メールボックスを開くと、ドイツ人の友人からからメールが来ていた。珍しいな、どうしたのかな、と思って楽しみにメールを開くと、悲しいお知らせが待っていた。
NYでよく一緒にお酒を飲んでいた友人のビデオアーティスト、Klaus Lutzが亡くなった、というお知らせだった。クラウスとは、随分芸術談義もしたし、気ごころのしれた仲間だった。1940年生まれ、と私と40歳も年が離れていたにも関わらず、アートについて夜遅くまでサシでお話したこともあった。クラウスはいつも全身真っ黒な格好をしていて、「グレン・グールドみたいだね」、と言うと子供の様に笑った笑顔が忘れられない。クラウスは本当に変わった人だったけれど、12月の初旬、年に一度だけ開く伝説のクラウス・バーというのがあって、それに参加したかったのだけれど、マイアミ・バーゼルの仕事で参加できなかったのが、本当に悔やまれる。こんな事だったら、彼ともっと時間を過ごした方が良かったのではないか、とさえ思う。
時間だけが、全ての人たちに対して、無慈悲に進んでいく気がする。自分の限られた時間を、どうやって使おうか。考え抜いていかなくては、と思う。
Klaus, sleep well, and I hope to see you again.
NYでよく一緒にお酒を飲んでいた友人のビデオアーティスト、Klaus Lutzが亡くなった、というお知らせだった。クラウスとは、随分芸術談義もしたし、気ごころのしれた仲間だった。1940年生まれ、と私と40歳も年が離れていたにも関わらず、アートについて夜遅くまでサシでお話したこともあった。クラウスはいつも全身真っ黒な格好をしていて、「グレン・グールドみたいだね」、と言うと子供の様に笑った笑顔が忘れられない。クラウスは本当に変わった人だったけれど、12月の初旬、年に一度だけ開く伝説のクラウス・バーというのがあって、それに参加したかったのだけれど、マイアミ・バーゼルの仕事で参加できなかったのが、本当に悔やまれる。こんな事だったら、彼ともっと時間を過ごした方が良かったのではないか、とさえ思う。
時間だけが、全ての人たちに対して、無慈悲に進んでいく気がする。自分の限られた時間を、どうやって使おうか。考え抜いていかなくては、と思う。
Klaus, sleep well, and I hope to see you again.