するって、ありえない暴挙であって、これこそ究極のジェントリフィケーションだろう。「法隆寺も平等院も焼けてしまって一向に困らぬ。必要ならば法隆寺を取り壊して駐車場をつくるがいい」と嘯いた坂口安吾の世界を地で行っている。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月19日 - 13:36
ナムジュン・パイクの家族は、10月になると巫女を自宅に招き、男性を家から追い出して女性のみとし、シャーマンの儀式を通じて魂を下ろしていたが、これも10月に開催されるAll Soul’s dayや、そのルーツにあるケルトのサウィン祭とつながっていると思う。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月19日 - 13:38
今日もよく働いた。ランチで初めてまい泉のとんかつセットを食べたのだけれど、クリームコロッケの優しい味に、身も心も大満足だった。美味しいものを食べると、それだけで結構頑張れるんだな、そんなことを再確認した。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月16日 - 21:17
ワタリウム美術館のナムジュン・パイク展の準備を進めながら、ジョージ・オーウェルが『1984』で描いたディストピアを、サテライトTVを使って世界をひとつにするというユートピアへと変更したパイクは、まるで憂き世を浮き世として生まれ変わらせた江戸期の版画家のようだと感じた。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月16日 - 21:20
日本に帰って来てから、ちょー仕事している。時差ボケにも負けず、これからもう一仕事、頑張るぞ!
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2016年6月15日 - 21:34
「生長の家」が安倍政権を支える日本会議を「原理主義」として異端宣告。
今夏の参議院選挙に対する生長の家の方針「与党とその候補者を支持しない」 jp.seicho-no-ie.org/news/sni_news_…
信じられない。こんな最近の歴史まで修正してしまうとは。議事録じゃないじゃないですかこれじゃ。言い間違いなら言い間違いで、そのまま記録すべきです 安倍首相の「立法府の長」発言が国会議事録から消される(渡辺輝人) - Y!ニュース bylines.news.yahoo.co.jp/watanabeteruhi…
@kokesi1101 ありがとうございます!大感激です!!!!!